鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第775回】 ワクワク&ときめき

2013年02月13日 | 住宅コンサルタントとして
ここのところ、自分の発想はかなり男性的に偏っていた感があります。

今、住宅会社のクライアント様にご提案しているさまざまなことも、
かなり男性的な部分が多いと個人的にも気づいております。

なぜ、そういう傾向になったのかというと、大きく分けて理由は2つあります。

まず1つめですが、女性的視点での商品開発やマーケティングを
自分の中でかなりやりきった感があり、
市場の同業他社さんもそれに追随してきているので、
ちょっと異なるポイントで差をつけたいと思ったのです。

更にもう2つめですが、外部環境の変化により、
それに適応するためには、ある部分を強化しなければならない、ということもありました。

しかしながら、昨日の夜、衝撃的なヒントをいただきました。

久しぶりに、脳天を何かで打ち抜かれたような感覚でした。

私がやりきったと思っていたのは、単なる自分の思い込みで、
まだまだ自分なんて未熟なんだということを改めて思い知らされました。

やっぱり、今のモノ余りの時代、ワクワク&ときめきなのです(←何のこっちゃ?)。

クライアントの皆様、今月、来月と、
昨日、私がいただいた発想を形にしてお伝えして参りますので、
市場のお客様がワクワクされ、ときめくような企画を展開して参りましょう!

いや~、今、頭の中にドンドン新しい発想が出て来ています。
私自身がワクワクしています!
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【第774回】 導かれる感覚

2013年02月12日 | 住宅コンサルタントとして
もともと私は、大学を卒業して最初に就職した企業で
生涯サラリーマンとして働くものだと思っていました。

「この会社で数年間修行し、自分が成長したらまた別の会社に転職!」
というような気持ちは一切なく、とにかく会社の業績に貢献したいのと、
営業マンとして成長したいという想いで、日々仕事に取り組んでいました。

しかしながら、日々営業マンとして仕事をしていく中で、
住宅業界専門の経営コンサルタントになって、
より良い家づくりに真剣に取り組んでおられる企業様のお手伝いをしたいと思うようになり、
コンサルティング会社に転職をしました。

転職した会社でも、生涯働くつもりでした。
一心不乱に猛烈に働かせていただき、毎日が充実しておりました。

しかしながら、コンサルタントのお仕事をさせていただく中で、
自分が目指したい方向と会社が目指す方向性の違いを感じるようになり、
最終的に自分で操業するしかない、という結論に達し、2011年に起業しました。

過去2回の転職は、見えない何かに導かれている感覚がありました。

吉と出るか凶と出るかは分かりませんが、
自分自身、後悔の無い決断をしようと決め、行動しました。

そして今、自分の中でこれまた何かに導かれている感覚があります。

物理的に、自分の体一つで出来る仕事の限界を感じている感じです。

企業の際、「コンサルティング会社は黒子であり、規模の拡大を目指すべきではない」
という文言を経営計画書に入れたのです。

今もこの考えは変わりません。

しかしながら、いろんな企業様とのつながりやご紹介の中で、
いろんなご相談を頂戴したりしますが、時間の確保が無理な状況となりました。
更に、今のクライアント様にもっと良い施策提案をするためのアイデアが多々浮かんでくるのですが、
これらを形にする時間と人がいないのです・・・。

今回は、「それらを実現するために、新たなパートナーの力を借りるべき」というように
見えない何かに導かれている感覚があります。

この感覚を大切にしたいのです。

通常の日々のコンサルティング以外にも、これから忙しく精力的に動きたいと思っています。
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【第773回】 合宿終了

2013年02月11日 | 住宅コンサルタントとして
昨日で1泊2日の経営計画書作成合宿が終了しました。

参加して下さったクライアント企業の皆様、本当にお疲れ様でした。

昨日のお昼前後から、各社出来上がった経営計画書を発表していただいたのですが、
本当に嬉しかったのは、各社の良いところをすぐ自社に取り入れている
クライアント様ばかりだった、ということです。

