局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

故郷を憂いました~バカっぷる

2007-06-20 20:12:15 | 様々な思い
実家に帰ったついでに 久しぶりに地元のローカル線に乗った。
ちょうど午後5時ちょっとすぎ、通勤と通学の人たちが乗る時刻だった。
ところが電車に乗り込んでびっくり。中距離の電車だから4人かけのボックス席なんだけど、殆どそこは高校生2人ずつが占拠している。自分が座って隣にかばんを置いて、他人がそばに立ってもおかまいなしで席をあけることも想像できない様子。
そう言えばここの路線で通学する高校生の態度があまりにも悪いと地元の新聞に出ていたのを思い出した。
これね~と思った。

この電車も扉付近は混んでいたが、中につめるということもしないので車内の中ごろは結構空いている・・・ どこかに座席の空きはあるだろうと半ばまで入っていって信じられない光景を見てしまった。




このバカっプルである。
遠距離列車で空いている電車の中じゃないんですよ! 他に立っている大人たちもたくさん居るんですよ!(あんまり腹が立ったからブログネタのために撮影を敢行 笑)
こいつらだけじゃなくて他の高校生も周りが見えないのは同様だった。「席を譲れ」なんて高尚な(ヤケ)こと言っているんじゃなくてせめて一人は一人分の席ですませと言いたい。


ターミナル駅について殆どの人が降りた。改札に行くエレベーター。私は左側に立っていたが、ちょど私の斜め上の右側にこのバカっぷるも乗っていた。一応関東での暗黙のルールとしては右側は急いで上る人たちが歩いて上るということになっている。ところがその女の方を先頭に立ち止まって渋滞する右車線。
急ぐ人たちは私とその間をすり抜けてバカたちを追い抜かして登っていく。
さすがに男の方が 「お前歩けよ」 と女を即した。そしたら
「なんで動く乗り物乗ってわざわざ歩かなきゃなんねえんだよ~」とのすね声で答えたバカ女。
多分こういう子が子供でも産んで、虐待もしないで育てたとしても
「なんで義務教育なのによ~ 給食費なんて払わなくちゃなんねえんだよ 車のローンがあるからそんな金ねえんだよ」などと言うようになるのだろうと秘かに予想をいたしましたね。

バカの底抜け、格差社会、無教養、救いようがない、今時のワカモノ・・・ その手の単語が次々に頭に浮かび一人で脱力・・・

社会のルールっていうものを教える人がいなかったのだろうか? ついでに言えば その象みたいな足をひざ上20cmのミニスカートで世間様にさらすのがみっともないよってことも誰も注意してあげないのだろうか?

東京だったらここまで社会性がないと生活していけないと思う。あれだけの人数がある程度支障なく動いて行くためには 思いやりとかは二の次としても、守らなければならない暗黙のマナーとかルールと言うものは存在しているからである。
「地方の純朴さ」なんてことは消えうせ、形だけの都会の物質と情報が押し寄せる中途半端に東京に近い地方都市。そこに暮らしていて、自分の行動がどんな影響を及ぼすか想像すらしないような子供たちは怖い。
私もここでは書けるけどそういう彼らに面と向かって言えるほど無鉄砲にはなれない。言葉が通じる気もしない。
こうやって周りの大人たちは気づいていてもかかわる事を恐れて放置してしまっているのだろうと思う。逆切れされて不快な思いをしたくない、または諦めて無感動のいずれかだと思う。

家の息子が中学の時、一緒に電車に乗って彼が大きく足を組んでいたのを見て愕然としたことがあった。靴の裏が前の人に当たりそうになっていたからだった。
電車から降りて もんのすご~~く彼に怒りまくった。
「人に迷惑になる」 だけじゃ言い足りなくて 「バカ丸出し! 私はアンタをあそこまでバカに育てた覚えはないよ!」とまで言ってやった。反抗期だったから彼も私に言い返した覚えはあるけど、公共の場で人に不快感を与える行為がどれほどみっともなくて他人に憎まれるのかはその時だけでなくて、事あるごとに教えてきたつもりだ。親が教えなくちゃ誰も親身になって教えてはくれないものだし。
せめてわが子はそれが実になっていることを願いたいと思う。
コメント (8)
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