伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

EM菌による土壌改良とミミズの繁殖

2009年07月07日 | 園芸
EM菌(有用微生物群 effectiv microorganisums )による生ゴミ処理を始めたのが本年5月20日。以来コンポストに生ゴミを投入しEM菌の「ぼかし」(商品名「コーンスマイル」)を掛けて混ぜ、その上に大量の畑土を載せる作業を毎日続けている。満杯になるまで3台のコンポストを順次使い回し一巡はとうにこえた。
説明書やインターネットで調べたところでは約2週間で生ゴミは堆肥化するという。実際やってみると、2週間以上経過したコンポストを開けてみるとほとんどの生ゴミは堆肥というか土壌というか畑の土とほとんど変らないものになっている。(ただ、一部まだ土壌化せず残っているものもある。特に柑橘類は土壌化せず形を留めており、EM菌はみかんなどの処理はどうも苦手のようである。)

そうした土壌中に沢山のミミズを見付けることがある。EM菌を使い始めてからというもの、コンポストの中で育ったミミズが拡散し畑全土で大量繁殖しはじめているようだ。

これはとてもいい傾向である。ミミズは土壌を耕す「自然の鍬」、ミミズの存在によって土壌は栄養豊かな「黄金の土」ともいうべきものに生まれ変わるといわれているのだから。

近所のMrs. TBはミミズは身震いするほど嫌いだというが、今の私はミミズがとても可愛く、愛しく思える。土を耕すときに姿を現すミミズを殺さないようにそっと他所へ移している。
進化論のダーウインが長年にわたりミミズと土壌との研究をしていたことは随分前に聞き知っていたから、以前からグロテスクなミミズをさほど嫌うことはなかったが農作業に専念するようになるとミミズへの愛着は一層深まってきたようである。



太く大きいミミズ


動きのいい小型のミミズ



手にべたつかず扱いやすい「ぼかし」
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