鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2474回】 ネットがもたらしたもの

2017年10月08日 | 住宅コンサルタントとして
いろんなクリエイターさん、若手企業家の方々の考えを聞くと、本当に勉強になりますし、
私自身が感じていることと世の中のズレの修正が効きます。

だからそういう方々の本を読み、
そういう方々に会える機会があれば、時間とお金を惜しみなく使いますし。
自分の子どもにもいろんなことを教えてもらいます。

いろんな方から教えていただいたことをちょっとまとめると、
インターネットが普及し、スマホでどこにでもアクセスし、
自分で正解を探しにいける時代となった今、
例えば政治家や学校の先生が言っていることや、
テレビで今流れていることの嘘がバレるようになった、ということです。

何が正しい情報なのか?
なんかしらの力が働いて、ゆがんでしまった情報なのか?

これらを今の若い方が見抜く目をメチャメチャ持っている時代となっているのです。

この傾向は時代の流れと共に加速していくので、
ホンモノしか支持されない、ホンモノにしか人が集まらない時代となるのです。

今の若者の方がよっぽど本質を分かっている、という発言をある方から聞いた時は、
正直、「俺らの世代、ヤバイな」と本気で感じました(←すぐに影響される)。


例えば、ずっと前から思っていることですが、
芸能界って未だに明石家さんまさん、ビートたけしさん、タモリさんが御三家と言われていますが、
正直、さんまさん、たけしさんを面白いと私、思わないんです。

ダントツに面白いのは、島田紳助さん。
今のテレビ番組で好きなのは、

「今夜くらべてみました」
「行列のできる法律相談所」
「テレビ東京系のビジネス系の番組」

なのです。

で、例えば行列で司会が東野幸治さん、
フット後藤さんとアンジャッシュ渡部さんがひな壇とかの方が絶対に面白いのですが、
司会が明石家さんまさんだと全然面白くないと感じてしまいます。

漫才系の番組で、たけしさんがコメンテーターをされても、全然笑えない。

でも、何の力が働いているのか知りませんが、
未だにテレビではさんまさんやたけしさんを結構なポジションで使っている。

そんなことをしているので、テレビをますます、今の若者は見なくなるのです。


住宅業界も同じ。

これだけネットが発達し、各住宅会社がSNSで自ら情報を発信できるようになった今、
ただ家というモノしかつくっていない住宅会社、工務店は見向きもされなくなり、
ワクワクする暮らしを発信できているホンモノの会社にはお客様が殺到する。

良い時代になったじゃないですか!

ホンモノしか残れない時代になってきているからこそ、
地力(=今のお客様に支持される能力)を身に着けていきましょう!
コメント
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