京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

昨日祇園祭吉符入、本日くじ取り

2017-07-02 18:05:36 | 祇園祭2017

昨日祇園祭の吉符入(きっぷいり)が始まり、今年の祇園祭がいよいよスタートしました。
この吉符入は7月1日から5日の間に各山鉾町で行われます。
山鉾町の関係者が町会所に集まり、祭の無事を祈願し打ち合わせを行います。
夜は囃子方も神棚に手を合わせ、お囃子を奉納します。


月鉾の吉符入





裃をつけた役員の姿も見えます。





放下鉾





長刀鉾
長刀鉾の吉符入は町会所の二階で、保存会の役員や囃子方らが見守るなかで行われます。
稚児と禿の名前を書いた吉符を神前に納め、稚児と二人の禿が町関係者の前で舞を披露します。
5日には町会所の窓辺から身をのりだし、四条通に向かって舞をはじめます。
このとき奉納囃子とよばれるお囃子も演奏され、その音にあわせて優雅に舞います。
毎年多くの人が集まり、喚声があがります。

役員の方々が町会所に入って行きます。










昨日朝は八坂神社で長刀鉾の稚児のお千度の儀が行われ、祭の無事を祈願しました。

京都新聞画像です。





そして本日は祇園祭の山鉾巡行の順番を決める「くじ取り式」が市長立ち合いので京都市役所市会議場で行われました。
くじ取り式の歴史は古く、600年以上前の1500年には始まっています。
江戸時代は六角堂、 明治時代は京都府庁や市役所、終戦直後は八坂神社で行われていました。
巡行順をめぐり山鉾町の争いが絶えず、1953年から市議会議場になっています。





17日前祭巡行で先頭の長刀鉾に続く「山一番」は占出山(うらでやま)に決まり、
24日の後祭巡行は、鯉山(こいやま)が山一番になりました。










10日から前祭に山鉾建てが始まります。




真如堂のハス、ムクゲ、ムラサキシキブ、オミナエシ

2017-07-02 06:02:25 | 花めぐり2017


昨日は蒸し暑く、今夏初のエアコンを入れました。
今日明日はさらに気温が上がり、蒸すようです。
昨日の真如堂です。
そろそろハスが咲いている頃です。





研修道場前の真如蓮(シンニョレン)開花していました。
このハスは「白蓮の貴公子」と賞賛される白一重の美花で、端正な花容です。
この美しい蓮の花を咲かす真如蓮 は、真如堂の名前がついていますが、
浄土宗西円寺(山口県)で植栽されてきたと伝えられています。





以下は品種不明です。






















本堂前のナツツバキは終盤です。










アジサイも終盤です。




















ネムの花





桔梗





ムクゲ咲きはじめです。















ムラサキシキブの花





オミナエシも咲きはじめです。










七月に入ったばかりですが、秋の七草の桔梗、撫子、女郎花を目にしました。
季節の移ろいに少し戸惑っています。