tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

只今午前11時10分前です

2021年05月09日 11時12分43秒 | 科学技術
只今午前11時10分前です
 まず現在の時刻を書いたのは、中国のロケット「長征」の残骸が今日の11前後に地表に落下する可能性があるというアメリカ軍の発表があるからです。

 中国は、地表に達する前に燃え尽きるので、地表に落下する可能性は「極めて少ない」といっています。
 極めて少ないという言い回しは微妙ですが、いずれにしてもここ1時間程度で、結果は解るのです。

 落下場所の予想はニュージーランド沖から北大西洋、現在は地中海ギリシャ沖と目まぐるしく変わりますが、落下する場所によって大変な災害になる可能性もあります。

 まだ落下の報道はありませんが、今後、宇宙に打ち上げるものも巨大になる可能性が大きいわけですから、安易な宇宙開発には超大国中心に十分注意しいものです。

 これも人間の欲と愚かさが試されているという事なのかもしれませんね。

菅総理も解って来たのかな

2021年05月08日 15時15分21秒 | 政治
菅総理も解って来たのかな
白河法皇にとっての意に沿わぬものは「サイコロの目、賀茂川の水、叡山の山法師」だったそうですが、当今の菅総理にとっては、まず「新型コロナウィルス」でしょう。

昨年4、5月の緊急事態宣言は成功の如く見えましたが、その後の新型コロナ対策と景気浮揚策のバランスが全く思惑と違って新型コロナ感染の第二波、第三波を齎し、今年に入って1月には遅ればせながら2度目の緊急事態宣言、そして腰だめで決めた結果は予想外で、第4波が猛威を振るい始め、蔓延防止措置などは吹き飛び、仏の顔も三度の三度目の緊急事態宣言になりました。

そして今度も腰だめ(オリンピック開催との関係という見方もあります)の17日の短期決戦にこだわるかと思いましたら、今回はあっさりと5月末まで延長という事にしたようです。

ここまで失敗を繰り返した結果、己の思うようになるものと、ならないものの区別がつくようになったのでしょう。それにしても随分時間がかかりました。

安倍さんの場合は森友問題で、妻や私が関係したという事であれば総理も議員もやめますといった時は、「安倍さんは潔白だ」という事にして処理してくれる政治家や官僚がいることを確認してから言われたというのが多くの見方です。水も漏らさぬ忖度政治という形です。

しかし、菅さんの場合は、相手はコロナウィルスです。同情もしてくれない、説得も出来ないし、もちろん忖度などしてくれません。結局は予想や思惑は外れて現状に至ったことが経験として、サイコロの目と同じように、自分の言うとおりにならないことを教えたようです。

しかし今度は唐突に「1日100万回のワクチン接種を目標に」と言い出しました。
バイデンさんが1日200万回、さらに300万回と積極策をとったことに倣ったのでしょうが、バイデンさんはファイザーに指示を出すこともできるでしょうし、モデルナの治験・承認を急がせることも可能でしょうし、現に接種増強の実績があります。

日本はまだ人口の2%ほどしか接種が進んでいません。1日100万回といえば接種する人口の1%ですから、1か月で、3割の人が接種済みというスピードです。
しかし首相発言では、残念ながら1日100万回に見合うワクチン入荷の説明はありませんでした。

経験からいろいろ学んだはずなのに、これもまた腰だめ、思い付きの、単なる希望的な「目標」なのでしょうか。
そういえば、先日、日経平均が3万円を超えたとき、「目標の、目標の、また目標だった」と他人事の様な喜び方でした。(いつかは3万円を超えるでしょうが)その後株価は低迷です。

総理大臣は評論家ではありません。日本中の出来事に何等かの責任感をもって行動すべき日本社会の統括者です。
本人が確信を持っていて、国民が聞いて「そうか解った」と腑に落ちるような発言だけをお願いしたいと思います。

国、赤木ファイルの存在認める

2021年05月06日 20時32分54秒 | 文化社会
国、赤木ファイルの存在認める
 連休中のニュースは、コロナ、コロナで埋め尽くされた感じでしたが、その中で国が、これまで存否を明らかにしてこなかった所謂「赤木ファイル」の存在を認めることが明らかいなりました。

