鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1855回】 チラシと建物だけ良くても・・・

2016年01月29日 | 住宅コンサルタントとして
我が家の自宅で、完成見学会を開催されている住宅会社さんがありました。

我が家にはその広告が入っていなかったのですが、
家内の母親の自宅にポスティングされていたそうです。

チラシのクオリティーは非常に良く、
思わず「見に行ってみたい!!!」と思わせてくれるものでした。

ただ見学会当日は、私たちは関西に居なかったので、
参加することはできませんでした。

見学会が終了した後日、その会場の前を通りかかると、
ちょっと信じられない光景が・・・。

外構が全くされていないのです。

更に道路から玄関に入るところまでかなり段差があり、
ドロドロの土を踏みしめながら、建物内に入らなくてはならない感じ・・・。

もちろん、駐車スペースら外構工事がされていないので、
当然ながら庭もそのままです。

ちょっとその感性に「?」って感じでした。

建物そのものはオシャレでいい感じなのに、
外構未完成、しかもかなり外から見たら残念な敷地状況。

それで見学会をされる感性が、正直よく分からないです。

良い家を建てることは、それほど難しいことではありません。

設計と施工、更にはデザインの勉強をすれば、建てることは可能でしょう。
(そんな難しいことではないのに、本当に良い家を建てられる会社は少ないですが・・・)

ただ、家だけではなく、お客様はその会社の人間性や感性も評価する時代になったのです。

チラシや建物、HPだけがカッコ良くても、
感性が欠けていては、お客様に選ばれない時代なのです。

感性を磨いてまいりましょう!
コメント
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