鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1842回】 売れる営業マンのスタンス

2016年01月16日 | 住宅コンサルタントとして
今日、お伺いしていた建築資材販売のクライアント様の
優秀なスタッフさんの報告に、正直、感動してしまいました。

今の時代、B2Bの営業マンでここまでお客様のことを考え、
プロ意識を持ってお仕事をされている方は、何%くらいいるのだろうか?

自分がお客様の立場なら、こういう営業マンから買いたい、と思います。

その営業マンが報告された内容をまとめると

①何でもまずやってみる。挑戦する。NOと言わない。
扱ったことがない商材や多少の無理難題も全て引き受ける。
結果、お客様からの信頼と売り上げと経験値がついてくる。
やらなければよかった、なんて印象はない。

②取引先の工務店様が、多くの競争の中、ユーザー様から選ばれるために努力して受注される。
そしてユーザー様から満足をしていただくために努力し、最終的にお金をいただかれている。
それがいかに大変なことかを自分たち建材店は受け止め、
本当に細かな部分の品質を上げたり、提案力を磨いていかなくてはならない。

ちょっと、会議の資料を見させてもらって、報告を聞かせていただいて、
営業会議なのの胸がジーンとしてしまいました。

そりゃ、お客様から信頼されますよ。
お客様から可愛がられますよ。

その気持ち、その行動が、嬉しいですもの、お客様もきっと・・・。

この営業さんは、本当に信じられないくらい、新規先を開拓されるのですが、
その開拓される先のレベルも高い訳です。

類は友を呼ぶのですね。
やはり意識やレベルの高い工務店さんが、優秀な営業マンについてくる訳です。

ウチの仕入れが高いから売れない。
良いお客様がいない。
時間が足りない。
なんてグチグチ言っている営業マンは、それは自分が蒔いた種なのです。

自分の意識、考えを変え、行動を変えていく。
お客様のために、できることを愚直にやる。

できる営業マンは、根本のスタンスが凡人とは違うのです。

こういう方のスタンス、見習っていきたいですね。
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【第1841回】 とにかくまずやってみる

2016年01月15日 | 住宅コンサルタントとして
まだまだ自分が未熟者であると感じている人であれば、
何かの提案をされたり、人を紹介されたりする際に

「どうしようかな・・・」

と考えることは無駄だと個人的に思います。

経験や知識が圧倒的に不足している状態で、正しい判断などできないからです。

そんなことをグチグチ考える時間があるなら、
とっとと取り組んだり、会ってみた方が絶対にプラスになります。

そしてその決断が間違っていたら、

「こういうケースは自分には合わないな!」

という自分の経験につながります。
そしてそれが今後のいろんな決断に活きてくるのです。

ビジネスでも人生でも、人はいろんなところで決断しなくてはなりません。

その決断が正解の時もあれば、間違っていることもあるでしょう。

その間違った決断をしたことを非常にいけないことだと変に考えたり、
とにかく無駄を打つことを悪だと考える人が結構多いなぁ、と思います。

私自身の経験で言えば、いろんな方から薦めていただいた本はすぐに買うし、
「あのホテル、良かったよ!」と言われたらすぐにそこに泊まるし、
良いレストランを紹介していただいたら、そこにすぐに行くようにしています。

人の紹介にしても同じで、すぐに会ってみます。

それが正解だろうが、失敗だろうが、とにかくまずはやってみる。

その経験を次に活かすのです。

未熟者は失敗を恐れず、まずは経験を積む。

それが成長のために重要だと個人的に思っています。

ただ、胡散臭い話や詐欺っぽい話、
それから法に触れることや人を傷つける話は絶対に乗ってはいけません、念のため。
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【第1840回】 長続きするポイントは、尊敬できるかどうか

2016年01月14日 | 住宅コンサルタントとして
先日、DAIGOさんと北川景子さんの婚約発表の会見がありました。

ネットでも非常に良い評価をいろんな方がされていましたし、
私自身も会見を見て、何だか久しぶりにあたたかいニュースだなぁ、と感じました。

会見の中で北川景子さんが、DAIGOさんのどういうところに惹かれましたか?という質問に対し、
仕事に対して非常にストイックなところを尊敬している、ということをおっしゃっていましたが、
それを見ていた家内は