すなおに真似することを皆様がしていただけたのが、本当に嬉しかったです。

また、私も数多くのヒントを頂きました。
本当にありがとうございました。

「こうした企画をなぜもっと、自分として早くやらなかったんだ?」とも思いました。

志ある同じ業界の企業様から学ぶことは、やはり無限なのですね。

これまで経営計画書をずっと作成されていたクライアント様からも、

「自社の経営計画書は何となくマンネリ化していたかもしれません。
各社様の経営に対する決意を聴けて、本当に刺激になりました」

というお礼の感想を頂戴したりと、本当にやってよかった企画です。

帰りの新幹線では、もちろん爆睡してしまいました。
私自身もたくさん頭を使い、たくさん学ばせていただきました。
ありがとうございました。

今回は、建築資材販売会社様対象でしたが、
次回は住宅会社様対象で6月8日、9日に開催します。

今回、開催して思ったのですが、
志のレベルが同じくらいの企業様同士で合宿をした方が良いのと、
更に合宿自体、10社以下でやった方が良いので、
1開催最大10社様までで開催させていただき、
応募される企業様が多い場合は、7月、9月と連続して開催させていただきます。
(って、あんまり参加希望企業様が少なかったりして・・・)

でもこの企画は、経営者の経営力や幹部の方の当事者意識が非常に高まるので、
私としては継続して開催していきたいと思っています。

参加を希望される方で、まだ私に意思表示をして下さっていない企業様がおられましたら、
ご連絡を頂戴出来ればと思います。

良い家をつくる技術、それからお客様に対する正しい考え方をお持ちなのに、
経営力が不足しているために、順調に経営出来ていない地元工務店様が、
良い家をたくさん建てて、日本の住環境が良くなればと個人的に思っています。
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【第772回】 自社の数字をつくる

2013年02月10日 | 住宅コンサルタントとして
昨日から、建築資材販売会社のクライアント様6社に集まっていただいて、
経営計画書作成合宿をおこなっています。

経営計画書とは、自社がどれだけ利益を出すのか?
そのために、どの事業に取り組み、どの商品を扱い、どの顧客に販売していくのか?
それを実現するために、どういった販売をしていくのか?
人員をどうしていくのか?

こうしたことを逆算して考え、明文化したものです。

エリアも異なり、業態も各社様がそれぞれ異なるのですが、
だからこそ、自社の数字も考えも悩みを全てオープンに出していただき、
各社様同士が相談したり、アドバイスをしたりと、
勉強会形式というよりは、本当に合宿形式で開催しておりました。

今回、参加されたクライアント様の中には、
経営計画書を作成したことが無いクライアント様もあれば、
過去から経営計画書をずっと作成されているクライアント様もおられました。

これは個人的な見解ですが、
日本の建築資材を販売している企業、
それから住宅会社の8割以上が、
正しいステップで経営計画を立てられていないと感じています。

どちらかというと、数値目標の設定の仕方として、

「昨年対比○%アップ」

などという、あまりにも漠然とした設定の仕方をしていたりするのです。

そして売上を設定した後、粗利益率、販間費の比率などを決め、
結果として利益がこれだけ残る、という感じで組まれている企業様が多いのですね。

でも、本当は、「これだけ利益を出す!」というゴールを明確に決め、
スタッフの方の給与やその他販間費などを必要なだけ確保し、
それらを実現するためには、いくらの粗利益を確保しなければならないのか、というように、
利益から逆算して組み立てていかなくてはならないのです。

更に、それらを組み立てた後、その実現のための方針を立てるのですが、
その方針を立てる上で、仮説を立て、その仮説通りに実施すればその売上を確保できるのか、
という検証を重ね、思考が川下から川上へ、又川上から川下へと行ったり来たりしながら、
作り上げていくものなのです。

本気で作成したとしたら、頭が非常に疲れます。

合宿初日は。夜9時半過ぎに終わったのですが、
恥ずかしながら正直、私も頭が疲労して、倒れそうでした・・・。

でも、こうやって苦労して作成するものが経営計画書ですし、
企業の数字もこうやって苦労して作り出すものなのです。

結果、利益が出るのではなく、狙って利益を出す。
これが、正しい経営なのだと個人的に思っています。
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【第771回】 結局、お客様に育ててもらっている

2013年02月09日 | 住宅コンサルタントとして
日々、全国のクライアント様にお伺いする中で、貴重なお時間を頂戴し、
いろんな情報や事例、ノウハウ等をお伝えさせていただいております。

