鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2467回】 職人さんがついてきてくれる会社になるために・・・

2017年10月01日 | 住宅コンサルタントとして
これからの時代、企業の最大の悩みは人材確保です。

昔はお金を稼ごうと思うと真面目に会社勤めして、
上司のパワハラや厳しい叱責に耐え、意味が無い会議にも真面目に参加しなければ、
いつ会社をクビになるか、分からなかった。

会社側、経営者側が圧倒的に強く、嫌なら社員さんを解雇し、
お金を全く使わずともハローワークに求人広告を出せば
それなりの人が応募してきてくれた、夢のような時代があったのです。

でも世の中は大きく変わり、お金を稼ぐ手段が会社勤め以外にもいろいろ出来ました。
更には労働人口が激減しましたし、これからも年々、減少します。

労働市場における需要と供給のバランスは完全に崩れ、
圧倒的な売り手市場となりました。

求人広告を出せば、応募者が集まる時代は終わり。

今後、住宅業界では、受注残が多々、あっても
工事着工ができない時代がくるでしょう。

職人さんが集まらない。
監督が現場数に対して、圧倒的に不足している。

これまでの住宅会社の最大の課題は、集客と受注だったのが、
これからは大きく変わっていくことが確実です。

ですから、弊社ではクライアント様と共にさまざまな対策を打っていきます。

もう1社で解決なんてできないんですよ。

だから、いろんなクライアント様の力を借りて、
さまざまな問題を乗る超えられる力をつけていっていただこうと思っています。

昨日は、こうした時代の流れを読んで、
あるクライアント様の職人さんが不足しないような企画を実行していただいておりました。

まだこうした企画が実行できていないクライアント様には、
早急に提案し、実行していきたいと思っています。

数年後に起こる問題は明確。
そこに対して、着実に手を打っていきましょう!
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