「やっぱ、尊敬できる部分が無いと、長続きしないよね~」

と一言。

人生のパートナー。
ビジネスをしていく上でのお客様。
友人もしくは親友。

人間、生きていく上でいろんな方とさまざまな関係になる訳ですが、
長く続くお付き合いをしている人って、
結局その人本人のどこかを認め、尊敬する気持ちを持っていると思うのです。

メリットがあるかどうか、という部分しか感じない関係って、
結局短いお付き合いにしかなりませんよね?

ウチの家内も、私のことを面倒くさいし手がかかるパートナーとしか見ていないと思いますが、
唯一、仕事に対する姿勢だけは評価をしてくれているようです。
(逆に言うと、私が仕事をしなくなった時に、ボロ雑巾のように捨てられるかもしれません・・・)

私自身も家内の、とにかくいろんな人のために一所懸命取り組むスタンスには
やはり尊敬の気持ちを持っています。

我が家では、料理は出来立てのアツアツのモノしか出てきません。
作り置きをしていて、電子レンジで温めて食べる、ということが無いのです。
また食事の時に必ず4~5品は出てきます。

夜、7時に帰宅しようが、11時に帰宅しようが全く同じなのです。
私と長男、次男は帰宅時間がバラバラですが、誰に対しても同じ。

こうしたことは大変なことだと思うのですが、
愚痴一つ言わず、日々当たり前であるかのように家事をしてくれるところは
やはり尊敬してしまいます。

お客様との関係も同じような気がします。

ということは、いろんな方と良好な関係を長く続けるポイントは、
相手の方が自分に対し、尊敬してもらえる部分があるかどうか、ということです。

大切な方から尊敬してもらえるような人間であり続けるために、
日々、自分を律して生きていきたいですね。
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【第1839回】 思い通りにいかない時に、どう考え、どう行動するか?

2016年01月13日 | 住宅コンサルタントとして
我が家の長男は、中学時代にずっとテニスをしていました。

しかしながら、高校に入学した時に、
これまでの自分を変えたいという気持ちと
個人競技ではなく団体競技をやりたい、との意向で
全く違うハンドボール部に入学しました。

ハンドボール部の練習はかなりきつい中、
朝練に行くなどよく頑張っていましたが、
たまたま高校の体育の授業でテニスをやることがあったのです。

そこでテニスをして、ちょっとヤバいくらいに面白かったらしく、
自分なりにいろいろと考え、悩んでいました。

やっぱり、自分はテニスをやりたいんじゃないか?
でも、これまでお世話になったハンドボール部の先輩や顧問の先生に、
どう切り出していいのかな・・・、など、いろいろと考えたことでしょう。

ただ、

「自分の人生は自分で決めなさい」

と日頃から伝えていますので、長男は自分の中で悩み、考え、
最終的にテニスをやりたい、という気持ちが固まりました。

そこでハンドボール部をやめる手続きをして、
テニス部に入りたいと申し込みに行ったところ、
すぐにはテニス部に入部できない、と言われたそうです。

理由はいろいろとあって、ちょっとここでは書けないのですが、
本来、部活動を自由に選択する権利は学生にはあるはずですよね?
それが認められない・・・。

家内は頭に来ていたようですが、私自身は

「ちょうど良い経験やん!
世の中、希望した通りにいかないことや、筋が通らないことがいっぱいある。
こういう時に、どう前向きに考えて行動するかが大事。
高校生でこういうことを経験できてよかったやん!」

といつもの調子で即答しました。

やりたいことが簡単にできれば、感謝の気持ちもなくなるかもしれません。
その逆に、やりたいことが簡単にできないからこそ、
部活動ができるということのありがたさも理解できるでしょうし、
テニス部に戻り、公式戦に出た時に、感謝の気持ちも持てるかもしれません。

