局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

台風一過

2011-09-22 01:01:49 | 日々の生活
いや~ 今日(もう昨日か)の台風15号はすごかったですね。

みなさま ご無事だったでしょうか?

私は出勤、娘も学校だったが、ひどくなる前に家に戻れたので問題はなかった。
そしてオットは防災責任者でもあるので今日は職場に泊まるってことでそっちもまあ安心。
実家の両親が心配だったので電話したら、父が止めても止めても庭に出たり道路に出たりしたがると「もう~っ! パパはちっともわたしの言う事聞かないんだから! これで怪我しても絶対面倒みてあげませんからねって言ってやったのよっ!」と母が怒り狂っていた。
こういう台風に付随して必ず 畑の様子を見に行って用水路に落ちて亡くなった80ウン歳なんてお年寄りがニュースで報じられるが一歩間違うと父もこうなりそうなのでやめてもらいたいものである。

ところで問題はドラ(息子)であった。普段は独身寮に住み、そこから出勤しているので私は彼の動静はあまり気にせずに過ごしているのだが、ちょうどこの日は家に帰ってきて次の朝に我が家の車で出勤して仕事後、友人たちを職場近くの駅で拾ってそのまま高速に乗って 彼の精力を注ぐスポーツの大会に出かける予定になっていたのである。

そうなると気になるではないか(親バカ)
折しも帰宅時間 東京は台風直撃である。ニュースを見るとJRや私鉄 地下鉄までも停まり、ホームに入れない人があふれ、バスやタクシーは長蛇の列である。

「兄ちゃん帰れるのかなあ? 私迎えに行ってあげようかなあ」とムスメ、運転したくてしょうがない時期である。しらないうちにムスコにメールして約束している。(妹バカでもある)
この台風の中、若葉マークをくっつけたムスメ(しかも新車)に迎えにやらせたら生きた心地がしないではないか。
「大丈夫だよ。もう慣れてるよ」と言われたが、心配で助手席に乗る私(さらに親バカ)

5時6時くらいはバケツをひっくり返したような雨と家が揺れるような風だったが 私たちが出かける頃には大分それらは収まっていた。
しかし幹線道路にはたくさんの葉っぱやごみが散乱して、強かった風雨を物語っていた。
ムスメの運転は大分進歩していて幹線道路の車線変更などもなめらかでめりはりのあるものになっていたのでちょっと安心した。

で、ムスコの職場の一部の人たちは電車が止まっているので帰れるめどがたつまで飲み会に行ったらしい。残っていた上司や同僚に 「迎えが来たので帰ります」と言ったら 「このボンボンが~!」と言われて 「そうなんですよ。すんません」と言って出てきたそうな。(ホント人を食った態度のヤツだ)

ムスコをピックアップしてUターンした頃は雨風は収まっていた。

「今日もクソ忙しくて昼飯はおむすび一個しか食べられなかった。腹減った」というムスコに煮込みハンバーグその他を食べさせ、「明日早いから寝るわ。7時に出るかんね」とさっさと寝たムスコ。
あいかわらず母、妹をふりまわしたあげくのマイペースである(言いたくないがやっぱりB型って・・)
学生時代だったら 好きにするなら世話はやきませんよと放っておいたが、いざ仕事で疲れて帰ってくるとなるとつい世話をやいてしまうではないか。
こうなると家から出て独立してくれて良かったなあとつくづく思った(毎日世話なんかしてられまへんわ、これからM子よ頼む)

そしてようやく一人の時間。こうやってパソコンに向かっていると、あんなに荒くれていた空がすっかり澄んで、ひそやかな虫の音が聞こえてくる。

台風一過。明日は秋晴れが戻ってくるに違いない。

ところで台風一過って音から、私は昔(小学生くらいのころ) 台風一家だと思っていた。
お父さんが雲でおかあさんが風 子供たちは雨粒や波なんてイメージでそれぞれ顔がついていて大地や海原を暴れまくる絵を頭の中に作っていたw

だから今でも「台風一過」と聞くと その頃描いていた顔のついた雲や風の絵が頭に浮かんでくるのだ。
今頃は東北地方で暴れているのかしらね?
被災地なんだから穏便にすませなさいと言いきかせてやりたい。




コメント (4)
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