生まれて初めてオランダに行きまして、
いろいろと勉強になったことがあります。
それをまとめてみたいと思います。
【しくみで対応するところがスマート】
アムステルダム初日はあいにくの雨。
人気のフライドポテト屋さんに行ったのですが、
お店の前にはシェードがあって、
買う人が雨に濡れないように配慮してくれていたのです。
ところが、中学生か高校生くらいの男子６名が
ポテトを買う訳では無いのに、
そのシェードの下で雨宿りをしていて、
ポテトを買いに来たお客様の邪魔になっていたのですね。
日本だと店員さんが男子たちに注意するところですが、
このアムステルダムのポテト屋さんの店員さん、
注意することなく、いきなりシェードを閉じたのです。
すると男子たちは濡れてしまうので移動せざるを得なくなり、
お店の前はポテトを買うお客様だけになったのです。
いきなりシェードを閉じるあたりがとてもスマートですし、
しくみで解決する発想が大いに勉強になりました。
【月曜日の朝の出勤は遅め】
カフェなどを除き、月曜日に関しては
大半のお店が１３時オープンだったのですね。
それ以外は１１時オープンなのですが、
月曜日は午後からの出勤のようでした。
おそらく日曜日に家族や友人とゆっくり過ごすので、
月曜日だけは遅めの開店であったあり出勤なのでしょう。
それでいて、オランダ人の平均所得は
日本人のそれよりも圧倒的に高い訳です。
オランダの豊かさをとても感じました。
【繁華街の道路の汚さはパリ並み】
大麻と売春が合法ということもあり、
良くも悪くもヨーロッパ中から
素行があまり良くない人たちも来るのでしょう。
とにかく繁華街の道路がゴミだらけで、
こんなに道路が汚い街は、パリ以来だなぁ、と思いました。
街並みはとてもキレイですし、
アムステルダム中心にも緑がたくさんあって、
本当に素敵な街なのですが、
道路の汚さだけはもったいないなぁ、と感じました。
【物価高がハンパない】
超円安も関係していますが、
それにしてもオランダの物価はヤバイです。
スーパーで買う食品はお手頃なのですが、
外食になった瞬間にえげつない価格となります。
はじめてオーストラリアに行った時の
ハンバーガーの高さにビックリしたのですが、
今やオランダはそれ以上の価格でして、
２人で外食すれば、最低１万円は超えてしまいます。
感覚的に、一般的な日本のレストランの
３～５倍の価格となります。
まあスーパーの店員さんの時給が３０００円でしたので、
とにかく人件費が高いのですね。
今回、アムステルダムで日本人にほぼ合わなかったですし、
レストランに行くと白人の方しか居なかったのですが、
現地で働いている人（もしくは物価がオランダと同等の国の人）しか
外食できないよな、と感じました。
私たちのように、食べることが旅の目的の方には、
ぶっちゃけ、オランダやイギリス、アメリカ、ドイツなどは、
目的地としてはおすすめできないですね。
ホテル代もえげつないくらい高い上に
そこに１２．５％の宿泊税がかかるので、
もう本当に高いのです。
【総評】
街のキレイさは非常に魅力的なのですが、
また来たいか、と言われると、答えはＮＯですね。
総合的に見ると、スペインやイタリアの方が
何℃でも訪れたくなります。