そんな中、
「自分はクライアント様のおかげでノウハウを進化させることが出来ているなぁ」
とつくづく思っています。

感性の強いクライアント様のスタッフに、自分がお伝えしたいことを伝えた際、
そのリアクションがあまりに素晴らしいと、突然、いろんな発想が浮かんだりします。
また、突然エンドユーザー様の気持ちが分かったりすることもあります。

通常、コンサルティング当日に、
自分が何をテーマにし、何をお伝えするのかは、事前に決めているのですが、
素晴らしい感性をお持ちのクライアント様にいろんな情報をお伝えしている中で、
お伝えしようと思っていたことが数段、突然進化したりするのです。

このお仕事をさせていただいて7年半が経ちますが、
正直、「ここがゴール」「これが最高のノウハウ」という部分は見えません。

やりたいこと、研究しなければならないことが山のようにアイデアとして浮かんできます。
そしてそれらにチャレンジし続けることが、進化することにつながるのでしょう。

結局、自分はクライアント様に育てていただいているのです。
そのことに感謝し、更なる貢献が出来るよう、自己研鑽に励みたいと思っています。
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【第770回】 素晴らしいスタッフが働いてくれていることに感謝する

2013年02月08日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はとある住宅会社でのコンサルティング。

より多くのお客様に自社を知っていただこうといろいろと試行錯誤されていたのですが、
昨年の後半からは来場や問い合わせに関して、状況はあまり芳しくありませんでした。

そこでマーケティングに関して、昨年末に従来のやり方に戻したところ、
お客様の来場も元に戻り、かつお客様の本気度も高い方がある一定数いたとのこと。

私のスケジュール的な部分もあって、3か月ぶりの訪問だったのですが、
3か月前と状況は全然違っていて、非常にこの3か月に受注されておりました。

良かった、良かった・・・。

しかしながら、このクライアントが次のステージに上がろうとした場合、
今のままのビジネスモデルではダメだと感じていました。

このクライアントには、他社さんが見れば羨ましがられるくらい、
素晴らしい能力をお持ちの設計さんがおられます。

優秀なスタッフが働いてくれているのであれば、
そのスタッフが実力を発揮できるような環境、
やりがいを感じる環境をつくっていかなくてはならないと個人的に思っています。

そのために、社長に投資のお願いをしておりました。
まあ、お願いというよりは、かなり強い感じで迫っていたのですが・・・。

自社の事業、自社のビジネスモデルなど、「これで満足!」と経営者が思ってしまっては、
経営者の成長は無く、その結果、会社やスタッフの成長もありません。

優秀なスタッフというのは、個人的に思っていますが、
自分が成長出来る環境であれば、そこで真剣に働くものだと思います。
逆に自らの成長が出来なくなれば、スタッフは離れていくものなのです。

優秀なスタッフが働いてくれているということは、素晴らしいことですが、
裏を返せば経営者や会社が成長しなければ、離れられてしまうということです。

素晴らしいスタッフが働いてくれていることに感謝し、
スタッフが成長する環境づくりこそが、経営者の仕事だと思う、今日この頃です。
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【第769回】 企業の成長と共に自らも成長させる

2013年02月07日 | 住宅コンサルタントとして
いろんなクライアントと長い期間、お付き合いをさせていただく中で、
順調に成長される姿を見させていただいてきました。

受注棟数もスタッフの数も増えていく中、
企業規模に合わせて自社の仕事の進め方やチェック体制を進化させていかなければ、
仕事量が増えていくこと、それからお客様が求めておられることに対応出来なくなります。

そして変わらなくてはならないのは、会社だけではありません。
そこで働くスタッフも変わる必要があります。

このことが分かっていて、行動が伴っている方は、会社にとって、ずっと必要なスタッフです。
しかしながら、周囲が変わっているのにもかかわらず、自分だけ変わろうとしない人は、
自分自身の能力と会社の実力との差がある一定以上になった際、居場所が無くなります。

労働者保護とか弱者救済とか、今の日本社会は世界的に見れば、
アマチュアレベル以下の甘過ぎる空気が蔓延しています。
で、テレビなんか見ても、実際のビジネスの現場を知らなさそうな、教授やコメンテーターの人が、
労働者側の権利だけを主張していたりするのを見ると、個人的に呆れてしまいます。

