鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2482回】 ロゴデザイン

2017年10月16日 | 住宅コンサルタントとして
我々、住宅会社は、カッコいい家、素敵な家をお客様にご提供するために、
家のデザインへのこだわりを持っている会社は、それなりにいます。
(←悲しいことですが、そこに目が向いていない会社の方が圧倒的に多いですが・・・)

しかしながら、ロゴデザイン、会社名の表現(字体や色など)に関しては、
真剣に考えている企業はメチャ少ないです。

というか、大半の企業は広告制作会社に複数案出してもらって、
その中から企業ロゴを選ぶということをやっておられますが、
まあ広告デザイナーのレベルが住宅よりも低いということなんでしょう。

もちろん、イケてる方も全国にはおられることは間違いないのですが、
地方都市の広告制作をする方が、まあ勉強してないんです。

あり得ないくらい、勉強していない。
まず、そもそも広告を制作している会社なのに、自社のロゴや名刺がダサすぎる会社が多いですし、
担当者のファッションもイケてないことが、あまりに多すぎて悲しくなります。

しかしながら、今回訪れたポートランドでは、
まあどのお店も会社も、ロゴや看板がとにかく素敵なんです。

私、撮った写真のジャンルで圧倒的に多いのが、かっこいい看板やロゴデザイン。

ポートランドのお店は、どこもロゴがセンス抜群なんですね。

あまりに素敵なので、ポートランドのパウエルズというお店にあった、
ロゴデザインをまとめた本、速攻買いましたもん、マジで。

これから新しいブランドを立ち上げたり、
新しい商品のロゴを考えなくてはならないクライアント様に
是非是非有効に使っていただきたいと思っております。

いろいろとご提案させていただきますね。
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【第2481回】 商売の王道はどの国も変わらない

2017年10月15日 | 住宅コンサルタントとして
アメリカ、オレゴン州のポートランドから無事、帰国いたしました。

異業種の方々との視察ツアーでしたが、もう本当に勉強になりまくりで
住宅業界しか知らない自分は、本当に井の中の蛙だと実感できました。

ただ、家具、雑貨、アパレルなどの異業種の方々といろんなお話をさせていただいて、
それからアメリカで支持をされている企業やお店を自分の目で見て、
やはり商売の王道と言うのは、国や地域、業種など関係ないんですね。

ビジョナリーカンパニーなどの本を読むことも勉強ですが、
足を運び、自分の目で見て商品を買って店員さんと接するなど
一次情報で体感することの方が自分には合っています。

来年も異業種の視察ツアーがあれば、是非参加したいと思っています。

さて、私が勝手に思っている商売の王道を再度、まとめたいと思います。

・良い商品、良いサービスを提供することに本気で取り組んでいる
・常に改善改良を重ね、自分たちが提供する商品やサービスが進化し続けている
・自分たちの世界観を表現し、その情報の伝え方に優れている
・従業員さんを家族のように思い、大切にしている
・社会に貢献することに本気である
・お客様との良好な関係を維持するための継続的な取り組みをしている

書くと簡単なように感じますが、
これを物凄いレベルでやり続けることは、本当に難しい。

それをやり切っておられるのです。

皆さんの会社では、良い商品、良いサービスを提供することが出来ていますか?
それを進化させ続けられていますか?
商品、何か改善されました?
売り場(モデルハウスや打合せスペース)はどうですか?
自分たちは誰にどんな暮らしをしてもらいたいのか、市場に伝わっていますか?
スタッフさんを家族のように愛していますか?
地域に貢献するために、継続的に取り組んでいることってありますか?
お客様と良好な関係を維持しつづけられていますか?