そしてテニス部に戻った時に、すぐにトップスピードで走れるように、
テニスクラブのレッスンを多々、受けて準備することを決めてくれたようです。

私自身も社会に出て、何の落ち度も無いのに子会社に出向することになり、
営業がしたかったのにも関わらず、
建築現場で施工やアフターメンテナンスばかりやらされていたことがありましたが、
そのおかげで営業に戻った時、営業できることの喜びや感謝の気持ちが持てました。

また、コンサルタントに転職する際、面接で2回落とされ、簡単に入社させてもらえず、
更には入社時に自分が最低レベルであるということを認識できたおかげで、
転職後、猛烈に修行をすることが出来ました。
あの時、簡単に入社させてもらっていたり、
入社後の劣等感が欠如していたとしたら、
ひょっとしたら今の自分は無かったかもしれません。

人生、うまくいかないことが9割。
その時にどう考え、どう行動するかが重要だと、自分の人生を振り返ってもそう思います。

これからも自分や家族、仕事上でうまくいかないこともあるでしょうが、
そういう時もポジティブに受け止め、前向きにやっていきたいと思います。
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【第1838回】 義理を大切に・・・

2016年01月12日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は時計の修理を出すために、京都に行かなければならず、
そのついでにしばらく行くことが出来ていなかったお店にも顔を出そうと
朝から家内と出かけていました。

一番行きたかったお店は、日航プリンセス京都の中にある鉄板焼き屋さん。

昨年、父の喜寿のお祝いの際、
親戚20名以上で貸し切りで利用させていただいたのですが、
料理長をはじめ、スタッフの皆さまが本当に良くして下さって、
本当にお世話になったのでまた行かないと、と思っていました。
ただ、昨年秋から本当に時間が取れず、
全く行くことが出来ていなかったのですが、
ようやく昨日、お店に行くことが出来ました。

私たちが行くと、料理長がお出迎えして下さって、
自ら鉄板の前で調理をして下さいました。
また京野菜の仕入先、更にはオススメの時間帯なども教えていただき、
新たな発見もありました。

いつもながら、本当にありがとうございました。
とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

その後、いつも行く服屋さん何件かに行って、
なじみの店員さんとお話をしたり、実際に買い物をしたり・・・。

いつも良くして下さる、三陽商会の店員さんが結婚されていたりと
新たな発見がいろいろとありました。

たまにしか行くことが出来ないからこそ、
いつもお世話になったり、良くして下さるお店に行き、そこで買わせていただく。

最終的に最も気に入ったモノが他のブランド、他のお店にあったとしても、
自分の好みのモノを取り寄せできないか、お願いしてみる。

ご縁のあった方とのお付き合いを大切にし、
ただ思うだけではなく、行動もセットにする。

自分個人としては、義理を大切にしていきたいな、と思います。
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【第1837回】 炭酸水ダイエット???

2016年01月11日 | 住宅コンサルタントとして
年始から、お酒をかなり控えています。

昨年までは、ジムで運動した後、すぐに浴びるようにお酒を飲んでいましたし、
休みの日には、朝からお酒を飲んでいました(←完全にアル中)。

ただ、年明けから、なぜかそんなにお酒を飲みたいと思わないのです。

特にビールをそんなに飲みたいと思わなくなった感じで、
どちらかと言うと、炭酸水を飲みたい気分なのです。

サントリーの南アルプスの天然水の炭酸水レモンを箱買いしました。
自宅の冷蔵庫の中には常に、冷えた炭酸水がある状態です。

炭酸水を飲むと、あまり夜、食事の量が食べられなくなり、
自然と夜の食事量が抑えめになってきています。

その分、朝がお腹が空くようになり、これまで朝ご飯を抜いていたのですが、
最近、また朝ごはんを食べるようになりました。

また、最近ジムではかなり有酸素運動の量を増やしています。

1日500~600キロカロリーは消費しようと、
ひたすらマシーンに乗っています。

そのおかげなのか、ちょっと体が軽くなった気がしますし、
パンツのウエストもまた1サイズ小さいものがはけるようになりました。

ビールの代わりに炭酸水。
食事の前に炭酸水。
運動後にも炭酸水。

これまで、ジムに通ってもなかなか落ちなかった体重が、
どこまで落ちるのか、チャレンジしてみたいと思います。
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【第1836回】 決算数字の作り方

