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京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

京町屋下京(20)喫茶きたむら、岡*家、廣田紬、くみひも芳厳、久保田美簾堂、藤田源刷毛、松尾外科医院

2020-02-01 18:17:33 | 京都の町 町屋・建造物


京都の町屋下京区、第20回です。

喫茶きたむら





岡*家





廣田紬(株)










くみひも芳厳









久保田美簾堂










藤田源刷毛















松尾外科医院










町屋外観の特徴
屋根
一階庇の最前列は一文字瓦で葺いています。
横の一直線と格子の縦の線の調合が町屋の外観美の一つです。
格子
格子は戦国時代からで、内からは外がよく見え、外からはよく見えないようになっています。
家の商いや家主の好みでデザインが異なります。
上部が切り取られた「糸屋格子」、太い連子の「麩屋格子」、「炭屋格子」、重い酒樽や米俵を扱う「酒屋格子」、「米屋格子」、繊細な「仕舞屋格子」などがあります。格子を紅殻で塗ったものが紅殻格子。
ばったり床几
元々は商いの品を並べるもので、後に腰掛け用に床几として近隣との語らいの場でした。ばったりとは棚を上げ下げするときの音からきています。
店の間の外観
軒下に水引暖簾、大戸に印暖簾を掛けます。
虫籠窓
表に面した二階が低くなっている「厨子二階」に多く見られる意匠。
防火と道行く人を見下ろさない配慮と言われています。
犬矢来
竹の犬矢来は割竹を透き間なく組んだものから、少し透かしたものまでさなざまです。
直線的な町屋の表情を和らげてくれます。







鬼縛り、クロヤナギ、木瓜、オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)

2020-02-01 15:15:01 | 2020 花



オニシバリ(鬼縛り)
ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑小低木、有毒植物です。別名はナツボウズ(夏坊主)。
花期は2ー4月、花は淡黄緑色です。






クロヤナギ(黒柳)
ネコヤナギの変種と言われています。






ボケ(木瓜)





オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)
オオバコ科クワガタソウ属の越年草で、路傍や畑の畦道などに見られる雑草と言われる花です。
秋に芽を出し冬に横に広がって育ち、早春に多数の花をつけ、春の終わりには枯れてしまいます。
この間の暖かさで一気に開花しました。





















バイカオウレン(梅花黄蓮)開花

2020-02-01 05:37:39 | 2020 花


バイカオウレン(梅花黄蓮)開花です。
キンポウゲ科オウレン属の多年草で、ウメに似た形の白い花を咲かせます。
山地の森林内にある腐植質に富んだ湿った場所に生えています。
花の直径は1.5cmほどで、白い花弁に見える部分は萼片で、花弁は黄色く目立ちます。
東北地方南部から近畿、中国地方で自生し、開花期は2~3月でしょうか。
早春を代表する花の一つです。


















ウグイスカグラ開花です。
日本全国の山野に見られるスイカズラ科の落葉低木です。
名前の由来は、ウグイスがこの木の茂みに入りこんで隠れるさまや、ウグイスがこの木の枝を渡り歩く姿を「神楽舞う」としたとも言われています。ウグイスが鳴くころに開花することから、ウグイスノキという別名もあります。



















フキノトウ