私が知る限り、世界的に見れば、会社に貢献出来ないスタッフを雇用しなければならない、
という空気は無いと思います。

働いてお金をもらう以上、プロな訳です。
プロは、自分の力が通用しなければ、自ら引退するものです。
そして、必要とされるために、日々トレーニングに励むのです。

こういう空気に日本全体がならないとダメだと個人的に思っています。
(自分の全てを犠牲にして、会社に尽くすとかの極論を言っている訳ではありません、念のため)

過去、自分がどれだけの実績をあげてきたとか、
自分がこれだけの資格を持っているとか、
過去、自分が一流企業で働いていたとか、
自分は一流大学を卒業したとか、
そんな過去のことは、ビジネスの世界では鼻くそ以下です。

会社の成長に合わせて、自分自身を進化させなければ居場所が無くなる、という常識が浸透し、
いくつになっても自己研鑽に励む方が増えてくれば、日本はまだまだ成長するのではないか、
と個人的に思っています。
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【第768回】 スタッフおよびビジネスパートナーさん募集中?

2013年02月06日 | 住宅コンサルタントとして
今、本当にありがたいことに、素晴らしいクライアントとご縁を頂戴出来ていて、
業績は順調ですし、とても理想的なお付き合いをさせていただいております。

私の場合、本当に各クライアントとのお付き合いが長く、
クライアント同士も非常に仲が良く、お互いを行き来し合っていただいていたりもし、
その中から和が広がっていったりしています。

そんな中、新しいオファーやご相談を頂戴したりするのですが、
今、自分自身のスケジュールは目いっぱいで、
気持ちとしてはお受けしたいと思っても、物理的に無理になってきています。

更に、個人的には新しいことに多々チャレンジしたいと思っていたりしますが、
その時間も十分に確保出来ず、優先順位の高いものしか出来ていなかったりという現状です。

独立する時、自社の規模は大きくしないということを決めました。
コンサルタントは黒子であり、主役はクライアント企業様であるので、
コンサルティング会社として、自社の売上や規模を求めるのはちょっと違う、と思っていたからです。

今ももちろんその気持ちは変わらないのですが、
もう自分一人でお受けできる範囲を超えています。
もし、同じ志で仕事をしたいと思って下さる方がいれば、
お会いしたいというのが、正直な気持ちです。
そして、志が素晴らしい企業様のお手伝いが出来ればとも思っています。

また、私が住宅会社様のお手伝いをさせていただく範囲は多岐に渡っていて、
広告制作、HP制作、住宅や店舗の意匠設計、外構、インテリアコーディネートなど、
これらも今のビジネスパートナーさんだけでは対応できなくなりそうな予感がしています。

ですので、制作会社様、設計事務所様、外構デザインが出来る方、
インテリアコーディネーターさんで、志が同じような方とも出会えたらなぁ、とも思っています。

日本の住環境を良くしていきたいとお考えの方。
地元で良い家づくりに頑張っておられる企業こそ、家づくりの主役になるべきで、
そういう企業の業績向上のお手伝いをしたいとお考えの方。
自分のことよりも、お客様(=クライアントやクライアント企業のお客様)のことを考えられる方。
そんな方がいれば、一緒にお仕事をしたいと思っています。

コンサルタントを目指す方も、家づくりに関する各分野のスペシャリストの方も、
そういう方がおられれば、もしくはそういう方をご存知の方がおられれば、
ご連絡を頂戴出来ればと思います。⇒tatsuyaoniyama@gmail.com

良い出会いがあるといいなぁ、と個人的に勝手に思っています。
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【第767回】 常に先を見る

2013年02月05日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はとあるエリアの住宅会社さんでのコンサルティング。

いよいよ、半年以上前からこのクライアントと取り組んできた
新商品のモデルハウスがオープン間近です。

昨日はそのモデルハウスのチェック、
それから接客のポイントをお伝えさせていただいておりました。

このクライアントのスタッフの皆様は、
皆さん本当に素直で、一体化していて、かつ愛社精神にあふれております。

ここまでのマーケティングは完璧。
更に営業手法に関しても、2年前よりも格段に理解していただいておりますので、
今年度は大きく飛躍されることを確信しています。

接客に関しては、いろんなクライアントにお伝えしていることを
徹底してやっていただくようにお願いしましたが、
ここまで徹底してやっていただいているクライアントは、実はあまり多くありません。

