大抵のことに対し、表面的な部分しか発信しない、
頭の悪い週刊誌やマスコミ。
そしてそういう情報を鵜呑みにしてしまう、
頭の悪い人の比率が高い日本人。
「嫌なことなんてしなくて良い」
「好きでもないことをする時間がもったいない」
「好きなことだけやっていけば良い」
というような発言をYouTubeやTikTokなどで見て、
今の仕事で成果が出ていなくてつらいと感じている、
頭の弱いビジネスパーソンが、勘違いしてしまう。
今の仕事を通じて何の成果も出していなく、
スキルも人間性も何も成長させることができていないのに、
自分がやりたいことを求めて転職を繰り返す。
こういうことが、結構多くおこっているようです。
結果、そういう若者はどうなるのか?
一つのことを掘り下げて極めることができない人は、
どんな業界に行っても、どんな会社に就職したとしても、
表面的な浅い部分しか理解できないため、
一向に成長することができません。
結果、年齢の経過と共に、
誰からも必要とされなくなっていくのです。
若いうちは、その若さそのものが武器なので、
未熟で経験不足でもまだ雇ってもらえるのですが、
年齢を重ねると現時点でのスキルや経験を見られるので、
必要とされない、ということが分かっていないのですね。
弊社のクライアント様でも、
50代になってから未経験で住宅営業やってみたい、とか、
50代になってからコーディネーターをやりたい、
と応募してくる方がいますが、
40代、50代で未経験の人を雇用する企業なんて、
世の中にない、ということが分かっていないのですね。
で、40代50代になって、1つのことを極めていないと、
結局、単純な作業レベルの仕事しか雇ってもらえません。
そういう仕事だと、当然収入は上がらないのです。
好きなことだけをやって良いのは、
圧倒的に優秀で、即行動でき、
次々に成果を出せる人だけなのです。
能力もないのに、
人間力も高くないのに、
好きなことしかやらない、という人を
誰が必要とするのでしょう?
能力も人間性も低い人が、
好きなことしかやりたくないと
仕事も人生も舐め切っていると、
将来、誰からも必要とされなくなるだけなのです。
こういう当たり前のことを理解しておきましょう。