鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2908回】 経営者が業種の発想しかできないと、業績は下がり続ける

2018年12月16日 | 住宅コンサルタントとして

私は戦後の右肩上がりの時代やバブル時代に働いたことが無いので

商売とは基本的に簡単に行かないと思っています。

 

ただ、その時代に商売をやってそれなりに会社を大きくした方は、

やり方論だけで商売はうまくいくと思っている方の比率が高いなぁ、

と個人的に思っています。

 

そういうタイプの方は、

 

「何をやるか?」

「何を扱うか?」

 

という業種発想(横)で考えがちで、

 

「どのレベルでやるのか?」

 

という深さ(縦)で考えることが苦手なのです。

 

例えば住宅業界で言うと、

弊社は今、見学会をお勧めしておりませんで、

モデルハウス、もしくはモデルハウス+ショールームという業態を

お勧めしています。

 

ただ、これはモデルハウスをただ持てば良い、ということではなく、

もちろんショールームをつくればよい、というレベルでは無いということです。

 

インスタグラムをやって下さい、と言っていますが、

ただ何でも良いので写真を投稿すれば良い、

というレベルでは無いことと同じです。

 

今の時代は深さが大切なのであり、

その深さの部分を理解できない経営者、

それから深さのレベルで社員さんに指導できない上司は

お客様の支持を得ることは難しいでしょう。

 

今の時代は、業種発想ではなく、業態+深さの発想で

経営しなければならない時代なのです。

 

皆さんの会社はできているでしょうか?

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【第2907回】 話すぎなくとも、相手に伝わる

2018年12月15日 | 住宅コンサルタントとして

自分に余裕が無い人、自信が無い人ほど、

やたらと自分のことを話したくなります。

 

訊かれてもいない自分の過去。

自分の実績。

自分の性格。

自分の夢。

などなど・・・。

 

でも、自分自身のことなど話さなくても、

周囲の方には伝わっていると思った方が良いでしょう。

 

自分自身を理解していただこうと思うのであれば、

自分の説明を延々とするよりも、

行動や姿勢を見ていただくことが早いのです。

 

そして自身の行動や発言の節々に、

自分の人間性が出ますから、

結局説明せずとも自分のことなんて周囲には伝わっているのです。

 

特にレベルが高い人は、一瞬にして人の器を見抜きます。

 

だから見抜かれても恥ずかしくないレベルに自分を持っていくしかありません。

 

そのために、日々学び、学んだことを実行し、

経験値を高め続けるしかないのです。

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【第2906回】 成功する企業や人の特徴

2018年12月14日 | 住宅コンサルタントとして

この仕事をさせていただいて13年。

 

成功する会社、

成功する経営者、

成長するビジネスパーソンを

身近でたくさん見させていただきました。

 

その一方、うまくいかない会社、

結果が出ない経営者、

成長しないビジネスパーソンも見てきました。

 

成功する人、失敗する人。

それぞれパターンが決まっているのです。

 

成功する会社やビジネスパーソンの特徴をまとめると、

ざっと以下のようになります。

 

・オフィスや敷地、モデルハウス、スタッフさんの車がキレイ

・トイレが特にキレイ

・世の変化に適応できるよう、常に学び続け、変わり続けている

・朝礼をやっている

・決めたことが実行される

・時間と約束を守る

・経営哲学がある

・与え好きである

・トップに愛があり、人を大切にする

・教育に時間とお金をかけている

・先義後利、利他の精神

 

ざっとこんな感じでしょうか?

 

このパターンを守りさえすれば、

仕事もプライベートもうまくいくと個人的に思っています。

 

皆さんの会社、それから皆さん自身はどうでしょう?

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【第2905回】 2019年のテーマ

2018年12月13日 | 住宅コンサルタントとして

2019年に弊社が各クライアント様に強化をしていただきたいことは、

大きく分けて5つあります。

 

①新業態の更なる進化

②WEBマーケティングの強化

③商品の見える化

④動画の強化

⑤OB様との関係を維持する手法の変化

 

見込のお客様と出会う数を最大化するためには、

もう新業態が最高の手法だと確信しております。

 

この新業態を更に進化させ、

商談への動線をもっとスムーズにするために、

いろんな取り組みをしたり、店舗の設計の発想を変えたりと

またいろんなことに取り組んでいきたいと思っています。

 

そしてマーケティングに関しては、ここ1~2か月、

各クライアント様に言いまくっておりますが、

新業態にプラスしてWEBマーケティングを徹底することで、

もう本当に集客に対して困ることが無くなります。

 