2016年01月10日 | 住宅コンサルタントとして
住宅会社の決算は、1年半前から半年前までの受注分が反映されます。

分かりやすく言うと、受注した数字と決算数字は半年ズレるのです。

これは当たり前のことですし、誰しも理解できることだと思いますが、
いざ自社の決算となるとこの現実を理解できていなかったりします。

ですから期首を迎える時、いやもっと言えば今期の決算3か月前には、
来期の決算予測もしっかりと立てるべきなのです。

今期の数字の来期繰り越し分の売り上げ、利益はいくらか?
来期受注、来期引き渡しというのは、基本的には上期6か月の受注ですから、
来期の上半期で受注しなくてはならないのは、何棟、いくらの売り上げで
粗利益額をいくら稼がなければ、予定している利益は出せないのか?

こうしたことをまずは数値で押さえるべきなのです。

そして不足分の数字が分かったら、
来期上半期でその不足分を受注するために
誰が何をいつまでにするのかを考えて決めるのです。

良い家をつくる技術はある。
経営者が真面目でお客様のために真剣に家づくりに向き合っている。

そういう素晴らしい経営者でも、こうした決算数字の作り方を知らないで、
ただ何となく経営していることが多いのが現実。

なので気が付いたら赤字体質で、
自分たちが利益率をいくらに設定すればいいのかすら分かってない。

とても残念ですし、もったいないことです。

決算数字の作り方は難しくありません。
是非、工務店さんの経営者は、勉強してマスターして欲しいと思っています。
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【第1835回】 学生時代の暗記中心の勉強法は社会では役に立たない

2016年01月09日 | 住宅コンサルタントとして
これからの時代で重要なのは、未来を予測すること。
そしてそこに適応できるよう、今から準備をすることです。

国も会社も、何があっても守ってくれる訳ではありません。
最終的に家族を守ることができるのは自分しかない、
と一家の主は思っておいた方が良いのではないか、と思います。

イスラム社会の対立。
ウクライナやシリアをめぐるロシアと欧米の対立。
北朝鮮や中国の問題

正直、世界的な大戦が起こる可能性も年々、高まってきている感じがします。
(←あくまでも個人的な見解です)

更に国際情勢だけでなく、自分たちの周囲を見渡しても、
何が起こるのかは誰にも分かりません。

ちょっと前まで不況に苦しんでいた百貨店は、
今は訪日外国人の増加により、非常に好調ですが、
いずれ中国や台湾、東南アジアからの訪日客も頭打ちになるでしょう。
更にはいろんな商品がますますネットで買いやすくなったとしたら、
また売り上げが下がっていく可能性は高いでしょう。

小売りというビジネスで成り立つのは、鮮度勝負の生鮮食品だけになり、
それ以外のモノは全てネットになってしまうのではないか、と思ったりします。

すると今、自分が働いている会社、業界、地域にどんな影響があるのか?
今と同じ環境がずっと続くことは、これからの時代、あり得ないと思います。

近未来を予測し、外部環境が変わったとしても、
そこに適応できるようにしておくことが自分を守ることになるのです。

こういう時代になると、学校で学んだ暗記中心の勉強法は
クソの役にも立たないことになります。

正解があって、問題に合わせて正解を引っ張り出してくる暗記中心の勉強のやリ方では、
これからの時代、乗り切っていけないでしょう。

答えが無い中、近未来を予測し、仮説を立ててやるべきことを決める。

言ってみれば、経営と同じ能力が、生きていく上で必要になってくるでしょう。

近未来を予測する力を身に着けるために、どんな勉強法があるでしょう?
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【第1834回】 なぜ人は一生学び続けなくてはならないか?

