9月12日 (月) /
夏が終わり、秋が近づくと、それまでなにも生えていなかった道端や空地に真っ赤な曼珠沙華の花がにわかに姿を現すのを見かけることがあり、「秋の彼岸」の近付きを知る。
この近郊では「彼岸花」とも呼ばれる曼珠沙華が群生するところといえば「十足地区」と「池地区」にある田圃の畦道である。
ラニーヤ現象の影響だろうか今年は台風が日本列島に次々と近付いてくるので、秋になってからも連日の雨か曇りで、秋を象徴するようなさわやかな青空をみることがほとんどない。
そんな中での定例月曜ウオークの日、前日の天気予報は「曇のち雨」ののでウオーキングの中止を決めていたところ、朝起きてみれば青空が垣間見える。これなら歩けると、急きょ、この時期ならではの「彼岸花探訪ウオーク」を行うことになった。
いつものとおりIKOI農園前に9:30集合、十足地区の田圃に向かう。総勢5名。
田圃の入口に至るまでの道端には彼岸花がところどころに咲いており、いいタイミングに来たと思っていたら、肝心の田圃の入口に鉄柵が設けられていて畦道には入れない。
最近は近くの山稜に鹿が増え稲穂をその食害から防御するための措置だと思われる。
一度県道に出て柵を迂回すれば畦道に入れるとは思ったが、十足地区を諦めて、池地区の田圃に向かう。
こちらは正解。びっしりと見事に実った稲田が広がり、ところどころに彼岸花が群生している。稲穂の黄金色と彼岸花の紅色のコントラストが美しい。
池地区を流れる小川沿いにも咲いている。
彼岸花は紅色だけではない、白色もある。
総歩数は5500歩。手ごろなウオーキングとなった。