 森友事件の際、安倍首相夫妻の関与を無かったこととするため、財務省が首相意向を忖度、公文書の改竄を現場の近畿財務局に命じ改竄を担当した赤木さんが改竄に反対、最終的に自死する際、実情を克明に実情を書き残したファイルということです。

 勿論、自民党にとっては致命的な打撃を与えかねないもので、残された赤木夫人の提訴により政府の態度が注目されていたものです。

 客観的な状況としては、存在することは誰の目にも明らかで、週刊文春は、そのその内容まで報じていましたから、存否不明が政府の嘘であることは、国民のほとんどは認識していたでしょう。だから政府も無いと言えずに存否不明としてのでしょう。

 この度、裁判所の意向で、政府も存在を認めることとなったので、今度は、中身について政府は嘘をつき通さなければなりません。多分、隠蔽のための黒塗りの部分が増えるでしょう。そして国会の議論は、政府の嘘と解っていての議論になるのでしょう。
 一度嘘をついてしまうと、嘘は嘘を呼ぶことになるのです。
 
 恐らく財務省中心に、政府は必死の嘘を積み重ねるでしょう。失敗すれば、自民当政権は消えるかもしれないからです。

 自民党に自浄能力がなくなり、嘘で固めて政権にしがみつくようになってもう8年でしょうか。
 このままでいったら、日本の民主主義政治がとんでもない間違った方向に国民を引っ張っていった時代、国民も野党も愚かにもそれを認めてしまった時代という、戦後日本の民主主義の歴史に一大汚点を残すことになるのではないでしょうか。

 アメリカは、かろうじてトランプさんの異形の行動に気づき、バイデンさんの正常な感覚に政治を戻ったようです。
 
 日本では今年が選挙の年になるのでしょう。
政府が国民に説明しなかったり、説明が出来なかったり、説明してもそれが嘘だったりといった事がなくなるような政治を行う政権を、国民がよくよく考えて選び、そして創り上げていかなければいけないようです。

カルミヤは毎年咲くのか

2021年05月05日 17時54分29秒 | 環境
カルミヤは毎年咲くのか
 ゴールデンウィークも今日で終わりです。この間、なるべく「花」をテーマにしてきましたが、あすからふだんにもどることになります。
 
 共に身障手帳を持った老夫婦の生活、カレンダーとはほとんど関係ないのですが、なるべく世間様についていくために、本音は、介護・医療の日程やゴミ出しを間違わないためにカレンダーは大事です。
 
花の最後はカルミヤにしました。今年は少し用意をしておいたのです。
 というのも、わが家の玄関脇の カルミヤは、1年おきに綺麗に花をつけてくれていました。良く咲いた年の翌年はちらほらです。

 ところが誰かから「花がら(殻)」を取ってやれば毎年咲きますよ」と言われ手を思い出したのです。
 そこで去年は、花の後、実になる花がらを一つ一つむしってみたのです。さて、これで本当に来年も咲くのかな?でした。

 今年の春はかなり気になっていました。3月になると益々気になてき蕾らしきものが出てきたら写真を撮っておこうと思っていましたら、下旬になった明らかに出てきました。写真を撮りました。こんな感じです。



これで一安心。あとはいつ頃になったら蕾の先に赤みが差してくるのかなですが、安心して少し見ないうちに、もう蕾が膨らんでいました。
わが家のカルミヤは白い花ですが、花が開くまではカルミヤは真っ赤なな蕾です。実は赤いカルミヤも一緒に育てたのですが、大きくならずに枯れました。改良種は弱いようです。
真っ赤な蕾をご覧ください。




 そして、この連休、満開直前に達したところです。昨日の写真です。
 



これで、「花がら」さえ取ってやれば、カルミヤは毎年咲いてくれることが解りました。大変喜ばしいことですが。夏が来る頃、私のやる仕事が、一つ増えました。
 通る人も「きれいね」「良く咲いてるね」と喜んでくれる様ですから、それもいいかなということでしょう。

