一週間ほど前から 家の前の道を工事している。その前に この界隈のガス管の交換工事をやってかなり掘り返したあと、全面舗装するのだそうだ。
まあね、ここに引っ越してきてから初めての全面工事、いいかげん道の継ぎはぎも気になっていたので綺麗になるのに越したことはないんですが。
だけど 困るのが車の出入りである。工事の監督さんは毎朝ご丁寧に 「今日は車使いますか?」と聞きに来る。私は今日は朝一でジムに行ってファイトエアロ(ボクササイズです)に行きたかったので9時40分に出て12時には帰ってきますと言っておいた。
それでちょうど出ようとした時、道の側溝のコンクリートのパーツをはずしているところだった。(あっ タイミング悪いな)と思ったときにはもう
「奥さん 出られますか 今 トラック動かしますんで」と 古いコンクリートのパーツをうちの真ん前に止まっていたトラックにさっさと積んで、トラックを移動させて車を出せるようにしてくれた。
こちらは モロに「ジムに行きます」という身支度で、能天気に朝っぱらから遊びと言えば遊びにいくわけである。工事の人たちから「ご迷惑かけます」と言われながら 「こちらこそ~~」と思いっきり恐縮しながら出かけた。
ジムで一時間のレッスンで汗かいて サウナに入って帰ってきたら 今度は道全体が掘り返されてとてもじゃないけどガレージに入れる状態じゃなさそうだった。さすがに(どうしようかな~) と 思っていたら 現場監督さんが飛んできて 「ホントに申し訳ないが5時までには穴をふさぐから とりあえず ウチで借りている駐車場に車を入れておいてくれませんか」とのこと。別に問題ないのでそちらの場所を聞くと、私の車の前を走って案内してくれる工事の兄ちゃん。
ホントに 遊んで帰ってきた上の車の出入りに、恐縮されるとこちらも身の置き所がないではないですか。
近くの駐車場にスペースを確保しておいたらしく、「そこのユンボの隣においてください」 との指示に従い、工事が終わるまで置いておくことになった。
へ~~ これがユンボか。私の愛車にとって初めての種類の隣人だったろう(笑)
この後も 仕事に行くので自転車を出そうとすると 軽々と持ち上げて溝の上を通してくれたり 夕方の後片付けもチリ一つないくらいに掃き清めてくれて、とにかく行き届いた工事チームだった。
山田詠美の本に 「風味絶佳」 という いわゆる肉体労働の男性たちを描いた小説集がある。それに描かれている男たちは シンプルに爽やかですがすがしい人たちである。彼女の独特の感性がそういう種類の男たちを描いているので余計好もしく思えるのではあるけど、その感じはとてもよく理解できた。
本当は 「このクソ忙しいのに暇な主婦が遊びに行きやがって」なんて思っているのかもしれないですよ。でもそれをみじんも感じさせない態度。ホントにこちらが申し訳なく思ってしまった。
この前博多でカラオケをした一級建築士のNちゃん。彼女は商売柄、大工さんやとびの人とも結構交流があるらしい。そこらの関係で一度 クOタの特殊車両の講習会ってものに出たことがあるそうだ。
くい打ちしたり、土をひたすら掘ったりする車の実体験。別に彼女の仕事に役立つわけじゃなく 「ただやってみたくて」参加したそうだ。何十人の工事関係のおじさんたちの中に彼女と彼女の友達のファブリックの輸入業者の美人オーナー(こいつもかなりの物好きである)と紅二点。一日一万円払って参加したそうだ。
「もう 楽しくってさ~ 他の人が終わったあとも 延々と土を掘ってたんだよね」とNちゃんは言っていた(笑)
私も 一度でいいから ユンボを運転してみたくなった。なんかの際に役にたつかもしれないしさ・・・
まあね、ここに引っ越してきてから初めての全面工事、いいかげん道の継ぎはぎも気になっていたので綺麗になるのに越したことはないんですが。
だけど 困るのが車の出入りである。工事の監督さんは毎朝ご丁寧に 「今日は車使いますか?」と聞きに来る。私は今日は朝一でジムに行ってファイトエアロ(ボクササイズです)に行きたかったので9時40分に出て12時には帰ってきますと言っておいた。
それでちょうど出ようとした時、道の側溝のコンクリートのパーツをはずしているところだった。(あっ タイミング悪いな)と思ったときにはもう
「奥さん 出られますか 今 トラック動かしますんで」と 古いコンクリートのパーツをうちの真ん前に止まっていたトラックにさっさと積んで、トラックを移動させて車を出せるようにしてくれた。
こちらは モロに「ジムに行きます」という身支度で、能天気に朝っぱらから遊びと言えば遊びにいくわけである。工事の人たちから「ご迷惑かけます」と言われながら 「こちらこそ~~」と思いっきり恐縮しながら出かけた。
ジムで一時間のレッスンで汗かいて サウナに入って帰ってきたら 今度は道全体が掘り返されてとてもじゃないけどガレージに入れる状態じゃなさそうだった。さすがに(どうしようかな~) と 思っていたら 現場監督さんが飛んできて 「ホントに申し訳ないが5時までには穴をふさぐから とりあえず ウチで借りている駐車場に車を入れておいてくれませんか」とのこと。別に問題ないのでそちらの場所を聞くと、私の車の前を走って案内してくれる工事の兄ちゃん。
ホントに 遊んで帰ってきた上の車の出入りに、恐縮されるとこちらも身の置き所がないではないですか。
近くの駐車場にスペースを確保しておいたらしく、「そこのユンボの隣においてください」 との指示に従い、工事が終わるまで置いておくことになった。
へ~~ これがユンボか。私の愛車にとって初めての種類の隣人だったろう(笑)
この後も 仕事に行くので自転車を出そうとすると 軽々と持ち上げて溝の上を通してくれたり 夕方の後片付けもチリ一つないくらいに掃き清めてくれて、とにかく行き届いた工事チームだった。
山田詠美の本に 「風味絶佳」 という いわゆる肉体労働の男性たちを描いた小説集がある。それに描かれている男たちは シンプルに爽やかですがすがしい人たちである。彼女の独特の感性がそういう種類の男たちを描いているので余計好もしく思えるのではあるけど、その感じはとてもよく理解できた。
本当は 「このクソ忙しいのに暇な主婦が遊びに行きやがって」なんて思っているのかもしれないですよ。でもそれをみじんも感じさせない態度。ホントにこちらが申し訳なく思ってしまった。
この前博多でカラオケをした一級建築士のNちゃん。彼女は商売柄、大工さんやとびの人とも結構交流があるらしい。そこらの関係で一度 クOタの特殊車両の講習会ってものに出たことがあるそうだ。
くい打ちしたり、土をひたすら掘ったりする車の実体験。別に彼女の仕事に役立つわけじゃなく 「ただやってみたくて」参加したそうだ。何十人の工事関係のおじさんたちの中に彼女と彼女の友達のファブリックの輸入業者の美人オーナー(こいつもかなりの物好きである)と紅二点。一日一万円払って参加したそうだ。
「もう 楽しくってさ~ 他の人が終わったあとも 延々と土を掘ってたんだよね」とNちゃんは言っていた(笑)
私も 一度でいいから ユンボを運転してみたくなった。なんかの際に役にたつかもしれないしさ・・・