商品の見える化に関してですが、

こちらはちょっと外部の方とのコラボを勝手にイメージしていて、

年明けから本格的に動いていきます。

 

イメージ通り進めば、

これまた劇的に住宅会社のマーケティング&セールスが

変わる可能性があるな、とワクワクしています。

 

動画の強化ですが、これもここ1~2か月、

各クライアント様にサンプルをお見せしているかと思います。

 

低予算で自社商品の魅力を伝えるしくみをつくれば、

商品の見える化とのシナジーも生まれ、

買いに来て下さるお客様が増えていくと思っております。

 

そしてOB様との関係維持のための手法の変化ですが、

これをやることで、経費削減+労働時間短縮につながると思っています。

 

これらのことをベースに、各クライアント様と成長しつつ、

また新たな発見があれば急なご提案事項も出てくるかと思いますが、

間違いなく時流にあっていて、スタッフさんの負担も減り、

特定なスタッフさんの個人的な能力に頼ることも減り、

組織やしくみの力で受注を伸ばす。

 

そんなところを目指していければ、と勝手にイメージをふくらませ、

ニヤニヤしております。

 

そして弊社で出来ることなんてたかだか知れておりますので、

各クライアント様同士が今年以上に積極的に交流され、

情報交換、人材育成の場の提供など、

こうした面のサポートをよりさせていただきたいな、と思っております。

 

皆で進化成長し、この激動の時代を乗り切って、

より良い会社になっていきましょう!

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【第2904回】 はじめてお会いする方にとって・・・

2018年12月12日 | 住宅コンサルタントとして

先日、ある方のご紹介で、

とあるエリアの住宅会社さんにお伺いさせていただきました。

 

クライアント様のコンサルティング終了後、夜にお伺いしたので、

頭が既にかなり疲労しておりました。

 

その状況の中、その住宅会社さんの社長の質問に

精いっぱい答えさせていただいたのですが、

今から考えると、ちょっと話が飛び過ぎていたのでは、

と思って反省しております。

 

というか、ここ5年近くは、もう住宅業界をベンチマークしていなくて、

私自身はさまざまな業態を調査し、若い世代の行動パターンを分析し、

各クライアント様と新しい業態をつくっていっている段階です。

 

従来の住宅会社、工務店とは全く別の発想で

マーケティングやブランディング、接客を考えておりますので、

住宅会社の経営者で、ちょっと頭が固い方だと、

おそらく私の発想はちょっと頭がおかしい、と感じられるかもしれません。

 

そもそも、5年前から考え続け、調査しまくって出した結論を

この直近2年でクライアント様の協力を経てカタチにしてきた。

 

この一連の流れを1~2時間でお伝えし、

それらをいきなり理解していただくことは、

かなり難しいだろうな、と思います。

 

私が目指しているのは、何屋さんか分からない企業。

でも、例えば学生さんやその地域の20代、30代の方からすれば、

何か楽しそうでワクワクするよね、と思っていただけるような会社。

 

そしてお客様が住宅を建てようと思う、そのはるか前から

如何に自社を知っていただき、良好な関係を構築できるか?

ということが、究極の住宅会社のマーケティングだと思っていて、

その実現のためのあらゆるサポートが弊社の仕事なのです。

 

でも、はじめてお会いする経営者の方に

もっと分かりやすい伝え方をつくっておかなくてはダメだよな、

とちょっと反省しております。

 

と同時に、「なんでそんなことをするのか・・・?」と

簡単に理解できないくらいでちょうどいいのでは、とも思っております。

 

いずれにしてもこの新業態に2019年、

また本格的に参入して下さるクライアント様もいて、

それは更に進化した形になる予定。

 

この勝てるフォーマットづくりに磨きをかけ、

お客様の方を向いて良い家づくりに取り組んでいる

地場の住宅会社さんが成長するためのお手伝いを

2019年もやりまくっていきたいと思っています。

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【第2903回】 よく分からないけど、信じていただいた結果

2018年12月11日 | 住宅コンサルタントとして

今から2年前、ある住宅会社様から連絡をいただき、

経営相談をさせていただくことになりました。

 

当時、受注はそれなりに順調だったものの、

集客にとにかく苦戦されている、とのことでした。

 

現状、見込客を発掘するためにやっていたのは

飛び込みとチラシポスティング、折り込みチラシとのことでした。

 

