局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

プレゼント交換  偽レブ会番外編

2010-12-09 23:07:11 | 
ダウンジャケットのポケットにもみじ饅頭の包装フィルムを見つけて懐かしがってる私です。

広島最後の日 ナナパパ&ママに東城へドライブに連れて行っていただいた日の事を書こうと思ったが、今日は一日出かけていて おまけにちょっとワインも飲んできたので、巨編になりそうな東城紀行はまた明日に。

今日はプレゼント交換でいただいたものについて書こうと思う。

  

↑これです。 広島弁カルタ。CD付きである。

読み手は 堀じゅん子さん(忍者ハットリクンの声優さん) イラストは 高橋信也さん(ずっこけ三人組の作画)
方言監修は 町博光さん(広島大学大学院教授)というラインアップである。

表紙には広島の誇る世界遺産の宮島の鳥居と 取り札と読み札がならべてあり、「おらばんの! ちゃんと聞こえとるけ!」となかなかディープな例があげてある。「聞こえとるけ」はわかるが 「おらばんの」は初耳である。
しかし心配するまでもなく標準語訳も小さいフォントで脇に書いてあるという気の利いた商品である。 ちなみにこの訳は「わめかないの! ちゃんと 聞こえているから」 となっている。 とすれば 「おらばんの。」の基本形は「おらばる」=「わめく」でよろしいのでしょうね?

元々私が広島とご縁ができたのは ナナパパのブログであり、彼のブログは標準語で書かれてはいるものの 家族や友人との会話は忠実に広島弁をなぞって表現されていることが多い。 ということでこの数年間で随分耳慣れ(目慣れ)てはきた広島弁ではあるが 体系的にはマスターしてはいない。そして自分で使おうと思うと「けえ」しか使えないのは情けないところである。

このかるたで広島弁をマスターしようではないか。

ざっと読み札を眺めてみると 「うちら広島じゃけー お好み焼きが好きなんよ」 など標準語訳を見るまでもないものもあるが、おらばんのと同じように「しごうするで」とか「すいばりたったわ ぶち痛い」などとなかなか推測がつかない言葉もある。
「ねんだあほりんさんな」と「ほんそほんそしちゃろう」もわからなかった。「まめにゃぁありますかい? ひーさ見なんだのー」もわからん。

来年までにしっかりマスターして広島弁スピーカーデビューを果たそうと思う。
ちなみに女社長さんがおっしゃっていたことには 旧広島市の広島弁って一般で思われているような(例えば仁義なき戦いのヤクザが言うような)のよりずっとお品がいいんですってね。「おどりゃー」なんていうのは殆ど使わないし あのヤクザ語は作られた広島弁とおっしゃっていた。
そう言えば女社長さんの広島弁は どこかはんなりしている  「きちゃったんですよ~」などと言うときのアクセントが私は好きです。 

このカルタも欲を言えば 読み手が女性と男性一人ずつくらいで 女言葉と男言葉で使い分けてもらいたいものである。

しかしこれをプレゼントに出品した方は誰でしょうね? 私のところに当たってくれたっていうのはもっと広島に詳しくなれという神の思し召しと思いますよ。

ちなみに私のプレゼントは畳むとダックスの形になるエコバッグとカッパ橋で買ってきた食品サンプルのストラップである。
村上いっちゃんおかあさんに当たったそうです。

使ってくださったら嬉しいな。




コメント (8)
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