伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

タブレット(windows8.1)に挑戦中

2015年07月08日 | パソコン

7月8日    (水)    

なんと長い雨の日が続くのか。梅雨だといってもたまには夏の日差しがさしてきてもいいはずなのだが、そんな日はたえてない。今日も外は雨模様、それに白い霧も立ち込めている。

当然のことながら、買物以外に外に出ることはない。時々のゴミステーションへのゴミ捨てか、農園のコンポストに生ゴミを捨てるかたわら雨に打たれながらもなんとか育っている胡瓜や茄子、隠元などを収穫するくらいが関の山の戸外活動で、身体がなまるというより身体を動かさないことから老躯の体力が目に見えて低下してきているように思えて気掛かりである。

家に閉じこもってすることといえば、私にできることはパソコンを操作するか、テレビを見るか、読書するぐらい。身体を動かさないのにかえって疲れる。椅子に座ってTVをみていてもいつしかウトウトすることが多い。

そうした生活の中で、わずかに気力を取り戻してくれるかと思えたのが、去る6月20日に手元に届いた新しい玩具?「タブレットwindows8.1」(NEC PC-TW710T2S)である。

これまでは携帯端末としてスマートホン富士通のF-08を使ってきたが、これは年寄り向きに作られた「らくらくホン」という奴で、スマホとしては字が大きく画面タッチも楽だという謳い文句につられた嫌いがあり、超高齢者の私の視力ではスマホの画面としてはかなり大きいとはいえ見づらく、おまけに年寄りはそんなことはやらないだろうという思惑からか、私にとって肝心要の新しいソフトのダウンロードができないときている。

結論的には、少なくとも私のとってこれはどうにもならない代物で、ほとんど使う機会がなかった。  (2015/4/21ブログ「スマートホンの使い方」)

 そんなところに、たまたま「タブレット」の実物を見せてもらい、見やすく作られているその大きな画面に気を惹かれ、帰ってからインターネットでいろいろ調べていたら急に欲しくなりインターネットで購入することにしたのである。

どうせ買うならと欲を出し、私のデスクトップのパソコンのOSがwindows7なので、新しくwindows8にも挑戦する意味もあってこの機種にしたのである。

手元に届いたタブレットをみて驚いた。同封されるべきペーパーがほとんどない。全くと言っていいほど、取扱い方法を記載した文書がないのである。

 「取扱い説明書」がないだけでなく、ざっくり言えば器械そのものだけが送り届けられたというに等しい。器械の形状の説明すらない。タブレットの側面にいくつかのボタンや穴があるのだが、それが何なのかなんの説明すらないのである。

私はそれなりに長い間、パソコン系統の器具を扱ってきており、一応のところは慣れていると思っていたのだが、とんでもない、使い方の見当もつかない代物である。

こんな器械を若い人は自由に操れるのだろうか? 

だが、大枚を払って手に入れた物だからなんとか使えるようにしたいと思い、幸い使い慣れたデスクトップのパソコンwindows7があるので、これを使ってタブレットやwindows8の扱い方を調べることにした。

 しかし、これが大変。雨の日続きだから時間はたっぷりあったものの、インターネットで調べた情報を基にタブレットをあれこれいじくりながら3週間ほどこれにかかりっきりで過ごした今日まで、いまだにうまく使いこなせないのである。

 こうした新しいものを知ろうとする作業を、私は必ずしも嫌いではないのだが、まさしくお手上げの状態で続いている。

あまりにもうまくいかないと気分も落ち込む。新しい玩具が気持ちを湧き立たせるのでないとなると、これは本末転倒である。

この機種はタブレットをキーボド盤に差し込んで使えるようになっているが、盤にはマウスでなくこれまで使ったことのない「タッチパッド」となっており、その使い方の説明もないのでうまく使いこなせない。

「タブレット」とは本来、単体でタッチパネルとして使うものだと思われるが、私はタッチパネルの画面を撫でるのはなんとも苦手である。小さい画面の所定の場所を押そうとしても場所がずれてとんでもない画面が出現したりする。

人一倍不器用な指がさらに老いて萎んできているのだからか細かい操作ができないのである。思い切って、指先をやすりで擦ってみたが、これはあまり効果はなさそうである。

今のところ、もっぱら役立っているのはsonyのSRS-X1を通して入浴中に音楽を聴くだけ。それとベッドでニュースを見るだけ。だが、ニュースなどTVや新聞でみれば足りる。

これからの行き先不透明、このタブレットをうまく使いこなしていくことができるのか? 自信がない。

 


タブレット本体


タブレットをキーボードに装着


タブレット本体とキーボード盤、紫の小球はsonyのsrs-x1、そしてデスクトップパソコン

 

 

 

コメント (6)
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