鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第4164回】 売れる営業マンと売れない営業マンの格差がますます広がる時代

2022年05月25日 | 住宅コンサルタントとして

今年に入っての各クライアント様の営業マンの

個人成績を見ていて、強く感じることがあります。

 

それは、話が長い営業マン、

やたら説明したがる営業マン、

自意識過剰な営業マンが本当に売れなくなった、ということ。

 

例えば10年前だと、

トップクラスの営業マンが年間18棟、

売れない営業マンが年間5~6棟、

というような成績だったのですが、

昨年や今年の場合、

トップクラスの営業マンが年間30棟、

売れない営業マンは年間2棟というような感じで、

とにかく売れる営業マンと売れない営業マンの差が

昔より大きくなっているのです。

 

トップクラスの営業マンの場合、

接客数に対しての契約率が50%を超えるのに対し、

売れない営業マンは10%以下。

 

より格差が大きくなっているのです。

 

圧倒的に売っている営業マンに共通するのは、

とにかく聞き上手で、

お客様がおっしゃったことに共感するのも上手い。

 

そして皆さん、本当に柔らかい接客をされるのです。

 

とにかくお客様からすると、

気持ちの良い対応をしてくれる営業マンなのです。

 

そして競合がいたとしても、高確率で勝つ訳ですが、

それは言わば、お客様に恋してもらうくらい、

ハートをがっつりと掴んでいるのですね。

 

そのポイントは何か、分かりますか?

 

ここをかなり因数分解して、今月、来月と、

各クライアント様にお伝えさせていただきたいと思っています。

 

知識と経験がどれだけあっても、

お客様のハートを掴めなければ、

最後にライバルに持っていかれます。

 

住宅業界の営業マンはお客様に

恋に落ちていただけるくらいの関係性を

構築しておく必要があるのです。

 

そこを理解できている営業マン、

無意識にそういうことができる営業マンと、

説明やメリット訴求で売れると思っている営業マンの差は、

圧倒的な差なのです。


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