ただ、それらの効果はすぐに落ちる。

というか逆にそれらの手法で

よくぞ、ここまで受注残をのこされているな、と

むしろ衝撃を受けたことを覚えております。

 

飛び込み、チラシが当たらなくなることは確実なので、

もし抜本的に集客に困らなくないようにしたいのであれば、

根本のビジネスモデルを変えなくてはならない、

ということを提言させていただきました。

 

当時の時点では、おそらく社長をはじめ、

幹部の皆様は私が言っていることを100%理解できなかったと思います。

 

それでも私の言葉を信じて下さって、

新しい業態開発のために土地を探していただき、用地取得。

 

そして銀行に借入をしていただき、

ショールームとモデルハウスの建設に取り組んでいただきました。

 

弊社のビジネスパートナーさんに設計していただき、

見せ場は多々、あるものの施工が非常に難しい施工をしていただき、

それらが完成したのが今年の夏。

 

で秋にOPENしたのです。

 

更にはWEBマーケティングも私の提案どおり、

WEBサイトリニューアル、インスタでの発信を徹底していただきました。

 

その結果、何もせずとも土日にフリーで来場があり、

対応できないくらいの商談客を持てるようになり、

更には来月は過去最高の契約を控えておられます。

 

目下の問題は、これだけの棟数をさばいたことが無いので、

設計や工事の実務面、といったところでしょうか・・・。

 

とにかく、2年前にご相談をいただいた集客に関しては、

想像を超える成果を出されるまでになりました。

 

 

当時、まだ立ち上げて2年弱の状態で、

銀行借り入れをしていただき、億単位の投資をしていただいた。

 

イメージが明確にできない中、よくぞ投資のご決断いただいた、

このクライアント様の社長に、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

成功する人は、人を見る目があることと、

徹底的に信じて行動するタイプの方だよな、

と改めて思う今日この頃です。

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【第2902回】 商品だけで売れる訳ではないことに、早く気づく

2018年12月10日 | 住宅コンサルタントとして

小売業で、お店の売上が下がってくると、

新しい商品を置きたがる人は、ちょっと商売のセンスがどうかな、

と個人的に思います。

 

売れないのは「商品が悪い」「商品が高い」と言っている、

センスが無く、売れない営業マンと同じレベルなんですよね。

 

商品は、商売におけるとても重要な要素ではありますが、

お客様に買っていただけるか買っていただけないか、

もしくはお客様に足を運んでいただけるかいただけないかは、

総合力で決まるのです。

 

例えば、今、高級食パンブームですが、

美味しい高級食パンを提供できるFCに加盟し、

それを自店に置けば、お客様の来店は増える、

と提唱しているオッサンコンサルもいるようですが、

そんな簡単にはいかないんですね。

 

商売、特に小売業では、リピーターのお客様が何人いるのかが全て。

 

だから一度来ていただいたお客様がまた来たくなるようなことに

人・モノ・カネを投入するのが良いと個人的に思います。

 

今、お店が赤字だとして、

新しい商品をつくるために新たな投資が必要だとしましょう。

 

皆さんだったら、商品に投資しますか?

 

私だったら、まずはスタッフの教育に投資します。

そしてお店の外構やインテリア、駐車場、看板、のぼりに投資します。

 

現状の商品でうまくいっていないのは、

商品を販売するところの前と後に問題があることが多い。

 

接客の時のお客様への声掛け。

ネットでは味気ないしワクワクしませんが、

人だからできるおもてなしがありますよね?

 

今、繁盛しているお店は、商品力に加え、

圧倒的に気持ちの良い接客ができています。

 

そしてお店そのものがワクワクする空間になっているのです。

 

というか、その重要性が分かるようであれば、

商品に手なんか絶対に抜かないのです。

 

でもセンスのないオッサンコンサルは、

未だに商品で売り上げが決まると思っている・・・。

 

商品だけで商売は決まりません。

そのことを理解できていますよね?

