鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4879回】 愛や思いやりがないInstagram投稿は無意味である

2024年05月09日 | 住宅コンサルタントとして
住宅会社のマーケティング上、
Instagramを活用することは欠かせません。

今から10年くらい前だと
イケてる住宅の写真が本当にWEB上に少なくて
かっこいい建物写真をInstagram上にUPするだけで
フォロワーが増え、コメントをいただけることがありました。

InstagramのフィードにUPする際には、
写真だけでもOKですし、
写真とタグ付けだけでもOKです。

写真に合った文章を考えるのが億劫、
という方は、写真とタグ付けだけで投稿しても
過去は通用しました。

ところが、イケてる住宅の写真が、
WEB上に数えきれないくらいUPされている今は、
写真だけUPしたり、写真とタグ付けだけUPしている方には
いいねもコメントも入らなくなってきました。

そして業務的にInstagramを回している住宅会社は、
フィード投稿時の説明文が毎回同じだったりするのですが、
こういう投稿をしている住宅会社の投稿にも、
いいねやコメントは皆無となってきています。

要するに自社のファンが増えていかない投稿を
延々としている住宅会社がかなり多い、ということです。

日々の情報発信は何のためにおこなうのか?

こういう目的を理解せず、
週に3回、フィード投稿するのが自分の業務だから、
ということで、無機質な投稿をしている会社のアカウントには、
誰も魅力を感じなくなっているのです。

一方、家づくりを検討している方であったり、
自社のフォロワーさんに少しでも参考になれば、
というような思いやりのあるコメントを添えて
日々投稿しているアカウントにはちゃんとファンがいます。

いいねもコメントもしっかりといただいていたりするのです。

経営者やマーケティング担当者は、
こういう現実をしっかりと理解しておかなくてはなりません。

日々の情報発信は、何のために行うのか?

その目的に到達するために、
手段(=Instagram)があるのですが、
いつの間にかInstagramを投稿することが
目的となっているケースが散見されます。

いわゆる「手段の目的化」というケースですね。

何のための日々の情報発信か?

その目的・本質を理解した上で、
Instagramに取り組んでいきたいものです。

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