って、そんな我が社はどうやねん!とツッコんでおります。
もっと進化成長しないと、ですね。

コツコツと商売の王道を歩んで参りましょう!
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【第2480回】 素晴らしい出会い

2017年10月14日 | 住宅コンサルタントとして
今回のポートランド視察ツアーは、雑貨業界の方々と一緒に来ています。

雑貨、家具、アパレルの方々とご一緒させていただいておりますが

私、住宅業界のことしか知らないので、
各社さんの経営者といろいろとお話をさせていただく中で
たくさんのことを学ばせていただいております。

同じ企業、同じお店、同じ売り場を見ても、
見ているとこと、感じているところが全く異なるのです。

例えばポストカードをつくっている企業を拝見した際、
私はデザインや価格を見るのに対し、
アパレルの方は、Tシャツやシャツの柄に使えそうなデザインは無いか、
という視点で見られたりしていたのですね。

そんな発想で見たことが無かったので、本当に勉強になりました。

同じものを見ても、見方、感じ方で学べる量は変わってきます。

ということは、結局のところ、何事も自分次第ということなんですね。

「誰も教えてくれない」
「ウチの会社の研修は分かりにくいし、意味が無い」

なんて愚痴を言っていることが、正直、全く無意味ということです。

また、若い女性スタッフさんをたくさん採用している、
多店舗展開している雑貨屋さんの女性姉妹からは、
若い女性に働いてもらう上で、スタッフさんの心を掴むためのポイントを教えていただきました。

もう、こういう異業種の出会い、本当に感謝です。
ありがた過ぎです。

自分の感じ方の狭さ、浅さが分かったのが、本当に収穫でした。

今回の視察ツアーのメンバー、本当に最高で、
日本に帰っても仲良くお付き合いさせていただきたなぁ、と個人的に思っております。
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【第2479回】 シェア

2017年10月13日 | 住宅コンサルタントとして
アメリカでは、シェアオフィス、シェア工房など、
シェアすることに関して日本より相当柔軟です。

今回のポートランド視察ツアーで、
シェアオフィスやシェア工房に連れていっていただきましたが、
何でも自分たちで持たないという経営は、本当に合理的ですし、
これからもっと広まっていくと良いと感じました。

ポートランドでは個人事業主やスタッフ2~3名の企業も多いのですが、
そういう企業が自分たちで何でも用意するにはコストがかかります。

でもシェアオフィスでは、清掃もやってもらえ、ミーティングルームも予約すれば借りられる。
そして何より、自転車通勤をしている方も多いのですが、
自転車で会社に来て、シャワーを浴びて仕事ができるよう、シャワー室も完備していたりします。

オフィスをシェアすることで、いろんなコラボ案件が持ちかけられ、
自分と異なるコミュニティーと関わることが自然発生し、
出来る人同士、面白い人同士がどんどんつながっていく。

新しい発想、新しいビジネスがアメリカから生まれてくるのには、
世界中からいろんな人種の移民を受け入れ、
シェアから生まれるさまざまなコラボがベースにあるのかな、と感じました。

シェア工房というのは、さまざまな工具と作業スペースを安価で借りることができ、
職人を目指す人や個人が低額で借りられる工房のことで、
ここでもさまざまなコラボが生まれているそうです。

日本の場合、何でも自分たちで完結させようとしたり、
自分たちの施設を外部に貸し出すことをする会社は少ないと思いますが、
シェアすること、持たざることを考えていく時代のような気がします。

シェア。
皆さんの会社で近隣の企業とシェアできることって何か無いですか?
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【第2478回】 社会への貢献の仕方

2017年10月12日 | 住宅コンサルタントとして
ポートランド到着3日目。

さまざまなお店を視察させていただきました。

ポートランドの一流の企業、お店を見させていただいて感じたのは、
創業当時から変わらない理念を持っていて、
そこがお客様から支持を受けていること。

そこに加えて商品やサービスに強みをつくっていて、
更に社会貢献をしながら利益を出し続けているということです。

仕入先の選定に、環境保護に取り組んでいるところや
女性の社会進出をサポートしている企業、
オーガニックにこだわっているところなどを選んでいたり、
地元のさまざまなコミュニティーを支援していたり、
自分たちの強みを独り占めせず、公開したりなど、
本当に社会に貢献しているんですね。

そこがまた、意識の高いユーザーの支持を受けている。

少々高くとも、地元のお客様から選ばれる。

個人的にはとても理想的だなぁ、と感じましたし、
大好きになってしまいました。

ポートランドの方、皆さん本当に優しく、
ニコニコされていて、皆紳士的なんです。

今回は雑貨店さん対象の視察ツアーなのですが、
住宅会社向けの視察ツアーも組めますので、
数年後、弊社としても企画したいと思っています。
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【第2477回】 ポートランドで支持されまくっている本屋さん

