鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4875回】 スペインもオランダも人口が増えている

2024年05月05日 | 住宅コンサルタントとして
今回、ヨーロッパを旅していろいろと調べるうちに、
スペインもオランダも人口が増えていることに気づきました。

少子化&人口減が続く日本とは異なるのです。

なぜヨーロッパでは人口が増えているのか?

その正確な原因はまだ調べていないのですが、
私が感じたことは、やはり子育てしやすい環境であったり、
子どもに対する寛容性が日本とヨーロッパでは圧倒的に異なる、
という点につきるのでは、ということです。

まずヨーロッパの国々では、授業料が大学まで無料、
ということ国が非常に多いのです。
(その代わりに大学の数は多くなく、
入学してから卒業までかなり大変なようですが・・・)

この点、アメリカや日本とは全く異なります。

また子どもに対してとにかく社会全体が寛容だと感じます。

子どもが泣いていると、皆、あやしたり、
助けてあげたりしているシーンを幾度となく見ました。

また子どもの意思を尊重し、
子どもも一人の人間として皆、接している感じがしました。

日本だと、子どもを支配したり、
理想のレールに乗せようとする親が多いような気がします。

子どもは社会全体の財産、というような価値観が
どうもオランダやスペインにはあるような気がするのです。

日本だと、子どもさんが泣いていたりすると
舌打ちする大人がたまにいたりします。

後、子どもの運動会がうるさい、と
文句を言うじじいがいたり、
まあ本当に寛容性が低いというか、
自分のことしか考えていない年寄が多いような気がします。


また日本とオランダやスペインの圧倒的な差は、
しかめっ面をしている人がオランダやスペインでは
ほぼ見たことが無い、ということ。

皆、余裕があってニコニコ笑っている方が大半でした。

日本だと、パッとしないオッサンたちで
しかめっ面している割合が高いですよね。
(おばさんでも割と多い)

何か余裕が無い人が多いような気がします。

ヨーロッパに来ると、この余裕があり、寛容性が高い部分を肌で感じ、
自分も見習いたい、といつも思います。
(そんな私は、イライラしていることが多いのですが・・・。反省)

子どもは国の財産。

子育てしやすい環境をつくっていくことは、
本当に日本という国は考えなければ、と改めて思いました。
コメント
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