京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

京都五花街『上七軒』ーⅡ

2019-06-12 16:10:18 | 京都の花街


京都の花街の一つ、『上七軒』の続きです。















北野郵便局もここの景色に馴染んでいます。















黒の千本格子に二階からの簾、祇園新橋でよく見た景色です。





上七軒通りの東入口





来た通りを戻ります。










鍾馗さん















露地





























ちりめん山椒が有名です。




















老松菓舗

有職菓子御調進所。婚礼菓子、茶席菓子、「夏柑糖」がよく知られています。










ガスメーター隠し









北野天満宮東門









上七軒西入口






8月11日盆踊りポスター
この日は舞妓さん、芸妓さんの浴衣姿が見られます。






北野天満宮は修学旅行生がたくさんお参りにきていました。









お守りを買い求める学生





小学生は撫で牛





境内は正月の縁起物となる「大福梅」の収穫真っ最中





社務所に集められた梅は2トンにもなったそうです。




















京都五花街『上七軒』

2019-06-12 05:27:14 | 京都の花街


まだ梅雨入り宣言が出されていないですが、朝から曇天で雨予想の朝の散策です。

京都の五花街のうち四つは祇園にありますが、北野天満宮の東門前町にあるのが上七軒です。
歴史は五花街のなかで最も古く、起源は室町時代に遡ります。
北野天満宮が火災にあった際に、その再建で残った木材を使って七軒の茶屋を建てました。
後に太閤秀吉が北野で大茶会を開いたとき、七軒の茶屋で出された団子に感動し、団子を商う特権と茶屋株を与えました。
今も上七軒のお茶屋の軒下を飾る提灯は「つなぎ団子」です。
西陣に近く、織物産業が好景気のときは、多くの旦那衆で賑わいました
現在も10軒ほどの茶屋と20数名の舞妓、芸妓さんが在籍し、春には「北野をどり」が開催されます。
舞踊は花柳流(はなやぎりゅう)。春の公演は「北野をどり」、秋には「寿会」が開催されます。
紋章は秀吉のエピソードにちなみ、まるく交差する五つ団子。 

天満宮東門に近いところから東に(北野天満宮東参道)歩いていきます。今にも雨が降りそうです。
以前は電柱が不粋だったのですが、地下に埋設され、石畳です。
先日祇園新橋を投稿しましたが。電柱の不粋さには本当に残念でした。
往時より軒数は減りましたが、二階建ての茶屋形式の町屋が並び、二階から簾が下がる落ち着いた茶屋街です。



































上七軒歌舞練場入口





お店マップ










くろすけ
























お茶屋





面白い表札 夜明かりが点ると風情あるでしょうね。




















お茶屋




















ガスメーター、エアコン室外機も隠しています。




















インターホンもこのように

























画像が多くなりましたので続きます。