2016年01月08日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はとあるクライアント様の新年1回目のコンサルティングということもあり、
無理を言って全スタッフさんに集まっていただき、
新年からいろんなことをお伝えさせていただいておりました。

各クライアント様の経営陣、それから営業さんとは
いろいろとお話をさせていただくことが多いのですが、
設計さん、監督さん、総務経理や事務スタッフさんとはなかなか接点を持つことがありません。

営業さんのマインドが高まり、お客様目線の考え方や行動が身についてくると、
他部署のスタッフさんと温度差が出ることがあったりします。
お客様が事務所やショールームに来られた際の対応が、
営業さんがされる場合は問題ないのに、他部署のスタッフさんがされるとちょっと問題になったり・・・。

そういうことが起きないように、スタッフ全体のマインドを高めていく必要があるのです。

営業さんのマインドを上げる場合、他社さんの事例などいろいろとお伝えしたり、
トップレベルのサービス力をお持ちの方のお話をさせていただくことが多いのですが、
事務スタッフさんにその話をしても、ピンと来ないだろうと思っていました。

なので、昨日は日本社会が今後、どうなっていくか?
何も考えずにただ、これまでの仕事をやっていくとどうなるか?
なぜ、学び続け、変わり続けなくてはならないか?

そんなことをお伝えし、スタッフ一人一人が変わらなくてはならないことを
2時間強、お話をさせていただきました。

スタッフさんにどこまで伝わったのかはわからないですが、
大好きなクライアント様ですので、何とか社員さん全員が充実した人生を送って欲しい、
という思いを込めてお伝えさせていただきました。

私自身の考えは、今、自分が学び、変わり続けないと、
子どもが良い習慣を身に着けたり、子どもに良い影響を与えられない。
その逆で、自分が今、努力することで子ども、孫へとつながって、
結局は一族の繁栄につながるなぁ、と思うのです。

また自分の能力は稼ぐ力に直結しますが、
お金がある程度無いと、子どもにチャレンジさせてあげることが出来ないし、
いろんな体験を若い頃にさせてあげることもできないですよね?

更に自分に力がつくことで、会社や日頃お世話になっているお客様のお役に立つこともできる。

自分の中では、
子どもや家内のため、会社やお客様のために学び続けなくてはならない、
というのがしっくりきます。

私自身、まだまだ不足していることばかりですが、
これからも学び続け、変わり続けたいと思います。
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【第1833回】 得意なパターンをつくる

2016年01月07日 | 住宅コンサルタントとして
仕事でもスポーツでも、成功する人やチームは得意なパターンを持っています。

私自身、営業マン時代には得意パターンを持っていました。

当時はサッシ、室内建具、キッチン、バス、トイレ、外壁などを取り扱っていましたが、
まずは差をつけやすい室内建具を切り口に、新規のお客様に入り込むということを
徹底していました。

その際も、

①ミニサンプルを持って、お客様の目を引く
②商品説明を行う
③造作材の納期が非常に早く、リフォームの現場にはうってつけであることをPR
④更に引き戸の低下設定が安く、他社の低下より15~20%も安いことを説明
⑤1棟価格シュミレーションをおこない、これだけコストが下がる、ということをアピール
⑥メンテナンスパーツが充実していて、採用後のアフターも万全なことを説明
⓻初めて採用していただいた際は、施工や納まりの説明を現場で大工さんに説明することを説明
⑧「一度、お試しで採用していただけませんか?」とクロージング

というパターンを徹底することで、
ターゲットとしていた工務店さんの60%以上は採用してもらっていました。

こうした自分の型をつくることで、いろんなお客様に同じ説明を繰り返しながら、
微調整したり改善をしたりして、より精度が上がっていきました。

こうしたパターン化をせず、行き当たりばったりの営業をしていたら、
おそらくは精度は上がっていかなかったような気がします。

昨日、お伺いしていたクライアント様の営業マンからも、
土地の無いお客様に対しての土地紹介の方法で自分なりのパターンを見つけた、
という報告を頂戴していました。

その表情には、自信が満ち溢れていました。

そのパターンになれば、お客様がほぼ契約して下さる。

自信を持って
「土地探しに関して、私はこういうことをお手伝いさせていただきます!」
と言うことができる。

自分のパターンを持った方は、強いです。

皆さんには得意なパターンがありますか?
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【第1832回】 仕事はじめ