2017年10月11日 | 住宅コンサルタントとして
日本では、本屋さんの数がすごい勢いで減っています。

その理由は、アマゾンに多くのお客様を奪われているから、と言われています。

アマゾンの本場、アメリカでは、アマゾンをはじめとするネット通販の影響により、
さまざまな小売店が苦戦しているのが現状です。

そういう状況にも関わらず、お客様から愛され、
売上も順調な本屋さんを視察させていただきました。

アテンドして下さった方いわく、
ポートランドの他の本屋さんと圧倒的に来場数が異なるとのこと。



POWELL’S BOOKSという本屋さんですが、
新書と並列して中古本も売っています。

在庫は何と100万冊以上。



でもお客様の心を掴んで離さないポイントは、
そういう表面的な部分ではないと感じました。

結局、POWELL’Sさんが大切にしていることは、
お客様とのつながりであり、接点を増やすことなんです。

そして心と心を通い合わせることなんです。

作家さんを招いてイベントを開催したり、
プロを招いての読み聞かせをやったり、
小さいお子さんに本を読む習慣を身に着けていただくよう、
お子様の読解力のレベルに合わせて本をチョイスできるような売り場をつくっていたり・・・。



スタッフさんの服には

「NEED HELP?」

と書かれたシールが貼られていて、しかも本当にスタッフさんの対応があたたかく、
あたたかい空気が店内から溢れ出ているんですね。

ネット通販は、検索のしやすさ、持って帰ることが不要など、
利便性を追求していますし、在庫数の上限はありません。

ですから、リアルな店舗は、そことは違う部分をお客様に理解してもらうように
商売の王道を追求するしかないのです。

お客様とのつながり、接点。
それらを増やすために、皆さんはどんな取り組みをしていますか?
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【第2476回】 ポートランド到着

2017年10月10日 | 住宅コンサルタントとして
無事、アメリカのポートランドに到着しました。

ポートランドという街は、アメリカ国内でもかなり注目されている都市で、
近年は世界中からも熱い視線があつまっているところです。

2013年アメリカベストシティーランキング1位。
35歳以下が最も住みやすい街ランキング第1位。
その他にもいろんなランキングで上位に入っている人気の都市です。

その理由は、車で30分も走れば、山や川など大自然に囲まれていて、
なおかつ公共の交通機関も発達し、車がなくとも生活できるような、
コンパクトシティーであるところに加え、ナイキやコロンビア、キーンなどの
スポーツメーカー、アウトドアメーカーの本社がポートランド都市圏にあり、
全米を代表するようなクリエイターがたくさん住んでいるので
そういう人たちが街のいろんなお店のブランディングに絡んだりしているんです。

だからいろんなお店の外観、内観、ロゴなどがとにかくお洒落なんですね。

私、ロゴやサインを写真に撮りまくっております。

ヨーロッパとはちょっと違った、
またニューヨークともちょっと違った、
ポートランドらしさを到着して感じまくっております。

また、今回は雑貨業界の方々と共に来ているのですが、
私、知らないことばかり・・・。

前職で同僚だった、雑貨業界ナンバー1の方の企画に混じらせていただいているのですが、
この業界の方々からもたくさんのことを学ばせていただき、
有意義な視察ツアーにしたいと思っています。
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【第2475回】 面白いものを探しに・・・

2017年10月09日 | 住宅コンサルタントとして
突然ですが、本日よりちょっくらアメリカに行ってきます!

アメリカで最もクリエイティブな街と言われている、あるところに行ってきます。

そこで面白い人、時代の流れにフィットしている人、
今のお客様が何を求めているのかを分かっている人など、
いろんな人に会って、いろいろと吸収できればいいなぁ、と思っています。

ま、それを吸収できるかどうかは、私自身の感性にかかっている訳ですが・・・。

私自身が全く関わってこなかった、ある業界の視察に強引に混ぜてもらった感じですが、
またおもろい出会いがいっぱいあると思っています。

面白いものを探してきます!
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【第2474回】 ネットがもたらしたもの

