局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

豆にひかれる

2011-11-10 23:07:54 | 食べる
先日実家地方の画家のアトリエにお邪魔して 彼女手作りのランチをごちそうになったのだけど、その時の豆ご飯がとてもおいしいのに感激した。
なんでも色々な種類の豆を煮て冷凍しておいて その日の気分で組み合わせて炊き込むんだそうだ。色々な豆の味がちょっと塩味のついたご飯と混ざり合って、奥深い味。豆の滋養ってもんがとても感じられた献立であった。

「その冷凍したのちょうだい」と舞台友N。画家の食器棚からちゃっかりワインを見つけて飲んでいる。
小学校からの友達の遠慮のなさよ・・・ 

さすがに私はそれには便乗しなかったが、これからちょっと豆を料理に取り入れてみようと決心した。(我ながら影響されやすい女である)

実家の母もいつも豆を煮ているが、昔ながらの日本のお惣菜としての豆料理である。大豆を他の野菜と炊き合わせる五色豆とか花いんげんを甘く煮て箸休めにしたり 美味しいけどそんなに新鮮味がないレパートリーからあまり進歩していない。

ちょっと違うパターンで作りたい、と思った私。

レシピサイトも便利だけど片手間にパラパラ見ながらどれにしようかな?って計画するにはやはり一冊の本が便利である。
そこでアマゾンで「豆料理」で検索 一番初めに出てきたのがこの本である。



しあわせ豆料理 大庭英子著 家の光協会

レビューを見たら わかりやすくてどれを作ってもおいしいとみんな絶賛している。

早速購入

と同時に早速近くのスーパーで金時豆を一袋購入



生協で買った冷凍のあいびき肉があったのでその本に出ていたチリコンカンを作ってみた。
おいしいんですけど~~

そのまま食べてももちろん オムレツの具にしてもおいしいし、グラタン皿に盛って溶けるチーズを乗せてチンしてもおいしい。トーストに載せてもよろし。

あと 「ゆでてあえるだけ このおいしさをみんなに教えてあげてください」とのコピーとともに紹介してあるので紹介するけど 金時豆のシンプルサラダもおいしい。 ゆでた金時豆を熱いうちに 塩とオリーブオイルと酢とこしょう(要するにフレンチドレッシング)で和えて たまねぎとにんにくとパセリのみじん切りと混ぜるだけ。

 写真撮る前に減ってしまった(おいしくて)

ホントおいしかった。ツナなんか足したらもっとボリュームのあるおかずになりそう。

これの大豆バージョンも作って春菊とジャコとあえてみたけどこれも好評。



この 「しあわせ豆料理」は使える本である。

しかしみなさま 家の光協会ってご存知でしたか? 名前はどこかで聞いていたけど 私はなんかの宗教関連かとも思っていたが、JAの出版社なんですね。創業は大正時代にさかのぼる由緒正しい出版社らしい。 
それにしてもまぎらわしいネーミングである。手かざし系とか新宗教かと思ってしまったじゃないか・・・

ってことで安心してw買ってくださいね。

ついでに言うと この手の料理本って 外観が地味目の方がおいしいものが多い気がする。

私が一番参考にする料理本は婦人の友社から出ている 毎日のお惣菜シリーズ



この 豆腐と乾物料理 の中にの乾燥豆のレシピが結構あった。 この本は写真やイラストも少なくてわりに無味乾燥なんだけど材料別に編集してあるし 普通のスーパーで買える程度の材料でおいしくできるのでホントに今まで役に立ってきた。

昔友達に n★n-noの料理本(豪華 写真一杯)を見せてもらってためしに作ってみたけど 「ホントにこのレシピで作ったんかい?」と著者に突っ込みたいくらいの面妖な味なものができた。

話は戻るが しあわせ豆料理 なんてなんてことない題名と控えめな編集が好感が持てるレシピ本です。
TPPに負けずにがんばれJA!とひそかにエールを送ったのである。




コメント (4)
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