我が家の二階からいつも西の空に見えている天城連峰だが、そのうち東端に聳える「万二郎岳」の頂上に初めて立つことが出来た。
ごく近所の3家族を加えた総勢10名、これまでにない本格的な登山の服装で、麓の天城高原駐車場から出発し一路「万二郎岳」を目指す。
一日中好天という天気予報を裏切る雨模様を思わせる霧の中を濡れて滑りやすくなっている登道を一歩一歩踏みしめながら注意して登る。
途中では道の両側を囲む林間の景色をあまり楽しむことはできなかったが、ほとんど汗をかくことがなく急斜面の道を歩くのは肉体的には随分楽だった。
ようやく「万二郎(1299m)」の頂上に達したが、あたりは一面雲に閉ざされ展望は全くきかない。
昼食が予定されていた場所。頂上真下の岩場まで険しい坂道を降りたが、そこもまた雲か霧か一面の白の世界。
しかし、ちょうど弁当を食べ終わる頃、急にあたりの雲が吹き払われ、眼前に緑したたる「馬の背」が現れ、さらにそれを隔てて天城連峰最高峰の「万三郎岳」が姿を現した。
立ち上がるのが怖いようなとがった岩場だが、俄かに晴れ上がったそこからの展望は相模湾と駿河湾を同時に見渡すことが出来る絶景の場所。
なかでも東に見る伊豆の山々を背にした濃淡の緑が広がる一帯は、なんと5日前に歩いたばかりの「細野高原」ではないか。
上から見るとこんな風にみえるのだ。鮮やかな緑の薄野の広がりはなんともいえない美しさである。
帰路に一箇所危険な岩崩れの場所があり、そこからは我々が住む大室高原を一帯を含む東伊豆を遠く眼下に見下ろす場所があった。
普段は仰ぎ見る大室山だがとても小さく眼の下に納まっいた。
「令法(りょうぶ)」の大木と「コアジサイ」
80歳最高齢の私のほか全員が高齢者、「山に勇気はいらない。ひたすら慎重に」の注意を守り、安全に下山した。
この日の総歩数は12000歩(最近はほとんど日をあけることなく万歩を歩いている。)
ごく近所の3家族を加えた総勢10名、これまでにない本格的な登山の服装で、麓の天城高原駐車場から出発し一路「万二郎岳」を目指す。
一日中好天という天気予報を裏切る雨模様を思わせる霧の中を濡れて滑りやすくなっている登道を一歩一歩踏みしめながら注意して登る。
途中では道の両側を囲む林間の景色をあまり楽しむことはできなかったが、ほとんど汗をかくことがなく急斜面の道を歩くのは肉体的には随分楽だった。
ようやく「万二郎(1299m)」の頂上に達したが、あたりは一面雲に閉ざされ展望は全くきかない。
昼食が予定されていた場所。頂上真下の岩場まで険しい坂道を降りたが、そこもまた雲か霧か一面の白の世界。
しかし、ちょうど弁当を食べ終わる頃、急にあたりの雲が吹き払われ、眼前に緑したたる「馬の背」が現れ、さらにそれを隔てて天城連峰最高峰の「万三郎岳」が姿を現した。
立ち上がるのが怖いようなとがった岩場だが、俄かに晴れ上がったそこからの展望は相模湾と駿河湾を同時に見渡すことが出来る絶景の場所。
なかでも東に見る伊豆の山々を背にした濃淡の緑が広がる一帯は、なんと5日前に歩いたばかりの「細野高原」ではないか。
上から見るとこんな風にみえるのだ。鮮やかな緑の薄野の広がりはなんともいえない美しさである。
帰路に一箇所危険な岩崩れの場所があり、そこからは我々が住む大室高原を一帯を含む東伊豆を遠く眼下に見下ろす場所があった。
普段は仰ぎ見る大室山だがとても小さく眼の下に納まっいた。
「令法(りょうぶ)」の大木と「コアジサイ」
80歳最高齢の私のほか全員が高齢者、「山に勇気はいらない。ひたすら慎重に」の注意を守り、安全に下山した。
この日の総歩数は12000歩(最近はほとんど日をあけることなく万歩を歩いている。)
天城の山々には、一度は登りたいと念願していますが、一足先に景色を堪能させていただきました。