局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

クールビズに対する私見

2007-08-12 21:15:20 | 様々な思い
昨日の日記(クールビズに反対する西岡議員について)に対してのコメントで 数少ない常連w 奈々パパさんからの反論をいただいたので、嬉々としてそれについて 私見を書いて見たいと思います。
パパ 無断で引用ごめんね 

ごめんあさい。反対意見 (⑦パパ)私は国会の軽装には前から反対です。
センスの悪いオッサン共が(当然自分のことは置いてます)
ヤクザまがいの服装してらっしゃる。
少々冷房温度を上げても、司法と立法府はネクタイしてちゃんとした格好をしていてほしい。(行政の軽装は良いですよ)

ラフな格好で法律作られてもね。
軽い! 格好は大事じゃと思います。

初めて局ちゃんに逆らったが、嫌いにならんといてね・・w






嫌いにならんからまず 心配しないでいただきたいんですけどw (でも初めて局ちゃんに逆らったが って私がすんごい怖いオバサンみたいな書き方はやめてけれ笑) 確かに私もオジ~ジジにかけての日本オトコはスーツ以外の服装が似合うのって稀だと思います。国会議員の先生たちの開襟シャツ姿 確かに あちゃ~って言いたい方の方が多いのはわかりますです。

でもね、敢えて 意識改革ってのが必要じゃないかってのを言いたかったの。

女袴に思う

これは以前書いた記事なんですが、明治の女学生が なぜ男のものであった袴をはくようになったか、それが当時の社会にどのように受け止められたかということを 私の着物の師匠である先生の講義より抜粋してアップしました。

同様に、以前どこかで書いた覚えがあるんだけど、女性の羽織の話。
江戸時代まで男のものだった羽織が明治以降どうして女性が着られるようになったか?
それは 羽織を着るということで 女を売らないという矜持を保っていた(職業としてお座敷に出ている)芸者たちが 明治の元勲たちの妻になったことで 彼女らがファッションリーダーとなって一般に広まったものであるわけです。

私は着物を着ることと同時に 服飾文化史なんかも少しずつかじって勉強してますが、服飾史ってのが 当時の政治や文化の生活への影響ってのが顕著に現れるってことがわかって とてもおもしろいな~っていつも感じてます。

それで この二つの例をあげたのは、着たほうが便利(袴は動きやすい 羽織はおしゃれ心と防寒でしょうか?)なものが定着した少なからずの力は やはり 華族学校、元勲の妻 という 上からの改革だったからだと思うわけです。

袴なんて ああ華族学校の生徒が履いたのならってことで地方の女学校まで広まったわけだし。

要するに言いたいのは 国会議員がやってるなら 一般の会社員としても失礼じゃないだろって認識は 一般から上への広がりより より伝達しやすいんじゃないかなってことなんです。

地球のために なんて 大上段に構えるのは柄じゃないけど、とにかくこの酷暑、ネクタイと上着で外を歩くのは無理があるし、夏の室温をネクタイ族に合わせて設定するのも止めて欲しい。
ここ数十年で日本の 少なくとも東京の気温って確実に上がっているわけだし、その環境に合わせての意識改革ってやっぱりどこかが旗振って(そう強制はせず、ネクタイしめたければしめればいいし、その人は暑いのは多少我慢ね の設定温度にするのを前提にの話です) クールビズは進めて欲しいと思います。

ネクタイが正装っていうのも 元は欧米文化が輸入されての意識改革として定着されたものでしょ? ここらで高温多湿のアジアに即した夏の正装が日本独自でもいいから提案されて定着してもいいと思うのよね。

夏になると強すぎる冷房のオフィスで下半身に巻きつける毛布や ポケットカイロなんて忍ばせてる女子社員はまだいるわけだから。
今更だけどあの 寒すぎる オフィス、交通機関、公共の建物なんてホントにエネルギーの無駄だと思います。

クールビズ、おじさんたちも 去年よりは着慣れてきたのではないでしょうか?
そのうち慣れて違和感がないようにしていってくれればな~と思うんですけど。


まあね、こうでなきゃってつもりもないし、人の意見はそれぞれだから面白いと思うんだけどね。たまに反論されると自分の考えが少し深まるから面白いな~と思いました。

パパ Thank you !


コメント (4)
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