鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3556回】 おもてなし力を磨くには・・・

2020年09月24日 | 住宅コンサルタントとして

商品で差がつきにくくなっている現在、

人で差別化をしていくことが、住宅会社にとって不可欠です。

 

このポイントを理解できない会社は、

いろんなFCやVCに加盟しまくり、

胡散臭いノウハウに飛びついたり、

煽り言葉満載のセミナーに出まくって、

ますます混乱していくことでしょう。

 

弊社のクライアント様の業績を

いろんな角度から分析したところ、

おもてなし力の重要性はゆるぎなく、

おもてなし力があるか無いかで

営業マン一人当たりの契約棟数は大きく変わります。

 

ではおもてなし力を高めるために、何が必要か?

 

そもそもおもてなし力とは、目に見えないもの。

 

気が利く対応をしてもらえるとか、

こちらが言う前にしてほしいことをしてもらえるとか、

心地良い対応をしてもらえるとか、そういったことです。

 

こうしたことが自然とできるようになるために重要なのは、

まずは自分自身が一流のおもてなしを数多く受けることです。

 

何をされたら嬉しいか?

何をしてもらえなかったら気持ちよくないか?

所作、声の大きさや話し方、空間、距離感の重要性などを

自身がたくさんおもてなしを受ける中で、

自分なりのツボが分かってくるのです。

 

このおもてなしを経験することを怠っていると、

いつまでたっても野暮ったくて心地よくない対応しかできない

(分かりやすく言うと、品の無い不動産屋の対応)ので、

まあお客様から選ばれなくなる確率が劇的に上がるのですね。

 

「このエリアは田舎なので、

そういう経験ができるお店が無いんです」

 

とエリアのせいにする経営者も居ますが、

そんなの時間とお金をかけて移動すれば解消できますよね。

 

おもてなし力を磨くには、一流のお店やホテルやバーに行って、

洗練されたおもてなしを多々、経験することです。

 

そのための時間とお金の投資を惜しんではいけません。

 

皆さんは、こうした経験を多々、積むことが出来ているでしょうか?

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