Altered Notes

Something New.

LGBT議論 仕掛人は岸田政権か

2023-03-05 21:12:00 | 社会・政治
露によるウクライナ侵攻から1年が経過した。日本の周囲でも中国・ロシア・北朝鮮という明らかに日本の領土を奪う意志を持つ凶悪で核を持つ国家が3つもある。これらがいつ本気で襲いかかってくるかは判らないが、しかし時間が経てば経つほどその危険度は高くなってゆくのである。中国などは今にも尖閣諸島を侵略しかねない勢いがあるのだし、中国国内では沖縄を「琉球自治区」という名称で既に中国領扱いしているほどだ。ロシアも「北海道はロシア領だ」と平然と言い放っている。北朝鮮はミサイル発射の連発が止まらず、つい先日も北海道近くの海域にミサイルが落下した際には札幌のライブカメラにミサイルの軌跡が映っていたほどである。

日本をきちんと守る為の議論が緊急に必要であるし、議論どころか防衛体制をしっかり構築しないことには日本という国家を守れるかどうか判らないのだ。共産主義国・専制国家の脅威が迫ってきても、今の国連やNPT(核兵器不拡散条約)など全く役に立たない事が明白になった以上は自前でしっかり守る必要があるのは当然過ぎるほど当然の結論である。そもそも第二次大戦後のNPT体制の中心に居る筈のロシアがウクライナを侵略して「核を使うぞ」と脅しているのだ。滅茶苦茶であり論外である。NPTなんて意味ないじゃん、な実情だ。国連もロシアが核を脅しに使ったことで修復不可能なほど立場が無くなった。そして安保理常任理事国のロシアと中国が拒否権を持つ限り、何の役にも立たないのは明らかである。

今回はこの問題について数量政策学者の高橋洋一氏の解説を基調に記してゆく。

国連も不能、NPT体制も無意味となった今、北朝鮮のように「これからは核を持たないと危険」という時代に入った事は間違いない。核を持つということはそれなりに技術の蓄積がないとできないものだが、日本は原発をやっているので核兵器を作るスキルは持っている。衛星を打ち上げる技術もあるのでICBM(大陸間弾道ミサイル)を作るスキルもある。これからの国際社会は核兵器とミサイル技術で時刻を守る…そういう時代に否応なく入るのである。こう言うと必ず「日本は被爆国だから…」と言って拒否反応を示すお花畑の人々が湧いて出てくるが、前述のように日本には核とミサイル作りに於けるアドバンテージがあるのにそれを生かさない手はないのも事実だ。

これが「良くない」といったところでロシアがやらかした悪行が契機になってこうした世界になってしまったのであり、どうしようもない事なのである。凄まじい勢いで時代の潮流が変わりつつある一方で、国連やNPT体制に変わる仕組みというのはそう簡単には作れないのも事実である。

そうなると日本独自の「非核三原則」も見直さざるを得ない事になるであろう。国連やNPTが機能不全で駄目だと言うなら、それに変わるものはNATO(北大西洋条約機構)しかないだろう。NATOが最も手っ取り早いのである。NATOへの加盟を目指すのが最善の道である。NATOへの加盟または準加盟を目指す為には日本の憲法改正も必要になる。現在の集団的自衛権ではあまり実際的ではないので、これを本格的なものにする必要があるのだ。

また、核兵器を国内に配備する(核シェアリング)事になれば、アメリカがやがて中国が言う「第一列島線」に対中国用に中距離ミサイルを配備するだろう。その弾頭は普通型ではなく核弾頭を載せるのだとしたら非核三原則の「持ち込ませず」は修正必須となる。

日本はロシアに依るウクライナ侵攻の影響で、憲法改正と非核三原則の見直しは必ず迫られるようになるのだ。

ところが、である。

日本国内はそれを議論する空気には全然なっていない。

なぜか?

マスメディアが一致団結してそういう空気にならないように世論操作・印象操作等々に邁進しているのが一つ。

さらに言えば、マスメディア以前に日本政府自身が「日本をいかに防衛するか」という議論にならないように「話を逸している」フシがあるのだ。

日本国内では防衛に関する議論は全く聞こえてこない。その代わりに「LGBT議論」が喧しい事になっている。現状はLGBTどころではない。本当に日本がガチで危険な状況になりつつあるのにも関わらず、国内は明後日の方向の議論をしているのだ。とんでもない話で、本当はLGBTどころじゃないのである。言うまでもなく、そもそも日本という国家が消滅してしまったらLGBTの議論など完全に無意味だ。まずあんたが住んでいる国を守れよ!という話なのである。

今後、アメリカが第一列島線に中距離ミサイル配備を進める話が出てきて、それからてんやわんやの状態になるものと思われる。左派系のお花畑の人々はその時にまた右往左往して「ギャーギャー」騒ぐのだろうが、要するに、そうしたタイミングが来るまでの間、日本国内では「LGBT議論」で国民の目を逸らしておきたい、ということなのだろう。

繰り返すが日本の現状はかなり切羽詰まっている状況である。マジで危険な水域にあるのだ。貴方がそう思えないのはマスメディアが故意に報道しないからである。こんな時に全然違うLGBTの話で侃々諤々の議論をさせているのは誰かがそう仕掛けているからであろうことは容易に推察できる。高橋洋一氏の推察では「ひょっとしたら岸田政権が仕掛人かもしれない」とのことだ。

