着物覚書 ～やっぱり暑かった

先日　夏は涼しく着物を着たいって決心したばかりなので、昨日の歌舞伎は着物で行ってみた。

洗える絹の絽の長襦袢に　更紗の単　薄い朱に山吹色の模様。
帯は斜子織という　いわゆる紗織りのしゃれ袋。母から最近譲られたものだが長すぎてお太鼓の中でとぐろを巻いてしまった。もう一度結びなおす時間もなかったので結構あせった。初めての帯を結ぶ時には時間に余裕をもたせないとダメね　と反省。
帯上げは浅黄の絞り染めに紺と浅黄の組みひもの帯締めをあわせてみた。

ちょうど　着物だけ着終わった時に　宅配便が来てとてもあせった。とにかく伊達締めだけして、玄関に出たが、足袋にスリッパがすごく滑って階段を転がり落ちそうになるし、犬は興奮して外に出そうになるので抱えなくちゃならなかったし、黒猫のお兄さんは恐縮するしで　タイミングが最悪だった。まあ長襦袢じゃなくてよかったかもしれないけど。

そんなこんなで　昨日は暑かったから着終わったらすでに汗ばんでいて　ヘロヘロになっていた。駅までの道も遠く感じてしまった。夏着物で涼しげな風情をかもし出すにはまだまだ修行が必要みたいだ。