基本を大切にする。
お客様にどうすれば理解していただけるのかということを考え、
それを愚直にロープレでトレーニングする。
こうした基本をとにかく徹底できる会社なのです。

だから、私には結果が見えています。

いよいよ、OPEN最終準備に入りました。

早いクライアントでは、昨年秋にオープンしていますし、
本格的にはこれから各社が新商品のモデルハウスをオープンしていきます。

そして私は、2014年の準備を本格的にはじめます。

各クライアントの2013年の準備は大方終わっていますから、
来年仕掛ける取組のノウハウ化を進めて参ります。

早いクライアントには、夏前からお伝えし、準備を進めて参りますね~。

私の仕事は、1年先、2年先の市場やお客様のニーズを予測し、
それに適応していただけるよう、いろんな提案を具体的にすることですから・・・。
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【第766回】 日々、量稽古

2013年02月04日 | 住宅コンサルタントとして
西野カナさんの音楽にハマっている鬼山です(←女子高生かっ!)。

我が家では、スマホは高校生まで禁止と一家の主である家内が決定していますので、
我が家の長男・次男共に、i-pod、ウォークマンのタッチパネルのものを購入しました。
そのハードに音楽データを入れるのに、先日CDを大量にレンタルし、
データを取り込む際、自分のウォークマンにも音楽を入れたのですが、
西野カナさんの音楽のリズム感がとても自分に合っているので、
日々、BGMとして聴いております。

家内からは、「気持ち悪い」と言われておりますが・・・(汗)。

さて、昨日は朝から仕事に没頭しておりました。

このお仕事に携わるようになって7年半。
コンサルタントとして、いろんな仕事のやり方があるかとは思いますが、
私は今でもクライアントに提出する全ての成果物や提出物を全て自分でやっています。

ノウハウの開発。
マニュアルやツール製作。
チラシや雑誌の記事のラフデザイン及びコピーライティング。
出張のホテルや航空券の手配。
セミナーや視察ツアーの企画、会場の手配、チケットや宿泊先の予約。
請求書の作成。

年間330日はコンサルティングが入っておりますので、
平均すると朝6時から夜10時頃までは
クライアントにお伺いしてのコンサルティングおよび移動です。

ですので、移動時間、それから夜もしくは早朝に
これらの成果物や制作物をコツコツとつくっております。
(私が夜2時~4時過ぎまでに、メールをお送りすることがあるのは、
この時間帯にゴソゴソと仕事をしているからなのです)

毎年、「これが限界!」という量に自分なりにチャレンジしています。

ご縁を運んで下さる神様が、
「程よいストレッチの効いた仕事量を用意してくれているんじゃないか?」
と思うくらい、潰れないギリギリのラインのお仕事をいろんなご縁の中で頂戴することが出来ております。

「あまり無理されないように・・・」
「お体、壊されませぬよう・・・」
「スタッフの方を雇われて、少し分担された方が・・・」

とクライアントの皆様から、あたたかいお言葉を頂戴したりするのですが、
個人的意見としては、量にトコトンこだわって、チャレンジし続けたいと思っています。

量が質に転換するからです。

私が今、させていただいているお仕事は、クライアント企業様の将来を左右する、
非常に責任ある仕事です。

市場のお客様が求めるモノは、常に変化し続けます。
その変化に、まず私が適応しなければ、とてもクライアントに施策提案など出来ません。

今まで自分が構築してきたノウハウに満足することなく、
常に新しいノウハウを開発し、お客様が求めているモノを理解し、
それを提供するしくみ、それをお客様にお伝えするしくみをつくるために、
自分自身を磨き続けるしかないと思っています。

プロ野球選手で言えば、イチロー選手や中日の和田選手は、
あれだけの実績と実力があるにも関わらず、
若手と同じ、もしくはそれ以上のトレーニングを積まれています。

お二人と比べるなんておこがまし過ぎますが、それと同じような感覚なのです。

だから、これからも量にこだわり続けます。
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【第765回】 販促や企画より大切なもの

2013年02月03日 | 住宅コンサルタントとして
安倍政権になってから、円安、株価高となり、
更に日本を代表する電機・自動車メーカーの業績回復のニュース等もあって、
少しずつデフレや不況を脱しつつあるような感じの日本。