2016年01月06日 | 住宅コンサルタントとして
いよいよ本日が2016年の弊社の仕事はじめ。

毎年、仕事はじめの前日は、
遠足を翌日に控えた子どものようなテンションになってしまいます。

昨年、素晴らしい1年を過ごせたのも、
今日と言う日を迎えられるのも、
ご縁を頂戴しているクライアント様のおかげです。

また1年間、全力でお手伝いをさせていただく所存です。

2016年の私のコンサルティングのテーマは決まっていて、
かなり中期的な取り組みを各社様にしていただき、
いろんなことを根本から変えていただくことになるでしょう。

おそらく3~4年くらいかけて取り組んでいただくことになるかと思います。

もちろん、毎月起こることに対する手は打っていきますが、
かなり中期的視点での改革をお願いすることになるかと思います。

実は年末も年始も、変わっていただかなくてはならないことは分かっていたのですが、

「じゃ、具体的に何をどうしなきゃならないの?」

という問いに対する具体的な説明ができない状態だったのです。

感覚的には分かっているのですが、それをどうお伝えすればいいのか、
自分の中で答えが出なかった、結構苦しい年末年始でした。

やっとその答えがまとまったのが昨日(←遅い!)。

でも自分の中で一本につながりました。

今までの住宅会社の発想を捨てましょう。
売るものも変えましょう!

そんな感じです。

具体的には今月のコンサルティングから、お伝えさせていただきます。

大手ハウスメーカーも苦戦する中、過去の成功事例にしがみつくことなく、
お客様が求めるものに適応して参りましょう。

個人的にワクワクしています!
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【第1831回】 「安い!」なんて言われないのが営業マン

2016年01月05日 | 住宅コンサルタントとして
私自身は社会人1年目から9年5か月の間、メーカーで営業をやっていました。

営業マン時代にお客様に言われ続けた言葉は、

「お前のところの商品は高い!」

ということです。

本当に一度も「安い!」と言われたことはありませんでした。

おそらくどの業種でも、「高い!」ということしか営業マンは言われないのではないでしょうか?

値段は高いかもしれないけれども、「お客様が買おうかな?」と検討されたり、
「この人から買いたい」と思っていただけるように持っていくのが営業マンの使命。

今の時代、他社よりも価格が安くて品質が良ければ、
正直、営業マンは不要となりますよね?

Yahoo!ショッピングや楽天、アマゾン、価格ドットコムに出店するだけで売れていきますよね?

なぜ営業マンが必要なのか?
なぜ営業マンが給料を会社からもらえるのか?

価格的にちょっと高いと感じられたり、
商品価値が分かりにくかったり、
保証やアフターの面で不安があるなど、
お客様の不安や問題点を解決するために営業マンは存在している訳で、
更に言うと簡単に売れない商品やサービスの価値をお客様に正しくお伝えし、
後悔しない決断をしていただくために存在しているのです。

「他社さんよりも高い」と言われること前提で、お客様と接していかなくてはなりません。

多少、金額が高くとも、お客様に選んでいただくようになるには、
どんなことをお伝えし、どんなことを聞き出して、
どんな提案しなければならないのか?

そうしたことを考えて仮説を立て、実行して結果を検証する。
こうしたことを続けることで営業マンの力や感性が身についてくるのです。
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【第1830回】 商品を売らない

2016年01月04日 | 住宅コンサルタントとして
売れない営業マンは、商品しか売らない。
売れる営業マンは、自分と会社を売る。

個人的にいつもそう思っています。

売れない営業マンに失注要因を聞くと、

「競合がこれだけ値引きしてきて・・・」
「他社の方が200万安かったので・・・」

と、価格が高いことを原因に挙げる方が圧倒的に多いのです。

では、価格を競合に合わせれば、受注できるのかというと、そうではないんですね。

今、住宅業界では、とにかく質の良くない木材や材料を使い、
単価が安い(=他社から仕事の依頼が来ない)職人さんを使って、
非常に安い価格で家を提供する会社も出てきています。

そういう会社に対し、真面目に家づくりに取り組んでいる会社が価格を合わせるのは無理な話。

商品の話しかしなければ、当然、価格と性能や仕様の比較になります。

でもお客様は素人の方が多いので、どうしても家の大きさと価格に目が行きがちなんですよね?

