鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4881回】 仕事・人生を舐め切った若者の未来

2024年05月11日 | 住宅コンサルタントとして
大抵のことに対し、表面的な部分しか発信しない、
頭の悪い週刊誌やマスコミ。

そしてそういう情報を鵜呑みにしてしまう、
頭の悪い人の比率が高い日本人。

「嫌なことなんてしなくて良い」
「好きでもないことをする時間がもったいない」
「好きなことだけやっていけば良い」

というような発言をYouTubeやTikTokなどで見て、
今の仕事で成果が出ていなくてつらいと感じている、
頭の弱いビジネスパーソンが、勘違いしてしまう。

今の仕事を通じて何の成果も出していなく、
スキルも人間性も何も成長させることができていないのに、
自分がやりたいことを求めて転職を繰り返す。

こういうことが、結構多くおこっているようです。

結果、そういう若者はどうなるのか?

一つのことを掘り下げて極めることができない人は、
どんな業界に行っても、どんな会社に就職したとしても、
表面的な浅い部分しか理解できないため、
一向に成長することができません。

結果、年齢の経過と共に、
誰からも必要とされなくなっていくのです。

若いうちは、その若さそのものが武器なので、
未熟で経験不足でもまだ雇ってもらえるのですが、
年齢を重ねると現時点でのスキルや経験を見られるので、
必要とされない、ということが分かっていないのですね。

弊社のクライアント様でも、
50代になってから未経験で住宅営業やってみたい、とか、
50代になってからコーディネーターをやりたい、
と応募してくる方がいますが、
40代、50代で未経験の人を雇用する企業なんて、
世の中にない、ということが分かっていないのですね。

で、40代50代になって、1つのことを極めていないと、
結局、単純な作業レベルの仕事しか雇ってもらえません。

そういう仕事だと、当然収入は上がらないのです。

好きなことだけをやって良いのは、
圧倒的に優秀で、即行動でき、
次々に成果を出せる人だけなのです。

能力もないのに、
人間力も高くないのに、
好きなことしかやらない、という人を
誰が必要とするのでしょう?

能力も人間性も低い人が、
好きなことしかやりたくないと
仕事も人生も舐め切っていると、
将来、誰からも必要とされなくなるだけなのです。

こういう当たり前のことを理解しておきましょう。
コメント
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