Altered Notes

Something New.

YouTuberヒカル氏に見られる程度の低さ

2023-03-04 16:26:16 | 人物
一般的に多額の利益を得ているYouTuberに共通するのは、過大な自信、過剰な自意識、そして自信たっぷり(時に傲慢)な振る舞いとは裏腹な精神的な幼さと言って過言ではないと思う。もちろん例外はあるだろうが、概ねその傾向が見られる印象があるのは確かである。そして、その幼さ故に発言も軽さと内容の薄さに苦笑するところである。最近の事例を挙げるならヒカル氏の発言だろうか。

『ヒカルが持論「ほとんどの男は浮気願望持ってる」「チャンスがあれば浮気しますっていう人が大半」』

この発言に対して独身研究家の荒川和久氏がツイートしている。
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また適当なことを…。自分がそうだからって他も全員そうではない。浮気願望率と恋愛強者率はほぼ同じ。大体男女とも3割程度です。恋愛弱者からすれば浮気も何も本気の一人もいたことのない生涯未恋者が25%くらいいる。そんなもん。

午前1:08 · 2023年3月3日 荒川和久氏のツイート

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恋愛強者の割合は約3割だが、男性の場合は2割程度と考えてもいいようである。いつでも恋愛できる強者というのはそれだけ少ないのだ。恋愛強者の典型例であるヒカル氏はまず男女をめぐる恋愛状況の実態を知らない。恋愛強者の場合、相手たる異性を性欲を満たす為のツール程度にしか捉えていないケースが多い。また、ヒカル氏が有名女性を口説いて抱いたりするのは、自己の性欲を満たすだけでなく、それに依る自尊感情・自己肯定感を上げる事で一種の「一般人に対するマウント」にもなっていたりするのだ。人としての「程度」が浮かび上がる実態だ。

恋愛弱者の中には生涯恋愛と無縁な人もいるし、縁があっても1度きり、といった事例は数多ある。そもそも「浮気するしない」以前の問題だ。ヒカル氏はそうした実態をまるで知らないのだし、子供のような幼さを持つ彼は「自分がこうだから、他人もそうだろう」と無意識的に思い込むのである。そう決め付けてしまえば簡単で楽だからだ。記事中に出てくる てんちむ氏 も女性だが同じ種類の人間である。

荒川氏は実際のデータを根拠にして「浮気願望率と恋愛強者率はほぼ同じ」と言っているのである。恋愛強者は強者故に次から次へと相手を取り替えていく(*1)のだが、セクシャルな欲望に突き動かされるままに相手を替えては性的快楽の海に浸り続ける…といったところだろうか。

その一方で、お互いに相手を唯一無二の存在として大切にしているカップルや夫婦も居るのだし、そのまま高齢になり、「まさに”死が二人を分かつまで”一緒」な人たちも居るのだ。そうしたカップル・夫婦にとっては浮気など想像の埒外である。ヒカル氏もてんちむ氏もこうした相互に深い絆で結ばれている人々の気持ちや価値観は夢にも想像できないのであろう。彼らが考えている男女の付き合いは極めて皮相的で表層的である。しかもYouTubeを通して一般人へのマウンティングに伴う快感に酔いしれる・・・だからヒカル氏たちは子供なのであり、格好をつけている割には「青い」のだ。

セクシャルな欲望を追求し、それを満たす事ができる恋愛強者たるヒカル氏たちは視野が狭く、眼前の欲望にしか目がいかないのだ。そんな人々がYouTubeという小さな世界であたかも全能の神のように偉そうに好き勝手に振る舞う姿を見せ、またそれをありがたがる視聴者層が居る…そういうことなのである。




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(*1)
ヒカル氏は有名女性芸能人などとの交際遍歴でもよく知られているが、それ自体が一般男性へのマウンティングだったりもする。一般男性は女性を玩具の様にとっかえひっかえして楽しむヒカル氏に眉をひそめているのだが、本人は女性に不自由しない自分について悦に入っているのであろう。だからこそ今回のような発言も出てくるのだ。勘違いも甚だしく、実に底の浅い人物である。




<2023年12月17日:追記>
最近のぷろたん問題で、ぷろたんが元妻に付き添われてヒカル氏の元を訪れたのだが、その際にヒカル氏は「どうせ世間は少ししたら忘れるから」「だから気にしなくていい」と何一つ反省の必要は無いという立場で、相変わらずの何様状態であった。ヒカル氏にとって浮気でも何でも自分の欲望のことしか考えられない人間であることに全く変化はない。これは人として全く成長していない、ということであり、いわゆる養老孟司氏が言うところの「バカの壁」というべきものなのだろう。付ける薬はない、ということだ。(蔑笑)