鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3535回】 意味・考え方・ストーリーを売る

2020年09月03日 | 住宅コンサルタントとして

「低気密・低断熱の家に住むと、

夜、エアコンをかけっぱなしにしなければ、

夏は眠れない、という人は多いと思います。

 

でもエアコンがずっとついている家で寝ると、

朝、起きると体がだるかったり、

夜中に冷えすぎたり、逆に暑くなって起きたりと、

質の良い睡眠が出来ず、体調が崩れがちになります。

 

また、日本の住宅における家庭内死亡事故は、

交通事故の3~4倍あって、

コロナで亡くなる方の死者数よりも圧倒的に多いです。

 

死者の大半は、冬場、お風呂場で溺死してしまうケースで、

これも家の低気密低断熱に原因があります。

 

幸せに暮らすための家。

 

その家の性能が悪いがために、家で命を落とすなんて、

あまりにも悲しすぎますよね?

 

だから性能の高い家を日本に普及させたいですし、

夏場でも安眠できる家をもっと増やしていきたい。

 

そんな思いで、私は住宅営業をやっていますし、

コストを抑えて高性能な家をお客様に提供できるので、

私はこの会社で働いています」

 

というのが、意味・考え方・ストーリーを売るということ。

 

皆さんは、機能や性能、モノを売っていませんか?

 

意味を売らなければならないのです。

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