伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

久し振りのウオーク

2011年08月28日 | ウオーク

8月28日(日)

久し振りの晴日となった。天候に祟られて随分長く散歩することができなかったが、これからはまた気を取り直してウオークに励まねばなるまい。

とはいえ、このところ急速に脚力の衰えを自覚するようになっている。歩き過ぎて脚の関節などが一時的に疲れたり痛んだりするというのではなく、どことなく全身的な違和感が容易に抜けず、痛みや疲れからもなかなか回復しない。

考えてみれば80歳を超えているのだから、いつまでも昔と同じ体力を保持できるわけではない。これは加齢からくる全体的な体力退潮のあらわれと見なければなるまい。

そうした懸念を抱えてのウオークとなると、今日の散歩はウオーク再開のための脚ならしというより、いまの身体状況を勘案してどれだけ歩けるかをチェックする意味合いが強い。

したがって、これまであまり気にかけることのなかった出発時の準備もおのずと慎重になる。まずは所持品(サングラス、時計、ティシュ、タオル、携帯電話、デジカメ、水筒、財布、磁石、雨具、地図)をよくチェックしてから出発する。

今日の散歩は近所の「神祇大社」「グランパル公園」を目指すことにし、事前にGooglemapで歩くコースを地図で確かめる。

暫くGooglemapにアクセスしていなかったが、サイトを開くといつの間にかいくつかの改善が図られている。
これまで地図では、当地のような田舎道はあまりはっきり書き込まれていず少々信頼を置きかねていたが、今回は地図より写真の方がかなりよくなっている。相変わらずぼんやりした航空写真だがその上に道筋がしっかり上書きされているので、これなら土地の複雑な道でも役立ちそうである。

早速、この写真をプリントアウトして携帯することにした。

(googlemapの写真を画像に保存しようとしたら、制限がかかっていて出来ない。スナッピング・ツールを使って切り取ってみたが、これもダメ。そこで思案し、プリントスクリーン・キーを押して「クリップボード」に取り込み、ペイントソフトを開いて貼り付け、その画像の不要な部分をトレミングでカットして印刷したらうまい具合にプリントできた。してやったり!これにはちょっとした達成感を味あう)

足に自信が持てないので、これまでの坂道のあるコースでなく、地図の上からできるだけ平坦な道を選ぶ。法華塚の急坂を避けて東大室台交差点に出て、国道135号線でグランパル公園を右手にみてから神祇大社に入る。

途中は念のため、15分か20分くらいの間隔で路端に見付けた花を撮影するという名目で数分休息をとって歩く。これはなかなかいい思い付きだ。


珊瑚樹

休み休み45分ほど歩いて神祇大社に着き、そこで10分休憩してから帰途につく。今度は神祇大社の裏手に出てから法華塚の坂を下って元も道を帰る。

このコースの往路にほとんどのぼり坂がなく、帰路は最初の下坂のあとは平坦な道。

歩数計を見たら8388歩、距離は6.5㎞とある。所要時間は1時間40分、神社での休憩を10分とったからこのコースはゆっくり歩いて1時間30分というこの辺ではあまりない上り下りのないコースであることを知った。

1時間半のコースは今の私にはちょってきついが、これからの散歩道の一つにしたい。

散歩の途中、林の中の小道ではセミ(つくつく法師)の鳴き声、テニスコートでの人声と球の音、鳥の鳴き声を聞くほかは実に静かである。

帰宅直前には「やれやれ」という気持ち。かなり疲れた。脚力の衰えは覆うべくもない。これは単に最近ウオークを怠ってきたことからくるのではなく、より深刻な加齢による肉体の衰弱を意味している。

残念だが認めざるをえないようである。これからは己の体力・脚力に見合ったウオークを考えるしかないようである。

コメント
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