地球柑の不思議、どなたかお教えください

2021年05月04日 20時00分11秒 | 文化社会
地球柑の不思議、どなたかお教えください
  今日は「みどりの日」です。花に代わって緑のお話にしました。
 我が家の地球柑の近況です。

 これは以前、このブログに載せた地球柑の写真です。




 毎年今頃花が咲いて沢山の実が着き、淘汰の結果、数個が実るのです。

 こんな実が鈴なりになったら楽しいと思い、木を大きく育てることにしました。もう4年になって木の丈は肩ぐらいまできました。



 ところが不思議な事に喬木型にしようと試みた時から、花が全く咲かなくなりました。
 下枝は以前のように横に広がっているので、その辺りには咲いてもいいと思うにですが、全く咲きません。

 葉は青々と茂り、あげは蝶がきて卵をうみつけていきます。幹も少しずつ太くなってきていますが、重たい地球柑が何個もなったら倒れてしまいそうなので園芸用のポールで写真の通り補強しています。

 思うに地球柑の幹が信号を出して、まだ花を咲かせて実がなるには早い。もっと幹が太なってからにしてくれ、と言っているようです。

 昔から「桃栗3年、柿8年、柚子のお馬鹿は13年」などといいますが、このままだとまだ当分地球柑の縞模様は見られないのでしょうか。
 柑橘類は、葉も濃緑色で鑑賞には耐えますが、矢張り魅力は実の地球儀様の縞模様です。

 花が咲かなければ実はなりません。それならいっそ、以前の灌木仕様に戻せばいいのでしょうか。
 まさに地球柑の不思議ですが、何かご存知のお方がいらっしゃいましたら、お教えいただければ幸甚です。







憲法記念日と国際連合

2021年05月03日 21時58分27秒 | 文化社会
憲法記念日と国際連合
 今日は憲法記念日です。1947年の今日、現在の日本国憲法が施行された日を記念するための国民の祝日で、その後、今日を中心に国民の宿術が集まり、奇しくも春のゴールデンウィークの中心の日となりました。

 今年は昨年に続いて折悪しく、新型コロナによる緊急事態宣言の真っ最中で、不要不急の外出は控え、家で巣篭りという事ですから、花を愛でて過ごすことにしています。

 そこで何か憲法にちなんだ花はないかと探しましたが、これは発見できませんでした。テレビで見る憲法の入っている箱の菊は、天皇家の紋章で、特に日本国憲法と関係があるわけではありません。

 それでは人類全体の憲法というべき国際連合のシンボルマークはといいますと、これは北極上から見た図案化した世界地図を交差するオリーブの葉で囲んでいます。
 オリーブの葉ですから花ではありませんが、オリーブは平和の象徴という事です。

 という事で、国連は世界の平和を望んでいるという意思表示をしているわけですが、世界ではいまだに戦争が絶えません。だから国連は平和を望んでいるという事なんでしょう。
 日本は、そうした中で、憲法の中で、
「、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」
と謳い戦争放棄を明確にしている数少ない国の1つです。

 ところが今、改憲論議の中で、日本を再び戦争のできる国にしようという意見が出て来ているのは皆様ご承知の通りです。
 このあたりの感覚は田中角栄の「戦争を知らない世代の危うさ」 (https://blog.goo.ne.jp/tnlabo/e/4b3ccac07addf1b2984b80f3b8bb526d )
に象徴的にあらわされているように思われます。

 戦争というのは人間の行う破壊活動の極致です。特に今の戦争は人命も含めて、営々と築いてきた成果を一朝にして破壊し尽すことが容易に行われるものでしょう。

 更に歴史的にみても、当事者たちがもう少し賢明だったなら避けられた戦争というのがほとんどではないでしょうか。
 そして後から考えれば、たとえ勝ち戦であっても、出来ればやらない方が良かったという戦争がほとんど全てでしょう。

