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☆心に留まった光景☆

ささやかな感動した景色、出来事を載せてゆきたいです。

京都②山里は寂しさまさりける・大河内山荘庭園・

2022年05月29日 | Weblog

髪神社そばに大河内山荘庭園の門がありました。
映画俳優大河内伝次郎(1898~1962)は戦前の時代劇のトップスター俳優さんだそうです。
百人一首に出て来る小倉山の南東面と嵐山公園に挟まれた約2万㎡の荒地に、
34歳から庭師・広瀬利兵衛とともに「消えることのない美」として約30年かけて造った庭園です。
広い敷地は自然を生かした回遊式で、新緑の木々の間を鳥のさえずりを聞きながら歩き、良かったです。
苑路に設けた飛石、延段、瓦を縦に敷き詰めた苑路等が味わいがありました。私には歩きづらかったですが、
   

木漏れ日の木々の中を歩いていると突如山の上の景色が開けてビックリでした。
いつの間にこんな上に。向いの嵐山の斜面にポツンと建って見えるのが大悲閣だそうです。
そこから少し歩くと一番高い所に月香がと言う休憩所があって、座って京都市街が一望出来きました。
月香写真は次の日に行った弟の写真を拝借。
  

月香に座って鶯の声を聞きながら景色をビデオで撮りました。
夫は写真4枚を撮っていて、今回それを拝借しました。
ここに張り付けると少し平面的で残念。もっと高い所から撮った素敵な景色です。


ひと回りすると抹茶席があり、入山料に含まれている抹茶と和菓子を頂きました。
目の前の竹林を見て、ゆっくりその風情を楽しんで外に出ました。
竹林の道の向こうに嵐山公園が見えてそちらに向かって歩きました。
 

歩いていると下の川が素敵な色で見えました。
傍に寄って見るとその横に石があり「 山里は冬ぞ寂しさまさりける 人目も草もかれぬと思へば」と書いてあるような。
源宗干朝臣のうたです。故か私は全部この歌を覚えていました。
ここでこの歌をうたったのでしょうか?不思議と思いパソコンで見ると、
「百人一首が生まれた嵯峨嵐山一帯には、歌を刻んだ石が置かれています。
歌碑をめぐり、嵯峨嵐山をそぞろ歩いてみましょう。」と書いてありました。なるほど。

下に降りてこの川沿いに出た途端、沢山の観光客です。遠くに渡月橋が見えました。
大きな川は流れがゆるりとで良い景色です。
そのあと京福嵐山線の終点嵐山駅に行くと、何故か近くの鎌倉で乗る江ノ電そっくりの電車いました。
アップして見ると江ノ電号と書いてあり、ビックリです。江ノ電・嵐電 姉妹提携.してるようです。
この駅は切符を買わなくても駅中に入れて奥で足湯が出来ます。

   

お昼を食べていなくて、でも3時過ぎていたのでおやつ時間で、
稲と言う店に入り抹茶本わらび餅パフェを950円を注文しました。
値段分、竹の器の中に次々に抹茶のアイス、ゼリー、わらび餅、果物がありお腹がいっぱいになりました。
2階のこの店から下に天龍寺の門と山の景色が見えて、最高の甘い食事になりました。
   
銘仙の座布団が可愛いなと思いましたが諦めです。
小さな川を見ると自動車が自分の家の橋に乗っています。その奥には電車の信号機。面白いね。
京都駅のロッカーに入れた荷物を取に行く為に山陰線嵯峨嵐山駅に向かって歩きました。
急に空が怪しくなり、駅に着くと同時ぐらいに大雨が降って来ました。
でも京都駅に着くと雨の降った形跡もありません。嵐山辺りは雨が多いのかしら。ラッキーでした。

コメント (2)
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