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批判される小泉進次郎氏の「夫婦別姓」推進

2024-09-07 17:05:00 | 社会・政治

自民党総裁選に出馬の正式表明をした小泉進次郎氏だが、例の「夫婦別姓を1年でやる」などと乱暴な発言をしており、元々左派系であるマスメディアは大喜びで歓迎しているようだ。左派・左翼は日本という国の解体・破壊を目的として活動している。日本の戸籍制度は優秀で、その公証能力は世界でもダントツに優れている。

日本でも夫婦別姓が可能だった時代もある。しかし、やがて夫婦が別姓であることの不便さを嫌がる人々が多くなり、結局自然と夫婦同姓に回帰した、という歴史的経緯がある。結局日本人にとって今の戸籍制度が最も適しているからである。そうして作られた日本の戸籍制度は前述のように公証性が高く信頼できるシステムとして稼働しているのだ。

それを1年で破壊しようとする小泉進次郎氏の意図がさっぱり分からない。日本社会で夫婦別姓を望む声があちこちで上がって熱く盛り上がっているのならともかく、どこを見回してもそんなムーブメントはほぼ見当たらない。見当たるとすれば、左翼が「夫婦別姓を!」と喚いている活動くらいなものである。左翼は日本の解体の為にプロパガンダを流しまくっているし、テレビ・新聞といったマスメディアは総じて左派なので夫婦別姓を支持する姿勢で報道を続けているのだ。大手マスメディアは自分たちにとって都合が良い小泉氏を激推しである。小泉氏を総理にして自分たち(左翼)の願望を叶えたいが為、である。

そういえば、あの人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS)の続編(単発ドラマ)でも「夫婦別姓問題」を登場させたが、そうした左派系プロパガンダはむしろ視聴者を白けさせ、反感を買ってしまった。視聴者が「逃げ恥」に期待していたのは「そういうことではない」のだ。その証拠に、それまで「逃げ恥」人気は熱気を帯びたムーブメントだったが、続編が放送された直後に人気も熱気もピタッと止んでしまったのである。このケースのように、マスメディアはドラマまで利用して左翼のプロパガンダを流しているのである。そして、情報弱者の一般大衆はそれに騙されて洗脳されてしまう。恐ろしいことである。

 

数量政策学者の高橋洋一氏によれば、小泉進次郎氏が主張した「選択的夫婦別姓」は「国民の意向を取り違えている」、とのことだ。筆者は「意図的に取り違えている」のではないか、と推測している。

2021年の内閣府「家族の法制に関する世論調査」に於いては

・「夫婦同姓制度を維持」27.0%
「夫婦同姓制度を維持した上で旧姓の通称使用の法制度」42.2%
・「選択的夫婦別姓制度」28.9%。

・「夫婦同姓」は69.2%

[資料]家族の法制に関する世論調査

…となっている。

「夫婦同姓」のままであってほしい人が多数派なのである。

 

この件で音楽家の三浦崇子さんがXでポストしているので引用させて頂く。

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記者の意地悪な質問をうまくかわしただけで『総理の器』とか言われちゃ困るわ。
レジ袋を有料にしただけであれだけ社会が混乱し、支障があちこちから出ているのに、家族の在り方を根本から変えようとしている選択的夫婦別姓(親子別姓)を一年以内に行う!と言っている人間のどこが総理に相応しいのか。
 
親子別姓による支障、互いの両親の気持ち、子供の気持ち、墓の問題、子供が居てもし離婚した場合の問題、詐欺など様々な犯罪の温床になりうるところ等、少し考えただけでも問題はいくつも浮上してくるのに何故急ぐのか。
 
どうしても旧姓を名乗りたい人はもうとっくに手続きを済ませており、もう悩みは解決済み。 『高市さんGood job!』と喜んでいるわよ。(この制度を拡充させたのは当時総務大臣だった高市早苗氏)
 
今回総裁選の争点が選択的夫婦別姓だと聞いても(今更何言ってんの?どうでも良くない?)で終わりよ。
 
私はソロ活動は旧姓の『三浦』を使い、夫婦で行動する時は夫の姓を名乗っている。 家庭の時間と自分の時間を精神的にも使い分けられて非常に満足している。
 
 
午前9:55 2024年9月7日 三浦崇子さんのポスト
 
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このポストは説得力があり、筆者も同感である。ポストに記された通り、高市大臣によって、ケースにより「旧姓を名乗る事」を可能にしているのであり、現時点で何も問題は無いのだ。問題が無いのに小泉ジュニアは必死に「夫婦別姓」を実現しようとしている。その不自然さと不思議さに大きな違和感がある。「これをやれば左翼であるマスメディアから褒めてもらえる」ということだろうか…小泉進次郎氏の頭の程度からすればそれも「さもありなん」に思えてくる、というものだ。
 
 
 
「選択的夫婦別姓」と言うが、ここに左翼の姑息な手法が仕組まれている。「選択的」だから「同性の選択も出来ますよ」という余地を見せての「別姓」導入なのである。だが、ここが落とし穴だ。左翼のよくある手法として、「小さく生んで、大きく育てる」というのがある。初めは「社会にとって損はなく、国民の希望に沿った政策ですよ」と見せかけておいて小さく導入する。後からじわじわと「夫婦別姓の義務化」まで持っていこうとしているのである。こうして日本の優れた戸籍制度を破壊するところまで持っていきたい…それが左翼勢力の目論むところなのである。それは政治の世界だけでなく、テレビや新聞などのマスメディアを使って社会に「夫婦別姓は当然だよね」という空気を作り広めて「夫婦別姓」が当たり前になる下地を作ろうとしているのである。小泉氏はそうした左翼の戦略に利用されているのだろう、と推測しているところだ。
 
 
三浦氏のポストにもあったように、小泉氏がゴリ押しした「レジ袋有料化」で社会は混乱し、財務省は消費税の実入りが増えた。そしてレジ袋の有料化が決して義務ではないのに、義務であるかのように誘導したのは小泉氏とメディア全体の責任である。個別の販売店は「お上」から睨まれたくないので、レジ袋の有料化を受け入れざるを得なかった。酷い話である。小泉氏は自分が導入した政策なのに、結果として有料化が環境にどんなメリットをもたらしたのか、の説明からも逃げてそれっきりである。本当に無責任な人物だ。こんな人物に日本のトップは務まらない。記者会見で言われたように、一国の総理大臣の器とは言えないだろう。あの聞けば脱力しかしない進次郎構文を見ても「駄目だこりゃ」という印象しか持てないのが正直なところである。
 
 
 
 
 
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