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トラス新首相発言に見るトップリーダーの資質

2022-09-15 16:51:16 | 社会・政治
2022年9月8日にイギリスの新しい首相であるトラス氏が議会で質疑に臨んだ。そこで述べられた内容は国の成長に必要なものとして理解できるものだが、それは同時に日本の岸田政権がやり続けている事と真逆であることが判る。

岸田政権が日本の財務省のいいなりであることは周知の事実だが、この財務省が大好きな「増税」・・・これについてトラス首相は次のように述べている。

「増税では国は成長できません。経済成長への道は投資を呼びこみ、税率を低く抑えることです」

また、高騰する光熱費等については次のように発言している。

「私は国中の人たちが生活費と光熱費に苦しんでいることを理解しています。首相として光熱費の負担を軽減するため直ちに行動を起こします」


イギリスでは年率10%超のインフレへの対応と経済成長の為に税率を低く抑える必要性を訴求している。増税では国が成長できないのは当然であり、それを前提に政策を考えるイギリスのトップリーダーは素晴らしい。

これに対して、日本はイギリスと真逆の道を歩み続けている。財務省は常に国民からお金を巻き上げる事しか考えず、増税の手法ばかりを探り続ける下衆な連中である。日本のトップたる岸田首相は近親者達も財務省関係者が多く、しかも自身は財務省べったりの宏池会のトップでもある。こんな人物が日本のトップをやっている限り財務省のやりたい放題は延々と続く。

しかも、財務省は無知なマスコミを手懐けることで、すべて財務省の思惑通りの報道をさせている。マスコミの記者は経済について何も知らず、ただ財務省職員がレクチャーする内容をそのまま記事にしているだけである。高橋洋一氏はマスコミ記者達を「小鳥脳」と評したが、まさに小鳥程度の脳しかない記者達が書く経済記事はでたらめが多く、全てが財務省のいいなりなのである。

現在、日本は世界一高い電力費用に泣かされているが、これに対して何も有効な手立てを講じる事ができない岸田首相。そもそも岸田首相が日本人の事をどれだけ考えているかも不明である。海外には気前よくお金をばら撒き、国内でも外国人には気前よくお金を与えるのだが、日本人に対しては岸田政権は非常に冷たい。

国家と国民の事を真剣に考えているトップリーダーが居るイギリスと、その真逆の日本・・・。
何をか言わんや、である。





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