鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2900回】 生き方

2018年12月08日 | 住宅コンサルタントとして

個人的な意見ですが、

コンサルタントの世界は、料理人の世界と似ていると思っています。

(料理人の方で気分を悪くされた方が居たら申し訳ありません)

 

料理人として2パターンの生き方があると思います。

 

1つはたくさんのスタッフを雇用し、

大きなお店で多くのお客様に料理を提供するスタイル。

 

もう1つはカウンターのみでお客様は6~8人のみ。

料理をつくるのは大将1人で最高の料理とサービスを提供する。

 

商売の成否は、お客様に必要とされるか否かということであって、

どちらのやり方が正しい、間違っているということはありません。

 

前者は多くの料理人を世に生み出すという点で

社会貢献をしていますし、

後者は料理とおもてなしの質という点で

お客様にご満足いただいているかと思います。

 

自分の場合、料理人の道を進むのであれば、

やはり後者を選んだと思います。

 

そしてコンサルタントとしてもその生き方は同じ。

 

質を追求する生き方をしようと、前職の時代に決断しました。

 

コンサルタントの世界で、経験のない人を育てようとするのであれば、

かなりの時間と労力を部下育成に割かなくてはいけません。

 

その時間を自社の部下の育成に使うのか、

それともクライアント様がより良くなるような提案のための調査研究や、

クライアント様のスタッフさんが成長するための

研修内容をまとめるための時間に充てるか?

 

自分は、後者の生き方を選択しました。

 

私にとって何が最優先かと言えば、

自分を信じて依頼して下さるクライアント様に

ベストな提案をし続けること。

 

この「続ける」ということがポイントで、

続けるためには、変化に適応し続けなくてはならないということです。

 

私自身、まだまだ未熟ですし、

自分なりに調査研究しているにも関わらず、

時代についていけてない危機感もメチャメチャあります。

 

やりたいことは無限。

自分の時間と能力は有限。

 

だからやるべきことに優先順位をつけ、

限られた時間の中、できることをコツコツとやっていきたいと思っています。

 

生き方。

皆さんはどういう生き方を選択されてますか?

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