2017年10月08日 | 住宅コンサルタントとして
いろんなクリエイターさん、若手企業家の方々の考えを聞くと、本当に勉強になりますし、
私自身が感じていることと世の中のズレの修正が効きます。

だからそういう方々の本を読み、
そういう方々に会える機会があれば、時間とお金を惜しみなく使いますし。
自分の子どもにもいろんなことを教えてもらいます。

いろんな方から教えていただいたことをちょっとまとめると、
インターネットが普及し、スマホでどこにでもアクセスし、
自分で正解を探しにいける時代となった今、
例えば政治家や学校の先生が言っていることや、
テレビで今流れていることの嘘がバレるようになった、ということです。

何が正しい情報なのか?
なんかしらの力が働いて、ゆがんでしまった情報なのか?

これらを今の若い方が見抜く目をメチャメチャ持っている時代となっているのです。

この傾向は時代の流れと共に加速していくので、
ホンモノしか支持されない、ホンモノにしか人が集まらない時代となるのです。

今の若者の方がよっぽど本質を分かっている、という発言をある方から聞いた時は、
正直、「俺らの世代、ヤバイな」と本気で感じました(←すぐに影響される)。


例えば、ずっと前から思っていることですが、
芸能界って未だに明石家さんまさん、ビートたけしさん、タモリさんが御三家と言われていますが、
正直、さんまさん、たけしさんを面白いと私、思わないんです。

ダントツに面白いのは、島田紳助さん。
今のテレビ番組で好きなのは、

「今夜くらべてみました」
「行列のできる法律相談所」
「テレビ東京系のビジネス系の番組」

なのです。

で、例えば行列で司会が東野幸治さん、
フット後藤さんとアンジャッシュ渡部さんがひな壇とかの方が絶対に面白いのですが、
司会が明石家さんまさんだと全然面白くないと感じてしまいます。

漫才系の番組で、たけしさんがコメンテーターをされても、全然笑えない。

でも、何の力が働いているのか知りませんが、
未だにテレビではさんまさんやたけしさんを結構なポジションで使っている。

そんなことをしているので、テレビをますます、今の若者は見なくなるのです。


住宅業界も同じ。

これだけネットが発達し、各住宅会社がSNSで自ら情報を発信できるようになった今、
ただ家というモノしかつくっていない住宅会社、工務店は見向きもされなくなり、
ワクワクする暮らしを発信できているホンモノの会社にはお客様が殺到する。

良い時代になったじゃないですか!

ホンモノしか残れない時代になってきているからこそ、
地力(=今のお客様に支持される能力)を身に着けていきましょう!
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【第2473回】 革命のファンファーレをもう読んだか?

2017年10月07日 | 住宅コンサルタントとして
キングコング西野さんの著書、「革命のファンファーレ」が発売されたのが10月4日。

その日、自宅に本が届くようにしていたのですが、
私、その日から出張で、今朝、出張から帰ってきました。

娘(ミニチュアダックス)と抱擁した後、
オフィスに置いてある革命のファンファーレを手に取り、
その面白さから途中で止めることができず、
一気に読み切ってしまいました。

何なんだ、この内容!

面白すぎる!

今の時代を理解するのに、こんなに適したビジネス書は、他には知らない。

これからあるところに行きますが、
今日だけで2~3回、この本を読み直し、
ビジネスを組み立てたいと思います。

革命のファンファーレ、もう読みましたか?
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【第2472回】 営業も設計もコーディネーターも現場監督も・・・

2017年10月06日 | 住宅コンサルタントとして
今も既にそうなっていますし、今後ますますそうなっていくのは、
ダサいところ、イケてないところに人は集まらない、ということです。

味は美味しいけれど、店内や食器のセンスが悪く、
店員もダサダサのお店には、新規のお客様は足を運ぼうとすらしなくなるでしょう。

味がまずかったら話になりませんが、味はまずまず。
それで店内のセンスが抜群であった方が、
いろんな人が集まってきてくれるお店になるでしょう。

これから出店する住宅会社は、店舗にしてもモデルハウスにしても
抜群のセンスあふれるようにつくっておかなくてはなりません。

しかしながら、頭の古い人は、この「センス良く」という言葉がピンと来ないんです。

「まあ、センスっていっても、人それぞれ、好みが違いますから・・・」
とか一般論を言って来たりするのですが、
あなたの好みなんてどうでも良いから、
どんなセンス、どんなデザインのお店に人が集まっているのか、
そこを押さえなくてはならない、ということが分かっていないんですね。

