鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第4165回】 住宅営業マンとお客様との関係は、恋そのもの

2022年05月26日 | 住宅コンサルタントとして

今の時代、お客様は来場前にスマホで

住宅会社のことを予習してから来場します。

 

予習段階で、建物の雰囲気や会社の雰囲気が

自分に合わないと思った住宅会社には、

お客様は絶対に来場しません。

 

すなわち、来場して下さったお客様は、

その時点で訪問した会社のことを嫌いではないのです。

 

ある程度、好感を持った状態で来場して下さっています。

 

そこから商談は進んでいく訳ですが、

ある程度、いいなと思った住宅会社3~4社を訪問し、

いろんな打合せを薦めながら、最終的に1社に絞られます。

 

お客様の中で多いのは、

商談を進めていた3~4社の中から2社に絞り、

最終的に1社に絞る、というもの。

 

この2社に絞るところまでは、

優秀な住宅会社(営業マン)は残るのですが、

最後の1社に絞る際のお客様と住宅営業マンの関係は、

まさに恋人を巡る攻防そのものなのです。

 

最後の最後に選ばれる営業マンに共通しているのは、

やはり人の心の機微に敏感であり、

相手を喜ばせることが好きな人である、ということ。

 

恋愛に例えると、

最初から相手に好かれている訳ではないですが、

いろんなコミュニケーションを取っていく中で、

 

「あれ、この人といると、居心地が良い」

「この人、私のこと、すごく分かってくれている」

 

と好感度がドンドン上昇していき、

最終的に相手に好きになってもらう、

という感じに近いでしょうか。

 

マニュアル通り、型通りにお客様に対応する、

ということは当たり前に実行しますが、

それを超えた領域の行動を取れる営業マンが

最終的に選ばれる営業マンです。

 

逆に人に関心が低い、

異性に振り向いてもらおうと

試行錯誤をした経験が少ないタイプの営業マンは、

選ばれる率が低いような気がしています。

(←あくまで主観ですが・・・)

 

異性に振り向いてもらうために

いろいろと考え、試行錯誤をしたように、

お客様に振り向いてもらうために

試行錯誤できる人が伸びていく営業マンだと思います。


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