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【第2901回】 イケてる異業種の方との交流

2018年12月09日 | 住宅コンサルタントとして

昨日は前職の先輩で今、独立して成功されている方と

前職時代の同僚で最近、仲良くしていただいている方と

3人で立ち上げた「京都会」の第1回目でした。

 

中年のオッサンが3名、昼から美味しいご飯を食べ、お酒を呑んで、

さまざまな情報交換をし、刺激を受けまくる。

 

更にはお互いのビジネスの発展につながれば、

ということが一応目的ではあるのですが、

実は皆、イケてる方たちなので、普通に会いたいだけだったりします。

 

私は大津市在住ですが、他の2名は京都が一応自宅となっているので、

京都で集まって、京都の美味しいお店を開拓していこう、

という目的も個人的にあったりします。

 

先輩はECでいろんな企業の販売のサポートをする会社を経営していて、

同僚は雑貨を国内、国外に販売したり、雑貨店のコンサルをやっていたり。

 

私以外の2人は、結構コラボできそうなニオイがするのですが、

この2人の会話を聴きながら、私も住宅業界は絡めないか、

それから異業種の世界的な動きを教えてもらったりと

非常に勉強にもなりますし、刺激をいただけます。

 

自分が知っている分野以外のことも

教えていただける機会があれば、

積極的に勉強しない手はないな、と個人的に思っています。

 

弊社のクライアント様が世界に売れるモノは無いか?

より良い住宅を建築するために、

海外から面白い商材を引っ張ってこれないか?

 

いろんなことを考えるヒントをいただける、貴重な場。

 

イケてる人たちが身近に居て下さって、幸せです。

 

皆さんは自分が知らない世界の人たちから

いろんなことを学ぶ機会をつくっていますか?

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【第2900回】 生き方

2018年12月08日 | 住宅コンサルタントとして

個人的な意見ですが、

コンサルタントの世界は、料理人の世界と似ていると思っています。

(料理人の方で気分を悪くされた方が居たら申し訳ありません)

 

料理人として2パターンの生き方があると思います。

 

1つはたくさんのスタッフを雇用し、

大きなお店で多くのお客様に料理を提供するスタイル。

 

もう1つはカウンターのみでお客様は6~8人のみ。

料理をつくるのは大将1人で最高の料理とサービスを提供する。

 

商売の成否は、お客様に必要とされるか否かということであって、

どちらのやり方が正しい、間違っているということはありません。

 

前者は多くの料理人を世に生み出すという点で

社会貢献をしていますし、

後者は料理とおもてなしの質という点で

お客様にご満足いただいているかと思います。

 

自分の場合、料理人の道を進むのであれば、

やはり後者を選んだと思います。

 

そしてコンサルタントとしてもその生き方は同じ。

 

質を追求する生き方をしようと、前職の時代に決断しました。

 

コンサルタントの世界で、経験のない人を育てようとするのであれば、

かなりの時間と労力を部下育成に割かなくてはいけません。

 

その時間を自社の部下の育成に使うのか、

それともクライアント様がより良くなるような提案のための調査研究や、

クライアント様のスタッフさんが成長するための

研修内容をまとめるための時間に充てるか?

 

自分は、後者の生き方を選択しました。

 

私にとって何が最優先かと言えば、

自分を信じて依頼して下さるクライアント様に

ベストな提案をし続けること。

 

この「続ける」ということがポイントで、

続けるためには、変化に適応し続けなくてはならないということです。

 

私自身、まだまだ未熟ですし、

自分なりに調査研究しているにも関わらず、

時代についていけてない危機感もメチャメチャあります。

 

やりたいことは無限。

自分の時間と能力は有限。

 

だからやるべきことに優先順位をつけ、

限られた時間の中、できることをコツコツとやっていきたいと思っています。

 

生き方。

皆さんはどういう生き方を選択されてますか?

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【第2899回】 社員さんの成長無くして、企業の成長無し

2018年12月07日 | 住宅コンサルタントとして

年間30棟~50棟くらいまでは、

勝てるビジネスフォーマット+優秀なスタッフ2~3名いれば、

到達できます。

 

ただ、ここから100棟の壁を超えるまでは、

結構壁があったりするのです。

 

100棟前後になると、スタッフの数が増えたために

同じ商品、同じノウハウを共有しているのにも関わらず、

スタッフ一人ひとりのバラつきが目立ち、

経営側の計算どおりに数字が伸びていかない、

ということが起きるのです。

 

ここでスタッフさんに育つ環境を与えられるか、

そして教育できるのか、ということが問題になります。

 

商品戦略やマーケティング戦略、営業戦略が市場にフィットしていても、

このスタッフさんを教育する力があるかないかで差がでます。

 

そして200棟を超えるようになると、

各拠点の店長の差が大きくなってくるのです。

 

店長自身が成長しないと、200棟を超えていくことが難しい。

 

そして店長が部下が育つ環境を用意できるか、ということもポイントです。

 

例えば営業マンを育てるのに最も重要なのは、

営業研修ではありません。

 

接客ロープレでもありません。

 

成長するための最大のポイントは、打席に立つ回数です。

 

その環境をつくるために、

会社、上司は知恵を出し、行動を変えていかなければなりません。

 

そして部下を成長させるという経験を通じて、

上司も成長していくのです。

 

社員さんの成長無くして、会社の成長は無いのです。

 

社員さんが成長する環境、皆さんの会社にはありますか?

