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ワクチンがコロナウィルスを変異種に追い込む

2021-12-01 01:02:00 | 健康・医学
中国の武漢病毒研究所から発生し、世界中に拡散蔓延した武漢コロナウィルスであるが、国際社会は未だにこれに手を焼いており、完全収束する目処は全く立っていない。これを作り拡散させた中国は知らん顔で責任を取らないばかりか、他国に責任転嫁する厚顔無恥さである。

最近は「オミクロン」という、あたかもコロナ分科会の尾身会長の名前にちなんだのかと思わせるようなネーミングの変異種が話題になっている。変異種名もXi(クサイ)が中国・習近平主席の名字を表す英語表記と同じであるため、これを避けてギリシャ文字のアルファベットからオミクロンと命名したのはWHO(世界保健機関)が中国に忖度してXiを避けた結果である。流石は中国に侵食されているWHOと言えよう。

それはさておき、変異種である。

武漢コロナウィルスも目的なくして変異したりはしない。わざわざ変異種に変わるのには理由がある。その理由とは、ワクチンの浸透である。

生物としての要件を満たしていないウィルスという存在ではあるが、それでも彼らは「生き延びたい」本能的欲望があるようで、人間側がワクチンで攻め込むならば、「俺たち(ウィルス)も形を変えてワクチンから逃げて生き延びる」、ということだろう。実際にワクチンの治験が行われた地域において極悪とされる変異種が発生しているのだ。

ワクチンで使われるmRNA(メッセンジャーRNA)は武漢コロナウィルスのスパイク部分の遺伝子をコードした人工の遺伝子を脂質粒子にくるみPEG(ポリエチレン・グリコール)でコーティングしたものであるが、変異種が出てくるとなると、この「スパイク部分の遺伝子のコーディング」を変えないといけないものと思われる。そのようにして変異種向けのワクチンを再度作らないといけないことになる。


この変異種だが、2021年の初頭段階でも南アフリカ、ブラジル、イギリスなどで悪性の変異種が発生していた。実はこれらの地域は2020年にアストラゼネカのワクチンの治験が行われているのだ。

その後、2021年になってファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、ジョンソン&ジョンソンなどのワクチンが治験もそこそこに世界各地で急ピッチで接種が進められた。世界中でウィルスの追い込みが始まったようなもので、ウィルス側も生存競争に負けないように必死に変異を重ねているものと推測される。(*1)


変異種用のワクチンが作成されて接種したとしても、ウィルス側はさらに変異して逃げるだろう。イタチごっこである。我々は武漢コロナウィルスの脅威から当分の間は逃れられないようだ。





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(*1)
ワクチンはそれを接種した者がウィルスに感染しても発症しないようにすることはできるが、感染そのものを防止する訳ではない。ワクチンを打っても感染自体は防げないのである。ここを誤解している人が多いのでご注意いただきたいところだ。







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