伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

カモミール摘み

2009年05月27日 | 園芸
5/27

「皐月の空の下で新茶を摘むのは素晴らしい経験だった」とMrs. TKが言った。

青い空、茶畑に広がる緑、芽生えた新茶の柔らかな手触り。赤い襷や菅笠がなくてもその情景は容易に想像できる。

そんな経験をしたことはないが、新茶ならぬ「カモミール」の花をいまの時期に摘み採る作業も満更捨てたものではない。

淡い緑の葉に支えられた小さな白い可憐な花、その花を摘み採ると辺り一面に匂い立つほんのりした甘酸っぱい香り、新茶摘みとはいかないが、この作業もとても爽やかな気分にさせてくれる。

カモミールの幹は弱く、支柱を立ててやらないとすぐ地面に這ってしまう。(花言葉は「逆境のエネルギー」だそうだ。)今年は支柱を立てたお陰で花摘みが容易になり、こうした楽しみ方があることを再発見した。

我が家では朝食にコーヒーを1杯半飲む習慣があるが、こうして摘んだカモミール(「大地のリンゴ」と言うのだそうだ)をレモングラスと一緒にしてハーブティとして飲むようになって1杯のコヒーで足りるようになった。

花と葉にある甘酸っぱい香りは、薬草としては鎮静効果と消化を助ける効果があるとか。

浴剤にも使えるというが、まだ試したことはない。




コメント (1)
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