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【第2898回】 受け身では成長しない

2018年12月06日 | 住宅コンサルタントとして

俗に言う御用聞き営業では、なかなか営業マンは成長しません。

 

お客様が言う通りのモノを手配し、

お客様が言う通りの時間に、

お客様が言う通りの場所に届ける。

 

会社が言う通りのことをやる。

 

そこに自分の意思が無く、全て受け身のスタンスだと、

もうこれがビックリするくらい、商品知識がつかないのです。

 

営業マン自身が「この商品を売りたい!」と自分の意思を持った時から

営業マンの成長が始まるのです。

 

まず自分が売りたいので、その商品のことを伝えようと勉強します。

 

そしてそれをお客様に伝えると、いろんな質問をお客様から頂戴します。

 

その質問に即答できないと同時に、

お客様は「そういうことを疑問に思うのか?」と

お客様の気持ちが分かってきます。

 

30人のお客様に商品を説明し、売り込めば、

30通りの受け取り方や質問のパターンをマスターできるということです。

 

だから自分の意思を持って、能動的に動くスタッフは

著しい成長を遂げるのだと思います。

 

私自身、営業マン時代は、自分が売りたい商品を

自分なりに分析し、売り方に工夫をして営業していましたが、

それが間違いなく自分の糧になったような気がします。

 

受け身では成長しない。

 

皆さんは受け身で仕事をしていませんか?

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【第2897回】 なぜ一流に触れなくてはならないか?

2018年12月05日 | 住宅コンサルタントとして

私は個人的に、一流の方に触れる機会を定期的につくっています。

 

なぜか?

 

それは一流の方は、一流であり続けるために、

常に進努力を積み重ね、改善改良を繰り返し、

進化し続けているからです。

 

その姿勢、努力されているさまから、

自分の至らなさ、努力の足りなさに気づかせていただき、

自分の考えや行動を変えたいと思っています。

 

ちょっとうまくいっている人の場合、特に危険なのですが、

人間、ちょっと油断すると慢心してしまいます。

 

自分が一番だと思ったり、

勘違い甚だしい人だと自分の思うように社員さんやお客様を動かせる、

と危険な思想を持ったりします。

 

そして経営者になったり、次期経営者の場合、

誰も何も注意してくれなくなります。

 

だから経営者や次期経営者は、

自分で自分の慢心に気づき、

謙虚な方向に自分を持っていかなくてはならない。

 

そのためには、一流の人に触れるのが一番だと思います。

 

一流の方は、技術や結果はもちろん、

考え方、仕事に取り組む姿勢など、

心まで一流な方が圧倒的に多いので、

そういう人とお話をさせていただき、

自分の至らなさを定期的に気づくようにしています。

 

先日、超一流の若い料理人さんのお店にお伺いしました。

 

調査と研究、分析の繰り返しをされて

素材の良さを最大に引き出されているそのお仕事に、

そしてその生き方に感動すると共に、

自分の至らなさに気づかせていただきました。

 

皆さんは、一流の人に定期的に触れるようにしていますか?

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【第2896回】 洗練された外観デザイン住宅は、お客様を引き寄せる

2018年12月04日 | 住宅コンサルタントとして

スッキリとした外観デザイン。

その外観デザインに合ったお庭。

 

建物、外構を完全にトータルでデザインし、

腕の良いカメラマンに撮影していただく。

 

こうしたレベルの高い建物を建て、

インスタ映えする写真を多々、持っている住宅会社は、

今の時代、本当に集客に困りません。

 

圧倒的にお客様が殺到します。

 

この外観写真を撮影するにあたって

ポイントとなるのは外構・庭なのですが、

面倒くさがり屋体質の住宅会社は

家具や外構の提案をしないため、

イケてる外観写真がほとんど無いのです。

 

もしくは外構の予算の必要性が分かっていないので、

駐車スペースにコンクリートを打って終わり。

 

これだとやっぱり魅力的な写真にならないのですね。

 

