昨年4月に、皇帝ダリアの朽ちた株の周囲にムササビタケが生えてきたことを書きました。
皇帝ダリアは宿根草ということでしょうが、春に芽を吹き、年末には丈が3メートル近くになり、11月から12月にかけて大きな花をつけ、霜が降ると黒く枯れて倒れてしまいます。
我が家では数年前から、毎年庭の隅で伸びて、秋に2メートルぐらいになり、台風が来ると倒れてしましますが、支えなどをして強風を巧く凌げば、11月中旬ぐらいから花が開きます。
今年は巨大台風も来ましたが、風の向きが巧い具合に両側の家でブロックされたようで、倒れずに伸びて花をつけました。
南側の家が建て替え中で、足場に青いネットが張られて、例年より日当たりが悪かったせいか、開花の時期が遅くなりましたが、11月下旬から咲き始め、そろそろ満開です。
霜が降るとたちまち花は凋み、葉は黒くなりますが、今年はまだそこまで行かず、12月に入っても花の数は毎日増えています。
今日は特に雨上がりの快晴で、朝はベランダから、連なる屋根の遥か向こうに真っ白な富士が青空に映え、目の前には皇帝ダリアの花が咲き誇り、狭い庭もパッと明るく感じられました。
早速真っ青な空を背景に、愛用のデジカメで、朝露に濡れた皇帝ダリアを撮ってみました。
写真としては、まさに素人の作品、当たり前の景色そのものですが、撮った当人には、我が家の庭でもこんなに素敵な日もあるんだと納得できる写真です。