 なのに、なぜ人間は戦争をするのでしょうか。それは人間の愚かさの故という意外に説明はつかないことでしょう。
 人間が常識として、「 争いの文化」を否定し、「競いの文化」の中で生き (https://blog.goo.ne.jp/tnlabo/e/01326d9e12bd439698bdfc4dbaa84997)
るようになれば戦争はなくなるのでしょう。

 そしてそれは不可能ではありません。現に、日本の国内では紛争の解決に争いをもってすることは常識ではありません。しかし国際関係になった途端に思考方法が変わるのです。

 理由として言われるのは、国連に国際社会、人類社会のガバナンス能力がないからです。
 ではなぜないかというと、その理由も明らかというのです。それは、国連組織自体が民主主義的な組織になっていないからというわけです。常任理事国が、選挙で選ばれずに、第二次世界大戦の戦勝5か国で、今なお固定していることによるというのです。確かにその通りでしょう。

 国連組織が民主主義的でなくては、国連が国際社会、人類社会に民主主義を説いても効果はないという事になるのではではないでしょうか。
 この問題は、人類社会が今後真剣に検討しなければならない大きな問題なのでしょう。

 日本の憲法論議も、実は国連の組織そのものの在り方に繋がっているということではないでしょうか。

シラン(紫蘭)をご紹介します

2021年05月02日 20時48分32秒 | 文化社会
シラン(紫蘭)をご紹介します
 家の東側、玄関わきの座敷の窓の下、何回かご紹介しましたカルミヤの下になりますが、煉瓦で囲った小さなスペースに、今、シランが花盛りです。


 1か月ほど前までは細い白っぽい緑の葉が密生し、その間から4,5本の原種のチューリップが首を伸ばしていました。
 この原種のチューリップの花弁の表と裏の配色の奇妙さにについては昨年取り上げました。今年も全く同じ花が咲き、昨年の観察結果を再確認しました。



 そのあとに急激に伸びてきたのがシランです。幅の広い大きな葉を伸ばし、ぞの真ん中の茎を斜めに伸ばして次々と蕾をつけ、下から順に花に開いていきます。その名の通り、花の色はあくまでも濃い赤紫、蘭の花特有の蕊も特徴的です。

 三多摩のこの辺りでは、この時期には、地味があっているのでしょうか、垣根や塀際によく植えられていて、その鮮やかな色合いが目につき、季節を感じさせてくれます。

 我が家の場合は、原種のチューリップと毎年同じ場所で、順番に咲いてくれるのも結構なものだと思って、毎年そのままにしていますが、これからもずっとそうなのでしょうか。

今年のGWも花を愛でて

2021年05月01日 20時22分37秒 | 文化社会
今年のGWも花を愛でて
 昨年のゴールデンウィークは、第一回の緊急事態宣言が伸びてちっきょを強いられ、「花を愛でて過ごします」と書きましたが、今年も同じことになりました。

 今、わが家で満開なのは「オオムラサキ」です。先々週は「アケボノ」でしたが、すっかり入れ替わりました。
 以前にも書きましたが、「アケボノ」は西に塀際、「オオムラサキ」は東の塀際です。

 東側は道路なので、電線と電柱がどうしても写ってしまします。写真としては困ったののですが、仕方がありません。
 なるべく邪魔にならに様にトリミングします。



 この大紫は、昔職場の先輩の家からもらってきて、30㎝ほどの小さな灌木状のものの真ん中の一本だけ育て、(狭い庭ですから)上に行って広がるようにしたものです。

 自分なりには、巧く行ったと思っていますし、日に当たると色が濃くなるせいか、「このおおむらさきは花の色が濃くていいですね」などといってくれます。

 例年この木の下の、甘草や貝母それにホトトギスやウラシマソウ迄生えてくる藪になっているあたりで、来月、再来月あたり、ゲンジボタル、ヘイケボタルが羽化してくれます。

 我が家で最も自然が生きているところです。



 今年は咲き始めた時に雨と風が強く花が大分痛みましたが、クローズアップにしたのは比較的っ下の枝で、あまり傷んでいない所です。
 まだ数日は楽しめると思っています。