伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

真夏の一日

2015年07月24日 | 園芸

7月24日    (金)    

梅雨が明け鬱陶しい雨や曇の日からは解放されたが、TVの伝えるところによれば日本各地では記録破りの炎暑に襲われているところが多いらしい。

当地も御多分に漏れず日中の温度は30度を超すので日中の外出は避けたいところだが、朝夕は思いのほか涼しく、早朝には鶯が鳴いているし、黄昏迫る頃にはヒグラシの鳴き声が響く。

あまり暑くならないうちにと、午前中に久しぶりの園芸作業を行なおうと作業服を身にまとい空を見上げたら、なんと夏空ならぬ秋の空がはやくも広がっているのに驚く。

畑に出てみると第一次の胡瓜は完全にアウト、葉も茎も元の形をとどめていない。まずはその撤去から始める。

次いでトウモロコシを見る。トウモロコシは完璧な鳥獣からの防御体制の下でいまも健在、まだ収穫はすべて終わっていない。今年は皆が集まる機会がなかったので、収穫祭というわけにはいかなかったが、各自それぞれで立派なトウモロコシにありついている。

数日の晴日だが、畑土は固く乾いて夏野菜の葉はおおむね元気がない。トマトと茄子の収穫はこれからぼちぼちというところか。

ミカンの樹影の茂みのなかに茗荷を見付ける。蚊に食われないよう手早く収獲する。

たいした作業をしたわけではないのに、1時間ほどで全身汗みどろ。帰りの坂がきつい。

当地の原野に自生する山百合が見事に咲いているので撮影。

午後には書斎に籠ってクーラーを始動させた。一向に涼しく成らないので、リモコンの表示を確認したら「暖房」となっている、慌てて「冷房」に切り替えたが、思えば今年になって書斎を冷やすのは今回が最初であった。それまでは窓を開ければ午後であっても風が通ってそれなりに暑さが凌げていたのである。

 

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