確かに好みは人それぞれで、あなた個人がどんなものを好きかは自由ですが、
住宅会社としてモデルハウスをつくったり、ショールームをOPENするのであれば、
多くのお客様から「ステキ!」「イケてる!」と思ってもらわないと意味が無いのです。

だから、他の人がどんなデザイン、どんなテイストを好きなのか?
今のトレンドは何か?
どんな素材をどのように使うと評価されるのか?

そういう部分に関心をもたなくてはならないのです。


センス良い空間をつくるには、色や素材の組み合わせに加え、
各部材やコーナー部分の収め方がポイントとなります。

階段まわりの笠木をどう収めたらかっこいいのか?

壁に棚板を取り付ける際に、どのような収め方をすればすっきりするのか?

窓まわりや建具もそうなのですが、こういう細部の細かなこだわりの積み重ねで
空間が洗練されるか否かが決まります。

このディテールの収め方について、意識が高くない人が結構多いのが、
実は住宅業界の問題点の一つだと思っています。

営業だけでなく、設計もコーディネーターも、ましてや監督ですら、
意識が低い人が多いのです。

海外のホテルに泊まる際、いつも家内が言う言葉が、

「なんで日本って、こういう収め方できないのかな?」

ということ。

圧倒的に勉強量が不足している人が多いよな、と感じてしまいます。


営業だろうが、設計だろうが、コーディネーターだろうが、現場監督だろうが、
もっとデザインを学び、ディテールを研究しないとお客様からそっぽを向かれる時代が、
すぐそこまで来ていると個人的に思っています。
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【第2471回】 SNSの可能性

2017年10月05日 | 住宅コンサルタントとして
私の家内は、インスタグラムでかなりのフォロワーがいます。

私のインスタグラムの先生は、うちの家内なのですが、
家内は主婦でセンス抜群の方々とインスタでつながっていて、
またその方たちの投稿もとても勉強になります。

ちょっと調査に行くと投稿した際、
その地に住んでいる方からコメントやメッセージですぐに
美味しいレストランや素敵なスポットの連絡をいただいたり、
自宅やお店の投稿をするといろんな質問が入ったりと、
インスタのおかげで、本当に誰でもメディアをつくれるようになりました。

また11月に北海道に調査で行くのですが、
家内がインスタでつながっている、とても素敵な方
(その方は、私も個人的にファンで、私もつながっています)に
連絡をしたところ、会うことになったみたいです。

家内は朝から行って、私の最終便で札幌に入りますが、
私が着くまでの間、お昼も夜も美味しいレストランを予約して下さったようで、
ほぼ1日、家内にお付き合いいただけるようです。

一度もお会いしたことはないのですが、
何度もコメントやメッセージをやり取りしたり、
日々の投稿の中から世界観やセンスをお互い感じたりして、
会う前から既に親友のような状態になっているようです。

また、何社かの企業から家内にモニターの依頼がDMで送られてきていて、
インスタで存在感を発揮している人に対して
どの企業がどんなアプローチをしてきているのか、ということも勉強になります。


人と人、企業と人とのつながり方が、SNSのおかげで劇的に変わってきています。

SNSが発達したおかげで、
旅行やグルメのガイドブックの存在価値がなくなってきています。

SNSのおかげで、まだお会いしていない人と
10年来の友人のような感覚で知り合うことができるようになっています。
(これは感性が高い人同士に限ると思いますが・・・)

若い方だと、何かを調べるのにググったりしないんですよね。

皆、ツイッターやインスタでコアな一次情報を検索したり、
SNSを通じて仲良くなっている方に質問したりするようです。

この変化についていくことはできていますか?
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【第2470回】 衆議院選挙について

2017年10月04日 | 住宅コンサルタントとして
衆議院が解散し、これから選挙戦がはじまります。

国民が政治家をどう選ぶのか?

前回のアメリカの大統領選挙の結果を見て、
日本の国民が何を思ったのか?