だから商品の話しかしないと、どうしてもローコスト系の会社が有利になるのです。


では、どうすれば良いのか?

答えはシンプルで、自分と会社をしっかりと理解していただき、自分と会社を売るのです。

お客様は、商品と価格の話を中心に質問されるかと思いますが、
会社選びがいかに重要かということを正しく分かりやすく説明させていただくのです。

そのためには、自社を正しく理解し、他社と自社の何が違うのかを理解しておかなくてはなりません。

更に、「なぜ我が社で家を建てることが、お客様にとって一番なのか?」が
お客様に分かりやすく説明できるようになっておかなくてはなりません。

売れない営業マンほど、自社のつよみを正確に理解できていないのです。

皆さんは、自社をしっかりと語れますか?
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【第1829回】 心地よい空間と時間を提供する

2016年01月03日 | 住宅コンサルタントとして
私がもし、住宅会社を経営するとしたら、
メチャメチャ取り組みたいことがあります。

それは打ち合わせ、商談をするスペースをとにかく快適にし、
そこで過ごす時間を最高のものにする、ということです。

お客様が来場されてから、お帰りになられるまで、
とにかく心地よく、ワクワクする話ができる。

そのために、こちら側は常に最高の準備をする。

こうした気持ちになっているのは、
やはり超一流のお店でお食事をした時の自分の満足度が半端なく高いから、
ということが原因なのですが・・・。

素晴らしいインテリア、家具、照明。
そして最高のお料理。
更にはこの時のために準備を徹底して下さったことに対する感動。
大将やお店のスタッフさんの心遣い。
そしてこれまで積み重ねてきた修行。

ただ単に料理を味わうだけでなく、そこで過ごす空間、時間が最高なのです。

こうしたお店だと、本当にまた訪れたくなるのです。

料理の世界には、超一流のお店がある一定数存在するのに、
住宅業界ではそこまで出来ている会社はまだまだ少ない。

だからこそ、自分が経営するとしたら、そこに徹底的にこだわりたいと思っています。
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【第1828回】 商売の本質

2016年01月02日 | 住宅コンサルタントとして
日本の人口は年々、減少していきますから、
既に市場が出来上がっている住宅業界のパイは小さくなっていくことは明白です。

また、ありとあらゆるモノはネットにつながり、
ネットを通じて誰もが自由に情報を収集できるようになっています。

情報があまりに多すぎて、消費者が情報をうまく取捨選択できなくなっている・・・。
すると、結局は信用できる情報の出し手しか信用しなくなります。

昨今感じるのは、フリーペーパーの効果が年々下がっているということ。
おそらく、フリーペーパーを読む方の比率は、新聞並みに下がっているのではないか、
と感じることが、昨年多々ありました。

また、リスティング広告も、正直、効果はもうあまりないのでは無いか、と思います。

あるサイトを見ると、何社かのサイトが広告として出てきますが、
うさんくさい会社、お店にしか見えないのですね・・・。

今年も、来年も、住宅業界においては
とにかく、OB様、商談中のお客様、取引業者様、そして自社の社員さんに
信頼され、応援され、愛される会社になるしかありません。

そして地域内で良い評判がおきまくっている状態をつくることが出来た会社が、
間違いなく勝ち残るようになっていくでしょう。

そうなれば、広告を掲載しなくとも、
HPやブログ、SNSでさまざまな情報発信をしているだけで
お客様の方からアプローチしてくれるようになるのです。

では、地域で圧倒的な良い評判を構築するためには、
住宅会社はどんなことに取り組まなくてはならないか・・・?

その部分をクライアント様と一緒に追求していく1年にしたいと思います。
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