カジテツ姫だと～（怒）

今日は　毒を吐いてしまいそうなので　食あたりしそうな方はスルーしてくださいませね♪

昨夜は　セルビアモンテネグロ　VS　オランダ　と　並行して　爆笑問題と阿川佐和子が司会をしている報道番組の「人物ライブスタメン」を見ていた。

そこで　出てきたのが　カジテツ姫　である　カジテツと言う語句は初耳だったが　要するに　　

就業、就学、職業訓練のいずれもせずに、親と同居して家事を手伝っている人。

「花嫁修行中」の独身女性というのが一般的なイメージ。「カジテツ」と略される。

2005年3月、内閣府は家事手伝いをニート(NEET)に含めた。ｂｙ読売新聞

だそうである。カジテツにもランクはあるようで　ちょっと親が小金を持っていて見てくれが平均よりもよくて女性誌の読者モデルもできるようなのは　カジテツの中でも上位とされるようである。

昨夜は　二人　カジテツ姫と称されたNEET女性が出てきた。サッカーとチャンネルを切り替えながらだったので細かいところは多少差異があるかもしれない。

一人は名古屋の２５歳の女性。名古屋巻きと言われるくるくる巻き髪にど派手な化粧をほどこし、スリムな肢体（ケンタッキーフライドチキンのしゃぶった後を思わせる）にブランド物をまとい、女性誌の素人モデルもつとめる女性。スタイルを保つために週５回の岩盤浴をかかさず、化粧時間は１時間を越す。サーフショップに勤める彼氏はいるが　結婚は考えず　結婚するなら年収１０００万以上希望。
たまには食事も作るが　サンドイッチの材料を買いそろえたら　１万円かかったそうだ。遠目きれいかな？　と思ったが　化粧厚塗りでひびの入りそうな肌、２５歳だってのにかなり深く入った皺が気の毒だった。
岩盤浴の後には水分補給を忘れずに、と陰ながらアドバイスいたしたい。

もう一人は　東京（？）在住の２２歳。こちらは　うってかわってポッチャリと言うには控えめすぎるかなって言うルノワールの絵のような肉体のお嬢様　（家の娘曰く　ブラジャーの上のはみだした背中肉って悲しいよね）
大学卒業後就職せずに、仲良し母親とお買い物にお出かけし　フルートを奏で　ぬいぐるみでいっぱいのお部屋の天蓋つきのベッドでおやすみになる優雅な生活をおくっていらっしゃる。
幼い時から王子様の出現をひたすら夢を見てすごしてきたそうだ。　

娘と二人　口あんぐりで見入ってしまったわけだが、二人の生活の実態と人生観を見るにつけ　怒りを通り越してやるせなさを感じてしまった。
人の人生なんか文句つけるべきじゃないけどさ、本人満足してりゃそれでいいかもしれないけど（でも、満足してもいなそうだった。就職して何かを学んだ友達に会うと何にもしないでプラプラしてることを責められてるようで辛いそうな）　若いのにそんなことで時間を浪費してなんてもったいないのだろうか。

それに王子様の出現を夢みるのはいいが　あなた方の期待する年収１０００万以上の王子様ってなかなか居ないもんだと思うよ。サラリーマンならかなり年上になるだろうし、おつむがいい真のエリートはそれなりの才色兼備の女性を選ぶものである。いわゆる親が小金もちの二代目あたりのバカぼんをひっかけるのも一つの手かもしれないけど、そういうのは周りにうるさい姑、小姑がくっついてるから　この手のTVにこういう形で出演した時点で致命的だと思う。

親もさ　情けないのよね。東京カジテツ姫のお母さん　「どっかに就職でもしてくれないと。。。　世間体も悪いし～」　って　世間体って問題じゃないでしょ。
あの器量の娘を前にしたら、王子様云々をさておき「手に職」をつけるようにやんわり道をつけるね、私だったら。

お二人に共通して経験していただきたいのは、多少最初は金銭的に援助されるとしても　一人の生活　例えばトイレットペーパー一つなくなっても自分がどうにかしなきゃいけない生活ってのを味わうべきだ。　
さびしさや生活することのめんどくささを味わって自分と向き合って少しは世間を知れと言いたい。このままで結婚しても絶対　絶対～～！！うまくいかないと預言させていただく。

そして就職が無理ならボランティアの一つでもしてみろって言いたい。海外協力隊でも入って砂漠に井戸でも掘って来ればいいのに。

でも　一番文句を言いたいのは実はこういう構成で番組を作るTV局なんである。絶対、視聴者が二人に反発するように編集しているもん。映像を流した後でゲストに呆れたって感じのため息なんてつかせちゃってさ。いいように取材して　持ち上げてから落とすって手法　マスコミって本当にあくどいと思うわ。（朝日新聞なんかも好きよね　こういうのって）
私もマンマとTV局の思惑に乗って毒を吐いてるわけですけど。

まあ　ここで毒吐いてすっきりしたので　これからサッカー観戦に没頭します。

ガンバレ　日本！