局の道楽日記

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生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

観劇で感激

2013-11-17 21:54:25 | 見る(映画 劇場 美術館など)
昨日はこちらの劇団の観劇@中野

  ☆  



親友AとN 女性建築士コンビとワタシ3人で観劇だった。

Nちゃんがこの劇団の主宰さんと知り合いという関係でこれを見始めて5年くらいはたつだろうか?
最初は素人っぽいエネルギーはすごく感じたが、ドタバタで私にとって意味不明?に感じる作品が多かったんだけど、数回前から脚本家が変わってから俄然面白くなった。

昨日の作品もあらすじを書いちゃうととてもベタなんだけど・・・

閉校になる中学を訪れた主人公 これからタイムカプセルを掘り出すという。彼が過ごした2年2組の教室に一人たたずみ当時を思い出している。
さまざまなクラスメイト。主人公は喘息もちで弱っちくて不良にたかられているダメキャラだった。そこに転校してきたのは九州弁の美少女だった。彼女はたちまちクラスの人気者になるが、それに嫉妬する女子たちにいじめられて嫌な噂を流されて孤立する。
彼女に恋していた主人公はそれをかばって不良になぐられる。
また転校していった美少女は、交通事故で亡くなってしまう。
タイムカプセルの手紙の中には彼女が主人公へ好きだったという言葉が書かれていた。

ホントベタでしょ? でもこれが面白かったのですね。もちろんこの劇団特有のドタバタアクションやとぼけたセリフで笑わせてももらい、スクリーンに映る昔ながらの学校の渡り廊下の風景や放課後の生徒が立てる音の演出がとてもうまくて、当時の気持ちにタイムスリップするような気持にもさせられた。
せつないラストも決してじめじめさせず、さらっと回収しつつも後からじんわり余韻が来る そんな演出。

すごいな~ 化けたな~ この劇団って感じで感激。





コメント (2)
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