京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

色づき開始の金戒光明寺、法然院

2016-11-03 16:49:37 | 2016紅葉

真如堂から向かったのは金戒光明寺(黒谷さん)です。
知恩院とならぶ格式を誇る浄土宗の七大本山の一つです。
ここも少しずつ色づいています。

高麗門



三門



法然院に向かいます。







白砂だん模様が先日来たときと変わっています。
前回は川に流れる落葉一枚でしたが、双方に紅葉と銀杏の葉が描かれています。















茅葺山門の上がわずかに変色しています。
ここは日当たりが良くないせいか、毎年紅葉は遅いほうです。



青苔、今年は雨が多かったせいかきれいです。







本堂への参道



サザンカが咲いています。







講堂



茶の花



安楽寺
まだ青々しています。


















真如堂の紅葉と庭園

2016-11-03 05:19:30 | 2016紅葉

京都の紅葉の名所の一つ、真如堂の紅葉もやっと色づいてきました。

総門(赤門)からの景色
少し色づいています。



参道の石段







本堂前



三重塔



本堂からの撮影



今回は本堂と庭園を拝観します。
本堂内は撮影禁止です。



真如堂の正式な名称は真正極楽寺です。建立は984(永観2)年の古刹寺院です。
応仁の乱をはじめ度重なる火災により堂塔は焼失、足利将軍家や豊臣秀吉により各所を転々とし、
1693年に現在地に落ち着きました。
本尊の阿弥陀如来は「頷きの阿弥陀」とも呼ばれ、慈覚大師が「修行者を守護して下され」と祈ると首を横に振り、
「衆生、特に女性をお救い下され」と祈ると頷いたという伝説があるそうです。

受付でいただいたパンフレットより



渡り廊下を通り書院に向かいます。



書院には「涅槃の庭」「随縁の庭」、素晴らしい襖絵(撮影禁止)があります。

涅槃の庭
1988年曽根三郎作庭です。ガンジス川支流の沙羅の林の中で、北を頭にしたお釈迦様が入寂され、
その回りを弟子や生類たちが嘆き悲しんでいる様子が、石組や白砂、植栽などで表現されています。
垣根の向こうには大文字や東山が横たわっています。



お釈迦様が横たわっています。















大文字(如意岳)










燈明寺石燈籠
鎌倉時代のもので、山城国燈明寺に伝わる石燈籠。のちに新町三井家が入手し邸に設置されました。
昭和30年東京水道町の邸に移され、昭和60年真如堂に寄贈されたものです。
ガイドの説明では1億円を下らない価値があるそうです。



随縁の庭
2010年重森千青の作庭です。
背後にある仏堂に付けられた三井家の四つ目の家紋の因んでデザインされています。



斬新な庭です。
日当たり関係できれいに撮影できないのでパンフレット借用











茶室と庭







本堂を出ます。
境内は全体的に青々していますが、一部色づいています。











サンシュユの実







ホトトギス