どういうことか。

岸田政権としては日本国内がLGBT議論に熱中している限り、防衛論議を本格的にしなくて済むので楽なのである。そしてLGBT自体は議員立法なので政権と全く関係なく、政権は高みの見物をしてるだけなのだ。楽ちんである。そうして議論させておけば中国等の脅威から目をそらすことができる。そういう戦法なのである。安全保障や経済政策の話はLGBTがあれば政権支持率の時に「これを支持しますか」という項目が落ちるので岸田政権は助かるのである。

これをもしかしたら岸田政権が裏側で仕組んでやっている可能性がある…という推察を高橋氏はしているのだ。岸田総理は「総理になりたかっただけの男」なだけに「真に日本人の為の政治」にはあまり関心がないが、自分の権力を守る為なら結構な策士になる…そういう人物でもあるのだ。

LGBTの話は誰でも議論することができて白熱化するので、岸田政権が真に重要な政治テーマから目を逸らす戦法として利用している可能性は十分にある。

だが、しかし…。

逸らし戦法は岸田政権の権力維持には役立つかもしれないが、「日本の国益を害している」のは厳然たる事実である。ウクライナ侵攻から1年が経過し、NPT体制が崩壊して国連の体制も機能不全に陥っている現状で日本がどうすべきなのかが問われているのである。これは日本国民の死活問題なのだ。それをまともに議論もせずに、社会に向けては相変わらず「非核三原則です」と宣っておき、NATO加盟の準備も始めないというのは完全に理解不能である。

非核三原則は法律ではなく閣議決定だけでできる(政府方針を見直す)ので、時の総理大臣が決心すれば必ずできるのである。

だが、現状はLGBTだ…。
駄目だこりゃ、な実態である。








コオロギ食を激推しする勢力への違和感

2023-03-05 07:48:07 | 社会・政治
中国・ロシア・北朝鮮からの攻撃脅威が増しており、これを議論することが日本の喫緊の課題であるにも関わらず、コオロギだそうだ。

SDGsとの関わりでコオロギ食なるものがマスメディアで盛んに喧伝されているが、これに対する違和感はかなり強烈である。
3月2日に日本テレビで放送された「スッキリ!」でもコオロギ食の推進をテーマに番組は進められた。

『コオロギ食は無意味』「スッキリ」で猛反発した坂口孝則さんに反響「唯一の良心」「真っ当な意見」

坂口孝則氏の意見は極めて普遍妥当性の高いものである。食品の確保ということではフードロスを含めた大きな視野でまず考えなければならない事があるだろう。それは間違いない。

この番組について作家でジャーナリストの門田隆将氏は次のようなツイートを発信した。

『門田隆将氏のツイート』

害のある細菌数が多く、昆虫由来アレルギーの危険性もあり、重金属類の生物濃縮の問題もある。そして、妊婦さんが食べると大きな問題を引き起こす危険がある、ということだ。「妊婦さんにはタブーだよ」とまで言っているのだ。これは内閣府食品安全委員会で指摘され懸念されている事なのである。

そもそもコオロギには毒性があるのであり、安易に食品化することは大きな問題があるのは確かだ。なにより、「先人はコオロギなど食べなかった」という事実はもっと意識されて良いだろう。先人はコオロギが毒であることをちゃんと知っていたのだ。とても安全とは言えないから、だから昔の人はコオロギを食べなかったのだ。こんな分かりやすい事実を無視してまで食品化して日本人に食べさせようとする勢力は一体何なのだろうか?

自民党代議士の河野太郎氏もコオロギ食の推進派である。実に気色悪いのだが、この事実と、SDGsがらみでコオロギ食を推進している勢力はある種の利権に関係しているのではないだろうか、と推測するところである。SDGsや地球温暖化というのは実はそれで利権の美味しい汁を吸いたい人のための口実なのである。そして、河野太郎氏は親中派である、という事実から何かが浮かび上がってくるのではないだろうか。

現在、SDGsを熱心に推進しているのは世界でも日本だけである。これは厳然たる事実だ。他国でSDGsと言っても誰も知らないくらいである。マスメディアもSDGsにはひときわ力を入れて喧伝しているのだが、そこに強烈な違和感を持つ人は多い。

今現在起きている事象、国民の誰も望んでいないコオロギ食を上から平然と押し付けようとする不自然さったらないのである。何かの勢力による意図的な策動、しかもマスメディアまで巻き込んだスケールの…であることは間違いないだろう。

日本人は一般的に「食」へのこだわりが強い国民でもある。その日本人の食を無理やり奪うとしたらどうだろうか。仕掛人たちが想定する以上の反発が生まれる可能性はあるだろう。コオロギ食を上から押し付けようとする河野太郎代議士も想定外の強烈な反発を覚悟しておいたほうが良いだろう。(*1) 事に依ったら・・・いや、言いますまい。(笑)


コオロギを食べたければ、それを好きな人だけがひっそりと食べれば良い。それだけのことだ。日本国民全員に強要するのは完全に筋違いであり、あってはならないことである、絶対に。





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(*1)
そもそも「上から押し付けるやり方」自体が社会主義的であり、独裁国家の中国と同じなのである。河野太郎代議士はいつも自分が決めたことを国民に押し付ける事を当然と考えており、反対意見を聞く耳を持たない。議論も回避して自分の欲望を貫こうとする。議論や検討を経て相手に納得してもらうプロセスを踏む意思を持たない独裁者的な資質があり、筆者は良い印象を持っていない。