大衆に耳触りの良いことばかり言う。
スローガンとしては魅力的なことを言うが、
それを実現するための具体的なロジックは何も提示されない。
選挙に勝つことが目的となってしまっている政治家、政党もあります。

この先、いろんな問題が山積みの日本をどうしていくのか、
という情報を発信して欲しいのですが、
週刊誌レベルに下がってしまった日本のマスコミはその部分、あまりツッコまないですよね?

対抗馬をどう立てるとか、どことどこが組むとか、
もうそんなん、どうでもええちゅーねん!

この選挙結果がアメリカ大統領選と同じような結果になったとしたら、
ちょっと私、考えてしまいます。


築地市場の問題もグレーな決着。
東京オリンピックの経費も本当に削減できたのか?

注目を浴びている政党の党首に関しては、???です。


個人的には少子高齢化や労働人口の激減に対し、どう手をうっていくのか?
教育レベルやモラルの低下をどう防ぐのか?
先進国の教育方針、教育制度を見ると、
ここを強化しなければ、日本の未来はないと思ってしまいます。

こういったことの議論よりも、どこが勝つかとか、政治家のスキャンダルとか、
もう本当に下らないよなぁ、と思ってしまいます。

というか、そもそも政治家の数、多すぎるやん!

個人的には政治や教育制度はスイスやオランダからもっと学んで、
小さくて資源が無い国がどう国際的な競争力を高めていくのか、
どうやって優秀な人材を輩出していくんか、ということに最も関心があります。

せっかくの選挙ですから、政治のこと、各党の政策のこと、
日本と諸外国との違いなど、皆が勉強して、正しい判断ができるようになればなぁ、と
思っています。

選挙、是非いきましょう!
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【第2469回】 業績が上がる前にしておくべきこと

2017年10月03日 | 住宅コンサルタントとして
真面目にコツコツと取り組めば、いつか必ず飛躍のきっかけをつかむことができます。
(ただ、正しい方向を向いていることが不可欠ですが・・・)

住宅会社で言うと、早くて半年、遅くて2年。

ただ、受注が増えたにも関わらず、以前のままの業務フローだと、
着工準備やお引渡し準備にバタバタしてしまい、
工事をこなしながら、次のお客様をつくっていくことを同時におこなわなければ、
継続して成長することができません。

だから受注が上がることが見込めた段階で、
受注後のしくみをしっかりとつくり込んでおく必要があるのです。

9月に実務を学んでいただく研修を2社で企画したのにはそういう意図がありますし、
昨日、お伺いしていたクライアント様も、
間違いなく来年のモデルハウスオープンと共に飛躍していく1社となります。

お客様の受注が増えてから、しくみをつくっていては遅いのですね。
だから先を予測して、事前に手を打っておく必要があるのです。

集客数や受注数を一時的に上げることは難しいことではありません。

問題は、その業績の向上を継続することです。

その前には、やっておくべきことがあるのです。
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【第2468回】 課題図書

2017年10月02日 | 住宅コンサルタントとして
これまで、あまりクライアント様に課題図書を設定したことはなかったのですが、
これからのお客様の変化、時代の変化に適応するのに、
欠かせない考え方や情報が詰まった本がありますので、
この2冊を課題図書とさせていただきたいと思います。

もちろん、読む読まないは皆様の自由です。
このブログも全クライアント様の全スタッフさんが読んでくれている訳ではないですが、
それでもあえて、課題図書を設定させていただきたいです。

その本とは、ここに書くまでもありませんが、
キングコング西野さんの

「革命のファンファーレ 現代のお金と広告
魔法のコンパス 道なき道の歩き方

の2冊。

経営者、マーケティング担当者、一流を目指すビジネスパーソン。

これらの方が今、本当に知っておかなくてはならない情報。
西野さんが実際に取り組んでおられることとその成果。
これらがメチャメチャ分かりやすく示されています。

いや、西野さん、ホンマに天才。

で、西野さんが薦めておられる本が何冊があるですが、
それも今、猛烈なスピードで読んでおります、私。

この西野さんの本をベースに、各社様のマーケティングを組み立てていきたいと思っています。

だから、各社様には読んでいただいていた方が話が早いのです。

よろしくお願いいたしますm(__)m
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