京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

春の山野草 アオモジ、ユキワリイチゲ、ハナノキ、ニシキマンサク、マンサク、ホトケノザ、オオイヌノフグリ

2020-02-28 18:44:59 | 2020 花


アオモジ
アオモジ (青文字) は春に葉に先立って、小さな実のような黄色の小花を枝いっぱいに咲かせる落葉小高木です。


















雪割一華 ユキワリイチゲ





















ハナノキ













ニシキマンサク













マンサク





ホトケノザ













オオイヌノフグリ





ハチジョウキブシ









まだ2月だというのに、蝶々を見ました。名前はキチョウだと思います。
この間の暖かさで、羽化時期を勘違いしたのでしょうか。










京都御苑「黒木の梅」 満開

2020-02-28 05:34:04 | 2020 花


京都御苑九条邸跡の北側にある紅梅は「黒木の梅」と呼ばれ、現在満開続きです。
遅咲きの立派な梅ですが、今年は開花が早く2月中に満開となりました。





九条家は五摂家の一つで、平安時代以降多くの摂政や関白を出しました。
娘の多くも天皇の妃となり、大正天皇の節子皇后もその一人です。
その九条家の敷地の中にあった紅梅が、大正天皇即位の大礼に際して現在地に移されました。
その後枯れため、接木で植継ぎされて復活したのが現在の「黒木の梅」です。
原株は孝明天皇の后、英照皇太后が幼少時に過ごされていたご生家で愛でられていたものと伝わります。
「黒木の梅」は、公家や皇室ゆかりの梅で、京都御苑を代表する梅として大切にされています。


九條邸跡の北側の「建礼門前大通り」の一角にあります。
この通りは葵祭や時代祭の行列の通り道です。

















九条邸跡
九条邸は広大な屋敷でしたが、現在は池と茶室が残されているだけです。









閑院宮邸跡













雪柳





出水の小川の梅





ロウバイ









梅林













天皇陛下が即位を宣明された玉座「高御座(たかみくら)」が、東京に続き、京都でも20日間一般公開されます。
京都御所での公開期間は、3月1日から22日までです。
皇后さまが立たれた「御帳台(みちょうだい)」や、参列者がささげ持った弓なども展示されます。
ただコロナウィルス対策で全国的にイベントや行事が中止になっています。
予定通り開催されるのでしょうか。