今までの住宅会社は、チラシを擦って折り込んだりポスティングをしたり、

はたまた雑誌やフリーペーパーに掲載したりして

自社の知名度を高め、来場を促進しておりましたが、

もう完全に紙の時代は終わりました。

 

webでさまざまなマーケティングをおこなうだけで、

紙よりも圧倒的に低予算で

本気度の高いお客様に来場していただける時代。

 

その源となるのは、クオリティーの高い写真なのです。

 

ですから紙に使っていたお金を

外構や家具、雑貨、そしてカメラマンさんに回していく必要があるのです。

 

今年に入ってお付き合いが始まった、あるクライアント様。

 

チラシなんて全く打っておりませんし、

スタッフさんも十分では無いのでwebマーケティングも

理想値の10%程度しかやっておりませんが、

公務員さん、上場企業でお勤めの若い夫婦、

そして奥様が看護師さんなどの収入の高いお客様が

次から次に問い合わせをしてきているのです。

 

その理由は、外観デザインがとにかく個性的でかっこいい。

しかも外構までしっかりと提案し、外観写真がとにかく素敵なんです。

 

屋根の収め方なんて、本当に素敵!

 

これをSNSで十分発信できていないのですが、

HPを見たお客様が問合せしてくるのですね。

 

ここに最新のwebマーケティング手法を導入すると、どうなるか・・・?

 

大変なことになるでしょう。

 

皆さんの会社には、カッコいい外観写真は何物件ありますか?

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【第2895回】 過去の成功パターンを捨てる

2018年12月03日 | 住宅コンサルタントとして

人間の弱い部分の一つとして、

過去の成功体験が忘れられないということが挙げられます。

 

過去の成功体験は、その思い入れが強い人から言えば、

 

「我が社の伝統」

「我が社のやり方」

 

という類のものかもしれません。

 

個人的な考えですが、

基本的な商売哲学はコロコロ変えてはいけませんが

やり方・手法に関しては、柔軟に変えて行かなくては

市場の変化に適応することはできません。

 

総合展示場出店。

新聞折り込みチラシ。

完成現場見学会。

移動型モデルハウス。

リスティング広告。

フェイスブック。

キャンペーン。

 

過去、成功するために必要だった、これらの手法。

それらって、本当に今のお客様のニーズや行動パターンに合っているのでしょうか?

 

私、正直必要性をあまり感じません。

(もちろん、エリアにより多少、異なりますが・・・)

 

過去、うまくいっていたやり方が、ずっとお客様に支持される訳ではありません。

 

大切なのは、エンドユーザーの価値観や行動パターンに合わせ、

自社のやり方を変えて行くことです。

 

マーケティング手法。

セールス手法。

ビジネスモデル。

商品。

価格。

 

これらを柔軟に変えることができているか?

 

そこが商売のポイントです。

 

皆さんの会社は、過去の成功体験にしがみついてはいませんか?

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【第2894回】 止めるべきことは止める

2018年12月02日 | 住宅コンサルタントとして

今、やっていることを止めることは、結構勇気がいります。

 

ただ、時代の変化、お客様の変化に合わせて変えていくことが

仕事ですから、止めるべきことは止めるべきかと思っています。

 

住宅会社において、

継続するか中止するかどうかを検討すべきことをまとめると、

下記のポイントになるかと思います。

 

新聞折り込みチラシ(そもそも、新聞を取っている人が激減)。

フリーペーパーへの広告掲載(紙よりスマホで情報収集の時代)。

ニュースレター(相当レベルの高いコンテンツでないと読まれない)。

ブログ(インスタ等で発信した方が目を通していただける)。

フェイスブック(もうビジネス系でしか使用されていない)。

SEO・リスティング広告(若い世代の方はほとんどググらない)。

 

上記はあくまでも検討すべき、ということです。

今すぐ止めましょう、というものではありません。

 

例えば、ブログやニュースレターを社員教育のため、とか

OB様への取材を継続することで関係性を維持する、という

別の目的があるのであれば、継続しても良いと思いますが、

お客様が価値を感じる情報の水準がドンドン上がっているので、

例えば一般的な住宅会社が発信する情報に

ありがたみを感じるお客様は激減しているかと思います。

 

中小企業は人材が限られていますので、

やれることにも上限があります。

 

効果があることやお客様が価値を感じる情報を発信するためにも

止めるべきことは止める英断をすべきかと思います。

 

皆さんの会社に止めるべきことがありますか?

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