6月4日 (火)
IKOI農園の収穫祭もだんだん本物らしくなってきた。これまでは「収穫祭」とはいうものの、宴席で食べるものの大半は各自が家庭から持ち寄ったもので、IKOI農園で採れた食材を調理したものは必ずしも多いとはいえなかったのである。
言ってみれば「収穫祭」という名目を付けてはいるが、午前中に皆でしっかり園芸作業をした後にパーゴラの下にメンバー全員が集まり、盛りだくさんの料理をおしゃべりしながら楽しむ「昼食会」というのがその実態に近かったといえる。
だが、今回の「収穫祭」は名実ともに備わったものとなった。
食材となったのはIKOI農園での収穫物(ソラマメ、玉ねぎ、グリーンピース、大根、カブなど)が大半を占めていたし、しかも調理は現場に築かれた炉に鍋・釜・ダッチオーブンをかけて、蒸したり、焼いたり、煮たりしながら頂くという手の込んだもの。
ソラマメ一つ例にとっても、茹でたもの、煮たもの、蒸し焼きしたもの、揚げたものとなかなか多彩。
ところで、収穫祭で「食事」と並ぶ「農作業」の方はといえば、玉ねぎの収穫、その跡地を耕耘してからサツマイモ(安納芋)の苗植え、グリーンピースの撤去と収穫など、大掛かりな収穫作業が中心となった。
それにしても今年はソラマメ、グリーンピース、玉ねぎの収穫量は半端ではなかった。これまでに経験したことのない大量収穫。
「豊作」というのはこういうことか。4家族に分配したのを坂の上の家まで持ち帰るのも私のような超高齢者には重すぎて無理、仲間のお助けがなければ到底困難。