経済関連のニュースで明るい話題は、何だかうれしいですよね。

さてここ数年、かなり厳しかった電機業界が良くなりつつある中で、
今、逆に苦戦気味だと伝えられている業界があります。

その業界とは、外食業界です。

これまで、外食業界で非常に注目され、かつ業績も良かったマクドナルドのここのところの苦戦。
更には安売り攻勢で外食業界に衝撃を与えてきた牛丼大手各社。
このあたりの会社の業績が、頭打ちとなっているようです。

マクドナルドは、一昨年はカリフォルニアバーガー、テキサスバーガーなど、
常に新商品を開発し、その話題性でお客様の来店を促していましたが、
その新商品効果も年々出なくなってきたとのことです。

また牛丼大手は、300円台だった並盛を
定期的に各社200円台にするキャンペーンで来店動機をつくってきた感がありますが、
ここにきて200円台にお客様が飽きられたような感じですね。

こうした状況を見ると、結果論ではありますが、
いろいろな企画や販促だけでは商売にやはり限界があると感じてしまいます。

私自身はマクドナルドのこれまでの商品戦略(定期的に新商品を投入し、話題をつくっていく)を
とても素晴らしいことだと思っていましたし、参考にもしていたので、
この結果を踏まえ、自身の考え方も修正しなくてはならないと感じています。

では、どういう部分を強化しなければならないか・・・。
住宅業界は、市場規模がドンドン縮小してくることは、間違いない中で・・・。

商品も接客も販促も全てやり切らなくてはダメなのですが、
やはり基本的な部分、すなわち商品力を磨くということなのだと思います。

更にもっと言えば、新鮮さよりは飽きがこないような味。
定期的にそれを食べなければしっくりこないようなポジションをとれる商品開発が大切なのかと思います。

全国を毎月お伺いしておりますが、
飽きがこなくて定期的にどうしても食べたいものとして、
ある地域の焼きそばがあります(富士宮や横手など、B1グランプリ関連ではありません)。

あるお店と、そこからのれん分けした関連店でしか、その味は出せないと思います。
私もあのお店の味が自分の中で再現出来ません。

価格もお安いのですが、これが定期的に食べたくなる不思議な味なのです。

人口がそれほど多い街ではないのですが、お昼時や夜はお客様でいっぱいになります。
しかも、客数が常に安定しているのです。

こういうポジションをとれるような商品を開発し、それに合った接客を確立すると、
飲食店は非常に売上が安定するような気がしています。

斬新な企画より飽きがこないものの方が、これからの時代、大切になってくるでしょう。

住宅業界もそうなってくるかもしれないですね。
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【第764回】 値引き販売は麻薬

2013年02月02日 | 住宅コンサルタントとして
クライアントの営業マンの業績を毎月チェックさせていただいていると、
毎月、利益率が高い(=値引きをほとんどしない)営業マンと
毎度、利益率が低い(=値引きをほぼ毎回している)営業マンに明確に分かれます。

値引きというのは、お客様からすれば、確かに嬉しいことかもしれませんが、
営業マンの思考力や営業力を最も衰退させると個人的に思っています。

住宅の営業マンとして大切なことは、「あなたに頼みたい!」とお客様に思っていただくことです。
「価格、頑張ったら、あなたから買ってもいいけど・・・」ではありません。


