鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1842回】 売れる営業マンのスタンス

2016年01月16日 | 住宅コンサルタントとして
今日、お伺いしていた建築資材販売のクライアント様の
優秀なスタッフさんの報告に、正直、感動してしまいました。

今の時代、B2Bの営業マンでここまでお客様のことを考え、
プロ意識を持ってお仕事をされている方は、何%くらいいるのだろうか?

自分がお客様の立場なら、こういう営業マンから買いたい、と思います。

その営業マンが報告された内容をまとめると

①何でもまずやってみる。挑戦する。NOと言わない。
扱ったことがない商材や多少の無理難題も全て引き受ける。
結果、お客様からの信頼と売り上げと経験値がついてくる。
やらなければよかった、なんて印象はない。

②取引先の工務店様が、多くの競争の中、ユーザー様から選ばれるために努力して受注される。
そしてユーザー様から満足をしていただくために努力し、最終的にお金をいただかれている。
それがいかに大変なことかを自分たち建材店は受け止め、
本当に細かな部分の品質を上げたり、提案力を磨いていかなくてはならない。

ちょっと、会議の資料を見させてもらって、報告を聞かせていただいて、
営業会議なのの胸がジーンとしてしまいました。

そりゃ、お客様から信頼されますよ。
お客様から可愛がられますよ。

その気持ち、その行動が、嬉しいですもの、お客様もきっと・・・。

この営業さんは、本当に信じられないくらい、新規先を開拓されるのですが、
その開拓される先のレベルも高い訳です。

類は友を呼ぶのですね。
やはり意識やレベルの高い工務店さんが、優秀な営業マンについてくる訳です。

ウチの仕入れが高いから売れない。
良いお客様がいない。
時間が足りない。
なんてグチグチ言っている営業マンは、それは自分が蒔いた種なのです。

自分の意識、考えを変え、行動を変えていく。
お客様のために、できることを愚直にやる。

できる営業マンは、根本のスタンスが凡人とは違うのです。

こういう方のスタンス、見習っていきたいですね。
コメント
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