局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

珍しくもスポーツ観戦の日

2011-11-25 23:30:22 | 見る(映画 劇場 美術館など)
普段スポーツ観戦にほとんど興味のない私(家族の出る試合も観に行かないほどである)だけど、唯一の例外は11月23日のラグビー早慶戦である。

といっても三年ぶりか・・・

オットの友達の早慶卒の人たちを中心に毎年観戦ツアー、観戦後はお茶か飲み会という流れである。
本来のメンバーの家族や友達も参加したり入れ替わったりするが 今年は20人程度の参加。途中の酒屋でおつまみとビールなどを買い込み、試合の始まる30分ほど前からスタジオで飲みながら しばし若い子たちの試合を楽しむのである。

と その前に・・・ この日は小さな事故があった。
待ち合わせ時間ギリギリくらいに家を出たオットと私。冷えると嫌なので結構着こんで寒さには対抗できるようにしてあったが、予想より温かく日差しもふりそそいでいた。
これは防寒よりも紫外線対策しなけりゃ・・ 私はオットに駅まで先に行ってもらうことにして サンバイザーとサングラスを取りに家に戻ったのである。
ほんのちょっとあせっていた。 あせっていたので普段のひと手間を惜しんだ。
足が左利き ★のところで書いたが 実は私は左側から自転車に乗れないのである。ただストッパーは左についているのでそれをはずして右に回り込んで乗るのだが、この日はそれをしないで左から乗ろうとした。
で、バランスを崩し自転車もろとも地面に転がったのである。
とっさに右手と両膝をついて そう大事じゃないってのはその場でわかった。 
スラックスは別にやぶれてもいないしその下に厚手のタイツも履いていたが、ひざが痛いこと痛いこと。
しかし、オットは駅で待ってるし待ち合わせ時間はせまってるし仕方がないからそのまま自転車で駅に行ったのである。

で、ラグビー。

強く打ったほうの左ひざがジンジンするのを感じながらも神宮前から秩父宮ラグビー場に行く道はちょっとしたお祭り騒ぎでこれから行われる試合への期待感が湧きあがっていく。


早慶両方の新聞をもらって競技場へ





今日は結構後ろの席だったけど この競技場は陸上トラックがない分近いので臨場感を感じる。その点国立競技場はどこの席もなんだか遠いしトイレは少ないし寒いしで一度行って懲りたので大学選手権の決勝は行かないことにしている。(その程度の根性しかないんである)



この日は本当に良い天気 ビールもうまかったよ。

 
慶応のチアリーダー

 

早稲田のチアリーダー

両者とも三段タワーから一番上の子が後ろに宙返りして降りて下の子たちに受け止められるとか大技を展開。大学のクラブでここまでやるんだね。がんばるな~と思いながらも 脊髄損傷でもしたらどうするんだ? と心配になってしまうのは同じ年頃のムスメを持つ身であるからだろうか? どうぞ気を付けて。

 

試合は一瞬慶応がリードしたが、終始早稲田優位だった。私が解説しても不正確なのでYAHOOのスポーツサイトを引用すると↓


 ◇関東大学ラグビー対抗戦グループ 早大54―24慶大(2011年11月23日 秩父宮)

 伝統の早慶戦を行い、早大が9トライの猛攻で慶大に54―24と快勝した。2連敗の早大はNo・8大峯功三(東筑)、SO小倉順平(桐蔭学園)、CTB布巻峻介(東福岡)の新人3人を早慶戦では79年以来32年ぶりに先発で起用。前半15分に小倉と布巻が絡んで先制トライを奪い、チームは勢いに乗った。ルーキーの活躍でバックス陣の高速展開に磨きがかかり、最終戦の早明戦(12月4日)と大学選手権(同18日開幕)へ弾みをつけた。敗れた慶大は5位が決まった。
 

だそうだ。

この日の席は 私たち夫婦を挟んで、右がW卒の翻訳家♀と高校教師の♀ 左がK卒の証券アナリスト♂と経済学教授夫妻だった。
トライの度にW卒の女子コンビが小豆色の旗を振って絶叫し、Wに点が入るたびに アナリストがぶつぶつ20年前からの慶応の戦いぶりを引き合いに出しながら講釈する。
もうわかったからアナリスト黙っててよと思う時もあったが楽しい観戦だった。

この試合って観に来る人たちが文化度を感じる。あまりにひどいヤジとか飛ばすと周りの観客から注意されるような自浄作用があるところ。観客の年齢はまちまちだけど、品の良い老夫婦が(じいさんがしゃれたアスコットタイなどしてるような)楽しそうにしゃべりながら観戦しているところを観るのが好きだ。



早稲田勝利

 

今年の神宮の銀杏並木の黄葉はイマ一つだったが、秋の行事が一つ終わったなって感じながら信濃町までゆっくり歩いた。

この日は★洲まで足を延ばして

 オットの知り合いの店へ

 おしゃれな店内に

 オトコマエな店長

 
 素材の良いイタリアンに

 ランドックのヌーボーを合わせて満足ディナーだった。

しかし この日は家に帰ってからが・・・1

帰っておそるおそるタイツを脱いでみたら 両膝に擦過傷と左ひざに多少の腫れ。


とたんに痛みを思い出してオットに泣きついて消毒して湿布を貼ってもらう。(痛くしないでよ 丁寧にやってよねと注文つき)我ながら大げさだとは思う。

「ホントお前って痛みに弱いな~」と呆れられる。
確かに我ながら肉体的な痛みにはつくづく弱い。いくら学生とはいえ4軍くらいまであるラグビーチームの面々と比べるのもおこがましいが、自転車で自爆してこんなにダメージを受けるんだから あの子たちの日常の傷なんか受けたらとてもじゃないが生きていられないであろう。
チアリーダーの子たちも考えてみればあんなことやろうってのは改めてすごいね。技を失敗したらこの程度の怪我じゃすまないね。それでもやろうってのは若さってもんだろうか?
もっとももう一度若返っても私はやらない、頼まれてもしないであろう。

いつも思うんだけど(ミッションインポッシブルなんて見ると特に)こんなに痛みに弱くて方向音痴だと絶対スパイになれないと思う。任務でどこかに侵入しても出口がわからなくなるに決まっているし、当然すぐにつかまって拷問でもされりゃすぐにしゃべる(いらないことまでペラペラ)であろう。
もっとも 私にスパイになれって要請が来ることはないと思うが。

あっ また最後で話がそれた。


コメント (4)
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