そもそも、どの住宅会社も使っている材料も、依頼している職人さんも、
設計しているスタッフも、担当している営業マンも全て異なるのです。

条件が異なるのに、「価格を合わせて!」「他社よりも安くして!」と言われるのは、
明らかにこちら側がお客様に価値を認めていただいていない証拠です。

といって、値引きを一切しないという極論を言いたい訳ではありません。

お客様の性格やご予算、お客様を取り巻く諸条件がこれまた異なるので、
一概には言えないのですが、大切なのは

「あなたに頼みたい!」

と思っていただくことがまずありきだということです。

売れない営業マンは、

「価格を合わせなければ・・・」
「価格を競合より安くしなければ・・・」
「お客様に『今がお得です!』という説得材料が無いと難しい・・・」

と、条件でお客様の心をこちらに向かせようとするのですね。

そしてとても困るのは、安易に値引き販売にはまってしまうと、
麻薬のようなもので、それが無ければ契約出来ないような気持ちになってしまうことです。

「競合より有利な条件を出せないと、契約なんて出来る訳ない」

なんてことを感覚的に持ってしまったりするのです。

住宅営業は恋愛ととても似ていて、

「あの人の方が良い会社に勤めているから、あの人と付き合う」

というように、条件でパートナーを選ぶ人は、決して多くないと思っています。

まずは、本人の気持ちが大事なのです。

だから、安易に価格を合わせるとか、予算に合わせるというような言葉を使わず、
「あなたに頼みたい」とお客様に言っていただけることを目指すべきなのです。
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【第763回】 創業オーナーの仕事への姿勢

2013年02月01日 | 住宅コンサルタントとして
先日、長年お付き合いをさせていただいているクライアントのオーナーから、
別会社のコンサルティングについて可能かどうかの相談をいただきました。

私自身は、その事業については専門分野ではありませんが、
住宅事業に関してのマーケティングのお手伝いをさせていただいており、
住宅部門の結果を見られて、「(別事業の件で)一度打合せをしたい」というお話を頂戴しました。

打合せのつもりでお会いさせていただいたのですが、
「販促について力を貸して欲しい!」とのことでしたので、
自分が出来ることと出来ないことをお伝えした上で、お仕事をお受けすることになりました。

そこで日程のお話になったのですが、
今年、私としては平日は1日も空きが無く、土日しかお受けできないということ、
更に土曜日も月に1日か2日しか空きが無いので、
日程的にはかなりの制限があることをお伝えしました。

いろいろと私サイドの都合を申し上げたのですが、

「いいですよ。我が社も月に数回、土曜出勤の日がありますから・・・。
(横におられた役員さんに向かって)先生の都合に合わせて、休みを振り変えたらいいよ!」

と日程の問題など、0.5秒で解決しました。

そして、最短で動けるのが3月ということをお伝えしてその日の打合せは終わりました。

そして昨日、このコンサルティングの件でお電話を頂戴しました。

内容をまとめますと、私に日程の余裕が無いということは、分かっている。
でも、新規出店に関して、やれることは全てやり切ったベストの手を打ちたい。
そのためには、私の移動に合わせて、少しでも時間がとれる場所と時間に合わせ、
こちらが出向いてでも、アドバイスをいただきたい、ということでした。

東京だろうが、私の自宅がある滋賀だろうが、
いつだったら、少し時間がとれるでしょう、というお問合せだったのです。

このお電話を頂戴し、私は頭が下がる想いでいっぱいになりました。
と同時に、こういう依頼に対し、私自身はメチャメチャ弱いのです。
出店まで時間が無いので、来週早々に、自宅に帰る予定の日を急きょ、
このクライアントの本社近くのホテルに宿泊するように予定を変更しました。

結果を出し続けなくては、企業は存続することが出来ません。
そのために、経営者は命がけで経営に取り組まなくてはなりません。

ベストの手を打つ。
後悔しないくらい、徹底的にやれることをやる。

そんなオーナーの仕事に対する姿勢を感じたのでした。

私もコンサルタントに転職した際、とにかく仕事量を確保したく、
社内のいろんな先輩方にお仕事をいただけるよう、お願いしまくっていたことがあります。

私が修行をさせていただいた会社では、仕事を手伝ってもらったら、
その仕事量に比例して数字を分配してもらうルールになっていたのです。
だから社歴が浅い人にも目標数字というのがつくのですが、
私は当時、

「数字の分配なんて一切いらないので、とにかくお仕事を手伝わせて下さい。
徹夜でも何でもします」

と言いまくっていました。

それくらい、ガムシャラでした。

その当時の自分と比較するのは、あまりにも失礼かとは思いますが、
数々のキャリアを積まれてきたこのクライアントのオーナーに、
当時の自分と同じ仕事に対する姿勢を感じたのです。

今の自分は、当時の自分と同じようなスタンスで仕事に向き合えているのか?
そもそも自分も創業オーナーの端くれなのに、そこまでベストを尽くせているのか?

そんなことを考えるきっかけを与えていただいた出来事でした。

コンサルタントに転職した、当時の気持ちを思い出すことが出来ました。
燃えるような情熱を持って、今日も仕事に向き合いたいと思います。
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