京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

曼殊院、赤山禅院の紅葉

2016-11-15 20:16:07 | 2016紅葉

洛北一乗寺にある曼殊院の紅葉が色づきを増しています。
曼殊院は門跡寺院で青蓮院、三千院、妙法院、毘沙門堂門跡の天台五門跡の一つに数えられています。
着いたのは8時過ぎです。







勅使門前きれいに色づいてきました。



弁天池まわりは見頃です。



















勅使門前の通り
まだ青いのが目立ちます。























次は赤山禅院です。
山門を通り本堂に向かう参道、色づいてきました。
本堂は見頃です。







本堂石段下







地蔵堂前



寒桜です。
紅葉と桜のめずらしい景色です。












本堂を一周します。



山茶花







池まわりも色づいてきました。



帰りの参道




詩仙堂の紅葉

2016-11-15 16:05:40 | 2016紅葉

京都洛北一乗寺の紅葉の名所の一つ詩仙堂です。
昨日圓光寺の後に行きました(圓光寺と詩仙堂は近所です。)
詩仙堂は江戸初期の石川丈山が1641年(寛永18)に造営、隠棲した山荘跡です。
正しくは「凹凸窠」、でこぼこした土地に建てた住居という意味です。
この「凹凸窠」の中心には、中国の詩家三十六人の肖像を狩野探幽に描かせ、
丈山自ら書いて四方の壁に掲げた”詩仙の間”を中心としているところから「詩仙堂」とよばれています。
白砂の唐様庭園もみどころです。

山門



ここの参道はいつも掃き清められています。



躍淵軒



嘯月楼に入ります。



詩仙の間から見た紅葉の景色












白砂がきれいです。



至楽巣の前







庭園に出ます。
山茶花です。



外から見た嘯月楼















柿と紅葉
















残月軒の掛軸
「麻三斤(まさんぎん)」



シモツケソウが咲いています。
















嘯月楼前は見頃ですが、庭園全体は20日前後になりそうです。




圓光寺の紅葉見頃はじめです。

2016-11-15 05:35:58 | 2016紅葉

昨日朝向かったのは洛北一乗寺の紅葉の名所、圓光寺の紅葉です。
圓光寺のはじまりは徳川家康が開いた洛陽学校です。
開かれた校風は多くの学僧や絵師、墨跡文人たちを育み日本文化の発展に大きな役割を果たした。
明治維新で荒廃しましたが、尼衆専門道場として再興されます。
現在は南禅寺派研修道場として坐禅会などが実施されています。

圓光寺の紅葉撮影は曇りをねらっていましたので昨日にしました。
山門



奔龍庭
白砂を雲海に見立て、天空を自在に奔る龍を石組であらわした平成の枯山水庭園です。
室内からの撮影です。







中門を通ります。



水琴窟
縁が広い盃型の手水鉢を用いた水琴窟はあまり例が無く、
古くから「圓光寺型」として多くの趣味人に愛されてきたものです。



十牛之庭
牛を追う牧童の様子が描かれた「十牛図」を題材にして近世初期に造られた池泉回遊式庭園です。
















よく色づいています。
昨年も同時期に訪れていますが、今年はとてもきれいです。







茶室







十牛之庭を歩きます。



座禅堂



近年にない美しさです。



鐘楼







裏山に上ります。
十牛之庭の紅葉がよくわかります。







庭園南側には洛北最古の泉水、栖龍池があります。
まだ青いもみじも多くあります。











庭を歩きます。















可愛いお地蔵様です。
















寺宝が展示されている瑞雲閣
円山応挙「雨竹風図」六曲屏風があります。








本堂玄関の襖絵
渡辺章雄「琳派彩還 四季草花図」



中門を出ます。
一昨年も良かっですが、私は今年のほうが美しいと思いました。



見頃は20日前後になりそうです。